【動画付き】実用・雑学文庫の本棚紹介

文庫の整理を続けている。今回は、歴史や宗教関連の数冊の文庫を除いて、ほかの実用・雑学文庫を全部一つの本棚に集めた。

 

ミステリー文庫に続いて、この棚の本も『蔵書マネージャー』に登録してみた。出版社ごとに集めて、あいうえお順に並べるようにしたかったのだが、アプリ上では出版社の名前がうまくあいうえお順に並ばない。とりあえず、実際の本棚はそのように並べてみた。

整理してびっくりした。4冊ほど、二冊買っている本があったのだ。ずっと気づかなかった。捨てるのはもったいないから、トイレに並べることにした。出窓のあるトイレはいつも明るくて、本を読むのにはちょうどいい。老眼鏡も常備!

【動画付き】本棚紹介動画第9弾

引きこもりシニア生活の記録を残そうと、「小さな幸せ いろいろ」と題してYouTubeチャンネルを作ったけれど、やはり本の話が多くなった。

今回は20余冊しかない理系・デジタル系の本の紹介。内容がよく理解できていない本が多いから、ざっと背表紙だけ撮ればいいのに、それでは写真一枚ですんでしまうから……と思って、本を手に取り始めたら、こういうことになった!

本棚紹介動画を撮ろうと思うと、同じカテゴリーの本を集めるために家中の本棚をチェックするから、忘れていた(!)本を見つけたりしてとても楽しい♪。それに、本棚の掃除をするから一石二鳥! 途中で、見つけた本に読み耽って、気が付いたら夕方になっているのはいつものこと……💦。

この動画には、チャンネル史上初の(!)「低評価」が付いた(低評価は表示されないようになっているのだけれど、動画アップ主にはわかるようになっている)。ちょっとショック。ま、IT機器の古い「攻略本」ばかり紹介しているのだから、無理もないけれど。でも、本を捨てられないたちだから、こういう本がたまっていくのさ……。

 

思い出の本が見つかった

昨日おもしろいことが起きた。どういう経過でそうなったのか、すでに記憶がさだかでないのだけれど、おそらく、子供の頃に読んだ本を思い出している時に、「例の絵本」を探してみようと思いたったのだろう。

例の絵本とは、今の天皇陛下のお父さん(上皇)についての本で、彼がエリザベス女王の戴冠式に参列した時の様子を描いた見開きのページが深く記憶に刻まれている本だ。

この本はこれまでも何度か「天皇」「昭和の絵本」などの言葉で検索していたが見つからなかった。

それもそのはず、絵本のタイトルが間違っていた。『皇太子さま』だったのだ!   昭和28年日本文化社発行。ネットにあがっていた中身の写真の中に、戴冠式の風景のページもあって、その構図はまさに記憶の中の絵と同じだった。ただ、記憶の中ではもう少し暗くて、荘厳な感じがしていた。幼い私が頭の中で作り上げた映像だったのだろう。

この本をもう一度手に取ってみたい!と思って探したら、ネットで2冊売っていた。最初に見つけた一冊は3万円近くして、「そこまではほしくないかな~」とか思っていたら、5分の一くらいの値段でもう一冊見つかった! 状態はあまりよくないみたいだけれど、あの見開きページをもう一度見られればそれでいい。

こういうのはタイミングだから、すぐに注文したほうがいいのだけれど、ここから注文すると送料が本よりも高くつくみたいで躊躇する。だから、ネットでよく買い物をする東京の友人に手に入れてもらえないか、頼んでみるつもり。

 

【動画付き】シニアの本棚紹介

本、本屋さん、図書館、本棚、書庫……言葉を聞いただけでワクワクする。だから、YouTubeで「小さな幸せ いろいろ」チャンネルを始めた時、本棚紹介をぜひやってみたいと思った。

「手ぶれ」問題の解決策がなかなか見つからないので、今もブレブレの動画の投稿を続けているけれど、動画を撮る前に本棚を整理するのもすごく楽しいので、この活動は続けようと思う。

 

 

 

【動画付き】「蔵書マネジャー」使ってみた

ちょうど一年くらい前から使い始めた蔵書管理アプリ『蔵書マネジャー』。今回は時代小説文庫本を登録して、その経過を動画にまとめた。蔵書を簡単に登録・整理したいと思っている人にお勧めのアプリ。

現在登録してあるのは、漫画本と時代小説文庫本の合計2000冊。本棚を片付けていると「図書館の人」になった気分で楽しい♪

『増田義一伝』実業之日本社

この本を読む前は、実業之日本社の増田義一さんが、書籍の再販制度の確立に大きな役割を果たした人だということしか知らなかった。

この本はたくさんの新発見と感動を与えてくれた。大隈重信などの歴史的人物と親交があったこと、再販制度だけでなく、日本の出版界に大きな影響を与えた方だったことなど、知らないことばかりだった。歴史にひどくうとい私でも、大隈重信、渋沢栄一、新渡戸稲造といった、増田氏に絶大な信頼を寄せていた名士たちの名前は聞き及んでいる。すごい時代だったのだなぁと思う。

一番感動したのは、増田氏の人となりだ。もちろん、美化されている部分もあるかもしれないから少しは差し引いて受け止めないといけないのだろうが、それにしても立派な人だった。誠実に生きるということはこういうことなのか……と大いに考えさせられた。そして、日本の若者や社会のことを真剣に考え、出版にたずさわっていくこと、生きていくことの大切さを教えられた。

『桶川ストーカー殺人事件―遺言』新潮文庫

最近ではめずらしく、一気に読了した本。

「お巡りさんって信じてはいけないの?」――とても悲しい、でもおそらく心にとめておかなければいけない疑問が残った。本や新聞に書かれていることや、テレビのニュースで流されていることを真実だと信じていた子供の頃を思い出した。

個人的には警察にいやな印象は持っていない。どちらかというと、いい思い出しかない。

小学校の頃、通学路にあった交番でよく見かけたやさしいお巡りさんのこと、数年前、以前あった花屋さんがどれも姿を消していて、お墓参り用の花を用意できなくて困っていた時助けてくれた交番のお巡りさんのことなど、今思い出しても暖かい気持ちになる。

あ、今、思い出した。車を運転していた友人がスクーターと衝突したあと、警察署に付き添った時には少しいやな思いをした。うん、あれはちょっといやだったな……。

本書に描かれた警察はおそろしい。

「警察官も所詮サラリーマンだ」というような言葉が書かれていた(正確な言葉は覚えていない)が、確かにその通りなのだろう。でも、「私たちを守ってくれる」という期待もしてはいけないのかと思うと、悲しいし、おそろしい。

警察とか消防、自衛隊とか病院などなど、なんとな~く「私たちを守ってくれる」ような気がしている機関・団体に属している人たちには、いつも感謝しているのだけれど、それも私が抱いてる幻想にすぎないのかと考えさせられる一冊だった。

『天才柳沢教授の生活』講談社漫画文庫

ブログが書けない。最近は一日中(正確には4,5時間)YouTubeを観ている。吹き替え版のアガサ・クリスティー原作ドラマを三本観た日は5時間以上。そのほかにも、延々とただ、ただ観ている。

それ以外の時間は本を読んでいる。今、読み返しているのは大好きな柳沢教授の本。全17巻だから読みでがある。たぶん今回で読み返したの4回目くらいだと思う。何度読んでもおもしろい。

今回、作者の山下和美さんのことをちょっと調べてみたら、なんと、最近、豪徳寺にある尾崎行雄の家(洋館)を保存するために、自費で購入したといったような情報(まだくわしくは調べていないのだけれど)があって、びっくりした。

びっくりしたのは、最近クリスティーのドラマをずっと観ていて、イギリスの田舎の家とか、小さなお城とかいいなぁ…と思って、そう言えば、日本の洋館っていうのもいいよねぇ…と、グーグル検索とかしていたから。

話を柳沢教授に戻すと、彼は私の「理想の男性」の一つの形。もしかすると、自分自身が教授のような人間になりたいのかもしれないけれど、教授の奥様がうらやましくてたまらないから、やはり理想の男性なのだと思う。見た目も、中身も。作者の山下さんのお父様がモデルだという話だから、こういう人、実際にいるんだね! 出会いたかったな!

あ、YouTubeと本以外に、古琴も少しは弾いているよ。『文王操』を一回だけ…なんていう日もあるけれど。なにしろ心身ともに不調。

『日本沈没』角川文庫

数週間続いているうつ症状の遠因の一つがこの本かもしれないと思って、「今日で終わり」にすることにした。つまり、残っていた百ページほどを斜め読みで一気に読了した。

地震に縁遠いシンガポールに住み始めて20年。帰京の折に地震があると、そのたびにすごく怖い思いをする。阪神や東日本の大震災関連の動画などを目にするとひどくドキドキする。この本は、そんな自分にはあまり向かない本かもしれない。

最近、日本での地震が多いような気がする。すごく心配。この本を読んでいたせいだけれど。名作だと思うし、考えさせられることもとても多かったけれど、精神が弱っている時に読むとかなりきつい。

映画やドラマでは小説と終わり方が違うらしい。いつか観るかもしれないけれど、今はひとまず「日本沈没」の話は頭から追い出したい。

漫画本の総数がわかった

2月18日に漫画本の本棚を整理した話をブログに書いた。その時、蔵書アプリの導入と、漫画本の数を数えることを目標としてあげた。その後、「蔵書マネジャー」というアプリをインストールして、使い始めた

試行錯誤の連続だったけれど(それはまだ続いている)、10日間ほど、毎晩少しずつ漫画本を「登録」して、ついに終了!

漫画本蔵書数は1553冊だった! ざっと本棚をながめた感じで1400冊くらいかなと思っていたから、まあ予想通り。

登録中に読み直したい本が続々出てきて、その誘惑に負けないようにするのは大変だった。今、一区切りついたところで(文庫本も登録するか思案中)、堂々と読み直ししている。大好きな「柳沢教授シリーズ」。一冊目を読み直している時、なぜだか涙が出て止まらなかった。全然悲しいお話ではないのに!

蔵書マネジャーはとてもいいアプリだから、いつか詳しく書いてみたいし、できたら動画も記録として残しておきたいけれど、今はまず漫画の読み直し。緊張を解いて、ずっと続いている頭痛を治したい。