『わたしの小さな古本屋』(筑摩書房)

二日で読み切った。倉敷で古本屋を営む田中美穂さんのエッセイ。すごくすてきなお店。古本屋さんをやろうと思い立って、その日から店舗物件を探し出すという美穂さんの行動力に感動する。

本屋さんになることは私の最後の夢。いまでも、いつかきっと……と思っている。この本を読んで、私は古本屋さんより普通の本屋さんが向いているかなと思った。

でも、自分の蔵書を売るだけならば、古物を売るための免許がいらないという情報を手に入れたので、古本屋さんならすぐにでも始められる♪と思った。でも、どの本を売るの? 思い入れのある本が多くてとてもだめそう。終活を始めなければいけない歳なのにぃ!

『あしたから出版社』(筑摩書房)

本を読んだ後に、紹介・感想ブログを書く(そもそもこの個人ホームページを更新する)という習慣が崩れてしまって、もうずっと書いていなかった。やはり「だれも読まないブログ」を書き続けるのはちょっとつらい? いやいやこれは脳活なんだから! 自分のためなんだから!

久しぶりに一日で一気読みした。一人で出版社をやっている島田潤一郎さんのエッセイ。とてもすてきな本を作っていらっしゃる。自分がやりたいことがしっかりとつかめていれば、夢は手の届くところにあるのだということを教えてくれた。

それに、本への愛がすごい! そうそう、そうなの~と思うところがたくさんあって、これまた久しぶりに思わずメモをとりながら夢中で読んだ。読んでいる間、ずっと紙の本の世界にいた!

 

【動画付き】実用・雑学文庫の本棚紹介

文庫の整理を続けている。今回は、歴史や宗教関連の数冊の文庫を除いて、ほかの実用・雑学文庫を全部一つの本棚に集めた。

 

ミステリー文庫に続いて、この棚の本も『蔵書マネージャー』に登録してみた。出版社ごとに集めて、あいうえお順に並べるようにしたかったのだが、アプリ上では出版社の名前がうまくあいうえお順に並ばない。とりあえず、実際の本棚はそのように並べてみた。

整理してびっくりした。4冊ほど、二冊買っている本があったのだ。ずっと気づかなかった。捨てるのはもったいないから、トイレに並べることにした。出窓のあるトイレはいつも明るくて、本を読むのにはちょうどいい。老眼鏡も常備!

【動画付き】本棚紹介動画第9弾

引きこもりシニア生活の記録を残そうと、「小さな幸せ ごちゃまぜ」と題してYouTubeチャンネルを作ったけれど、やはり本の話が多くなった。

今回は20余冊しかない理系・デジタル系の本の紹介。内容がよく理解できていない本が多いから、ざっと背表紙だけ撮ればいいのに、それでは写真一枚ですんでしまうから……と思って、本を手に取り始めたら、こういうことになった!

本棚紹介動画を撮ろうと思うと、同じカテゴリーの本を集めるために家中の本棚をチェックするから、忘れていた(!)本を見つけたりしてとても楽しい♪。それに、本棚の掃除をするから一石二鳥! 途中で、見つけた本に読み耽って、気が付いたら夕方になっているのはいつものこと……💦。

この動画には、チャンネル史上初の(!)「低評価」が付いた(低評価は表示されないようになっているのだけれど、動画アップ主にはわかるようになっている)。ちょっとショック。ま、IT機器の古い「攻略本」ばかり紹介しているのだから、無理もないけれど。でも、本を捨てられないたちだから、こういう本がたまっていくのさ……。

 

思い出の本が見つかった

昨日おもしろいことが起きた。どういう経過でそうなったのか、すでに記憶がさだかでないのだけれど、おそらく、子供の頃に読んだ本を思い出している時に、「例の絵本」を探してみようと思いたったのだろう。

例の絵本とは、今の天皇陛下のお父さん(上皇)についての本で、彼がエリザベス女王の戴冠式に参列した時の様子を描いた見開きのページが深く記憶に刻まれている本だ。

この本はこれまでも何度か「天皇」「昭和の絵本」などの言葉で検索していたが見つからなかった。

それもそのはず、絵本のタイトルが間違っていた。『皇太子さま』だったのだ!   昭和28年日本文化社発行。ネットにあがっていた中身の写真の中に、戴冠式の風景のページもあって、その構図はまさに記憶の中の絵と同じだった。ただ、記憶の中ではもう少し暗くて、荘厳な感じがしていた。幼い私が頭の中で作り上げた映像だったのだろう。

この本をもう一度手に取ってみたい!と思って探したら、ネットで2冊売っていた。最初に見つけた一冊は3万円近くして、「そこまではほしくないかな~」とか思っていたら、5分の一くらいの値段でもう一冊見つかった! 状態はあまりよくないみたいだけれど、あの見開きページをもう一度見られればそれでいい。

こういうのはタイミングだから、すぐに注文したほうがいいのだけれど、ここから注文すると送料が本よりも高くつくみたいで躊躇する。だから、ネットでよく買い物をする東京の友人に手に入れてもらえないか、頼んでみるつもり。

 

【動画付き】シニアの本棚紹介

本、本屋さん、図書館、本棚、書庫……言葉を聞いただけでワクワクする。だから、YouTubeで「小さな幸せ いろいろ」チャンネルを始めた時、本棚紹介をぜひやってみたいと思った。

「手ぶれ」問題の解決策がなかなか見つからないので、今もブレブレの動画の投稿を続けているけれど、動画を撮る前に本棚を整理するのもすごく楽しいので、この活動は続けようと思う。

 

 

 

【動画付き】「蔵書マネジャー」使ってみた

ちょうど一年くらい前から使い始めた蔵書管理アプリ『蔵書マネジャー』。今回は時代小説文庫本を登録して、その経過を動画にまとめた。蔵書を簡単に登録・整理したいと思っている人にお勧めのアプリ。

現在登録してあるのは、漫画本と時代小説文庫本の合計2000冊。本棚を片付けていると「図書館の人」になった気分で楽しい♪

『増田義一伝』実業之日本社

この本を読む前は、実業之日本社の増田義一さんが、書籍の再販制度の確立に大きな役割を果たした人だということしか知らなかった。

この本はたくさんの新発見と感動を与えてくれた。大隈重信などの歴史的人物と親交があったこと、再販制度だけでなく、日本の出版界に大きな影響を与えた方だったことなど、知らないことばかりだった。歴史にひどくうとい私でも、大隈重信、渋沢栄一、新渡戸稲造といった、増田氏に絶大な信頼を寄せていた名士たちの名前は聞き及んでいる。すごい時代だったのだなぁと思う。

一番感動したのは、増田氏の人となりだ。もちろん、美化されている部分もあるかもしれないから少しは差し引いて受け止めないといけないのだろうが、それにしても立派な人だった。誠実に生きるということはこういうことなのか……と大いに考えさせられた。そして、日本の若者や社会のことを真剣に考え、出版にたずさわっていくこと、生きていくことの大切さを教えられた。

『桶川ストーカー殺人事件―遺言』新潮文庫

最近ではめずらしく、一気に読了した本。

「お巡りさんって信じてはいけないの?」――とても悲しい、でもおそらく心にとめておかなければいけない疑問が残った。本や新聞に書かれていることや、テレビのニュースで流されていることを真実だと信じていた子供の頃を思い出した。

個人的には警察にいやな印象は持っていない。どちらかというと、いい思い出しかない。

小学校の頃、通学路にあった交番でよく見かけたやさしいお巡りさんのこと、数年前、以前あった花屋さんがどれも姿を消していて、お墓参り用の花を用意できなくて困っていた時助けてくれた交番のお巡りさんのことなど、今思い出しても暖かい気持ちになる。

あ、今、思い出した。車を運転していた友人がスクーターと衝突したあと、警察署に付き添った時には少しいやな思いをした。うん、あれはちょっといやだったな……。

本書に描かれた警察はおそろしい。

「警察官も所詮サラリーマンだ」というような言葉が書かれていた(正確な言葉は覚えていない)が、確かにその通りなのだろう。でも、「私たちを守ってくれる」という期待もしてはいけないのかと思うと、悲しいし、おそろしい。

警察とか消防、自衛隊とか病院などなど、なんとな~く「私たちを守ってくれる」ような気がしている機関・団体に属している人たちには、いつも感謝しているのだけれど、それも私が抱いてる幻想にすぎないのかと考えさせられる一冊だった。

『天才柳沢教授の生活』講談社漫画文庫

ブログが書けない。最近は一日中(正確には4,5時間)YouTubeを観ている。吹き替え版のアガサ・クリスティー原作ドラマを三本観た日は5時間以上。そのほかにも、延々とただ、ただ観ている。

それ以外の時間は本を読んでいる。今、読み返しているのは大好きな柳沢教授の本。全17巻だから読みでがある。たぶん今回で読み返したの4回目くらいだと思う。何度読んでもおもしろい。

今回、作者の山下和美さんのことをちょっと調べてみたら、なんと、最近、豪徳寺にある尾崎行雄の家(洋館)を保存するために、自費で購入したといったような情報(まだくわしくは調べていないのだけれど)があって、びっくりした。

びっくりしたのは、最近クリスティーのドラマをずっと観ていて、イギリスの田舎の家とか、小さなお城とかいいなぁ…と思って、そう言えば、日本の洋館っていうのもいいよねぇ…と、グーグル検索とかしていたから。

話を柳沢教授に戻すと、彼は私の「理想の男性」の一つの形。もしかすると、自分自身が教授のような人間になりたいのかもしれないけれど、教授の奥様がうらやましくてたまらないから、やはり理想の男性なのだと思う。見た目も、中身も。作者の山下さんのお父様がモデルだという話だから、こういう人、実際にいるんだね! 出会いたかったな!

あ、YouTubeと本以外に、古琴も少しは弾いているよ。『文王操』を一回だけ…なんていう日もあるけれど。なにしろ心身ともに不調。