アップルウォッチが死んだ

教訓、まず、アップルウォッチを充電器に乗せっぱなしにしておいてはだめ。使わないのなら、充電器からはずしたままにしておくべし。

次に、さらに大事な教訓、電子機器に愛着を持ってはだめ。たとえそれが、どんなに愛用した時計でも。

思い出すと悲しいから、事情はあまり説明したくない。要するに、充電器に乗せっぱなしにしていた、Mちゃんからもらった初代アップルウォッチが、熱々になって、電池が膨張して(?)画面が浮き上がってしまった。もちろんまったく作動せず。

Mちゃんにお詫びの電話をしたら、引火の恐れもあるから不燃物の上に置いておくように言われた。そして教訓2を教えられた。電子機器は消耗品だから、愛着を持ってはだめだと。それから、「4,5年も使えたのだから、上等だ」とも言ってくれた(慰めてくれた?)。

そう、私はなんにでも愛着を持つ傾向がある。電子機器で言えば、ずっと前使っていた超小型のVAIO。あの大きさのものはすぐに市場から消えたから、人気がなかったのかもしれないけれど、私は大好きだった。どこへでも持って行って、いろいろな場面での思い出がある。

今回死んでしまったアップルウォッチは、2017年夏から、数年前に新しいアップルウォッチを買うまで数年間、一人でがんばってくれた。その後、去年春までは、家では古いの、外出時は新しいの、と分けて使っていた。でも、4月に外出規制がかかってからから、ずっと家にいる間、新しい方に防水のベルトを付けて、それをつけることが多くなった。そして、そのまま年を越して、この数週間は古いのはずっと充電器に置きっぱなしで、さわりもしなかった……。ごめんなさい。

今朝、新しい方が十分充電できていなかったため、古いのを使おうと、手に取ったら、すごく熱くなっていた。熱い思いさせてごめん。こわしてしまってごめん。そして、本当に、本当にありがとう。去年春ごろから精神の回復が少し感じられるようになったのは、あなたに励まされて、家の中で足踏み(屋内ウォーキング!)を始めたおかげだから。それは本当にそうだから。

Mちゃんは「もう処分したほうがいい」と言うけれど、金属の箱の上に置いておいたら、万が一爆発しても大丈夫だと思うから、しばらくは捨てない。そんな! 捨てられないよお!

本当にごめん。そして、ありがとう! 初代アップルウォッチ!