【動画付き】古琴『四大景』をやっと練習

四か月ぶりに古琴の動画を投稿した。

正直に言うと、去年10月に投稿した『龍翔操』があまりに「不評」(??)でモチベーションを失った。動画は自分のための記録、反省材料のために撮っている。だから、誰にも観てもらえなくてもいいのだ……と決めてはいるのだけれど、やはり、ちょっと気にしていたんだなぁ~視聴回数。おバカな私。

先週、古琴チャンネルにも関わらず、二胡動画を投稿して、なんだか吹っ切れた。あの動画は完全に自分の記録のためだもの。でも、「年齢なんて関係なく、好きな楽器を弾きなさいよ♪」みたいなコメントが寄せられて、すごくうれしかった。そうだよね。好きだったらいいんだよね。楽しかったらいいんだよね。

だからこれからは好きな時に、好きな動画(「中国楽器」しばりで)を投稿していこうと思う。

二胡曲『良宵』の動画をあげてみた

何をしているんだかなぁ……。

去年(2023)11月に二胡のレッスンを再開した。すっかり忘れていて、ひどく落胆し、やる気を失いそうになったけれど、4回分の月謝は払ってしまったしなあ……ということで、すぐにはやめられず、ものは試しと、17年前に坂田先生の前で弾いた『良宵』の練習を始めたら、頭の中にメロディーが残っていて、びっくりした。

そのあと数回のレッスンをこの曲に費やした結果がこれ。

この動画は先週のレッスンの時に、P先生から勧められて撮ったビデオ。先生が一緒に弾いてくださっているので、ひどく音程を狂わせているところ以外は、私の音は隠れている💦。

この曲は大晦日に作られた曲らしいので、昨日の夜(今日は旧正月当日!)、急遽YouTubeへの投稿を決めた。

古琴動画は、モチベーション低下でぜんぜんアップしていない。レッスンをとっていた時代のW先輩に頼めば、レッスンをしてくれると思うのだけれど、何もかもが億劫になっている……。これまでに習った曲を一日に1曲か2曲弾いて、なんとか忘れないようにするのが精いっぱい。中にはまったく忘れている曲もある……。今日はこれから何か練習しよう……ねっ!?

【動画付き】『龙翔操』を弾いてみた

古琴動画投稿はモチベーション維持のために続けたいと思っているのだけれど、なかなかできない。ビデオを撮ろうと思うと、練習するからそれがモチベーションになるわけだけれど、いざカメラを回すと、すごく緊張して、簡単なところで間違えたり、暗譜していたところを忘れたり、何度も撮り直す。それがまた練習になるからいいのだけれど、ちょっと疲れる……。

結局は間違えたところをカットしたりして「編集」するのだけれど、弾き忘れた箇所はあとで足せないから、今回の動画もちょっと悲しい結果に……。でも、久しぶりにブログに動画投稿の報告をしようと思い立ったので、これもモチベーション維持活動、脳の老化防止活動の一環として記事にすることにした。

【動画付き】古琴で『鎌倉』を弾き語り

自ら選んでそうしているとはいえ、独習はモチベーションの維持がむずかしい。2020年にレッスン受講をやめるまでに習った曲をひたすら復習する毎日。この3年間にいくつか新曲の独習を試みたけれど、やはりむずかしい……。

モチベーションの維持と息抜きのために、ときどき日本のなつかしい曲を弾く。自己流で弾き方を考えるから、めちゃくちゃなんだけれど、たま~にすごく気持ちのいい音が出てうれしくなる。

一応弾き方を決めたら、記録のために動画を撮る。でも、いざ撮影!となると、めちゃくちゃに手に力が入る……緊張してしまうのだ。

誰に期待されているわけでもないのに。自意識過剰。動画を観返すと自分でも笑ってしまう。ふふふ。でも、今回はフリー素材できれいな写真や面白い絵が見つかったから、それだけでも成果あり!

歌が下手くそなのはもう慣れた……。無視っ!

 

【動画付き】ファン・ヒューリックの本

日本における古琴の歴史はウェブ情報で何度も読むのだけれど、年季の入ったこの頭にはなかなか記憶が定着しない。確か、遣隋使とか遣唐使の時代に伝来し、平安時代には貴族たちによく弾かれたけれど、一度すたれて、江戸時代に復活したというような感じだったと思う(あまりにざっくりした把握の仕方!)。

そんな記憶の中で、いつも思い出すのは、東皋心越禅師、浦上玉堂さん、ファン・ヒューリックさん、そして坂田進一先生だ。

ヒューリックさんのことは十数年前、坂田先生からお聞きした。その頃はまだ古琴の練習を始めていなかったかもしれない。というのは、まず読んだのはヒューリックさんが書いたミステリ(?)小説、『ディー判事』シリーズだったからだ。学生時代よく読んだハヤカワ・ミステリを久しぶりに手にした。

今では絶版になっているようだけれど、挿絵もヒューリックさんによるもので、私にとっては貴重本!

その後古琴を練習するようになってから、ヒューリックさんが書かれた古琴の本を読んでみたいと思うようになった。なかなか手に入れる機会がなかったが、今年になってやっと手に入れた。

下の動画は、この本の一部を読むという、あまり動画にする意味のない動画だけれど、一人でも多くの人にこの本のことを知ってもらいたい(古琴を弾く人はもうみんな知っている??)と思って作った。

この本はまだ少しずつ読んでいる最中。先を読むたびに、彼の知識の深さに感動する。全部読み切れるかどうかわからないけれど、心に残った個所に印をつけながら、じっくりじっくり読んで行こうと思う。

古琴の練習も同じ、じっくりじっくり。一音一音に意味があることを肝に銘じて、ていねいに練習したいと思う。

【動画付き】苦手な曲『碧涧流泉』の克服

先々月上京した時に、単発でレッスンをしてくださるという先生のところに3回通った(別ブログあり)。自分の不注意からビデオ撮りも音撮りも失敗して、残念訪問ではあったのだけれど、その時に習った曲が通して弾けるようになったので、ビデオを撮り、記録に残しておくことにした。

いつものように、緊張してやたらと手に力が入っていて、メリハリのない音の連続だけれど、忘れる前に何とか記録を残しておきたかった。

これでも、何度も撮り直した最終形。結局、全部通して間違いなく弾くことができず、間違いが少なかった二本のビデオをつなげた💦

この曲ははじめに習った時に、弾き方が納得いかないところが何か所かあったり、旋律を覚えられなかったりで、ギブアップした曲だった。数年前に先輩に頼んで、じっくり教えてもらった少し苦手感は減っていたけれど、今回、とても細かく教えていただいて、すっかり苦手感がなくなった♪♪

まだうまく弾けないけれど、今、暗譜で弾ける数少ない曲の一つだから、大事にしようと思う。

実はもう一つ、大の苦手曲がある。『四大景』……。これはとても元気のよい曲(私にはそう聞こえる)で、弾くのに体力・気力が必要。ずっと前に教えてくださった先生も、レッスン中に、「この曲は若い人向きかもしれないね。もっと力がないと無理かも」とおっしゃっていた。だから、完全にあきらめていたのだけれど、昨夜、ふと「挑戦してみようか」と思った。

私にはほかの古琴曲とはまったく違う風に聞こえる。民謡のような歌、と解説している記事もあった。それに、確かに力がいる。なんと前半は「撮」「 拨拉」の連続……。旋律も取り留めなくてまったく覚えられそうにない!

でも、モチベーション維持のために、新しい曲(本当は一度習っているけれど)に挑戦するのはいいことだろうと思う。弾けるようになったら、またブログで報告したい。

 

古琴曲当てクイズ動画第3弾

「乗りかかった舟」方式で、視聴者数を無視してアップした曲当てクイズ第三弾、上級曲編。

そもそも、「出題曲が弾けない」という大きな問題を抱えていることを完全に無視して動画制作に取り掛かった。おまけに、曲によって調弦が異なるという問題も発生。二日がかりの撮影、何度も弾き直したから練習にはなったのだろうけれど、動画編集にまた数時間をかけているうちに、「あれ? これ本末転倒になっていないか? こんなことしている間に、もっと古琴の練習したほうがよくないか?」という自覚に到達。もっと早く気づけ~!!!

【動画付き】古琴で曲を練習する

以前にネットで見た「曲の練習方法」を実践するために、いくつかの曲の「練習回数」を記録する表を作った。目標は500回通して弾くことだから、何年かかるかわからないけれど、ともかく4つの曲に関して記録をとろうと思う。

2000年以前に習っていた先生は以前として中国に戻ったきりで、もうこちらの家は人に貸しているらしいから、しばらくは独習を続けるしかないようだ。いろいろ工夫してモチベーションを保ちたいが!

古琴教室 in 東京

ほとんど一か月ぶりのブログ。いつも使っているコンピュータでないと(現在一時帰国中)、ブログや動画の投稿といった作業がスムーズにできない。気持ちに余裕がないのか、なかなかそういう気になれない。

……といったよけいな話は横に置いておいて、肝心な古琴の話。東京で古琴を習いたいと思ったら、選択肢はすごく限られている。「東京 古琴教室」というキーワードで検索してひっかかるのは、中国屋楽器店と、横浜中華芸術学校(東京ではないが)、日本古琴振興会の三つ(前者二つの教室の先生は同じ先生のよう)。

今日はその一つ、日本古琴振興会の武井先生の教室にうかがった。

残念ながら写真がうまくとれたのは玄関のドアだけ! 教室内でも写真やビデオを撮らせていただいたのだけれど、シャッターがきちんと押せていないかった! 最近の私にはよく「あるある」事件。写真やビデオはまた次回!

その代わり、今回は振興会のウェブサイトへのリンクを張らせていただく。

実はレッスンをとらせていただくのは今日で3回目。毎回、とても楽しく教えていただいている。習ったのは『碧澗流泉』。この曲は苦手で、数年前に習った後、ずっと放ってあった。それをていねいに、きちんと「泉のイメージ」を持って弾くことを教えていただいた。ある意味、「眼からウロコ」だった。

曲が風景や心象を描いていることはわかる。曲を聴いてそれを感じることもある。でも、それを「表現する」ことに真剣に取り組んだことがなかった。自分には無理と思っているから。でも、武井先生の説明や風景の描写を何度も聞き、それを頭に描くようにしていたら、今日、チラと見えた。泉の水が最後にたどり着いた大きな湖、あるいは大海の表面の細かい波、それが太陽の光で細かくキラキラと光っているイメージ。曲の最後のハーモニクスの部分でそのイメージが見えた。すごくきれい!

もちろんイメージが見えたとしても、それを表現するのは、まったく別の次元の問題だ。でも、ほんの少し、古琴に近づけた気がする。武井先生ありがとうございました!

 

古琴クイズ動画をアップした

最近は動画をアップしても、ブログに書かないことが多くなった。かなり全般的にモチベーション低下。今日は「えいやっ!」と気合を入れて書いてみた。

「最初の一音で曲がわかる説」の検証(?)動画アップの報告。今日アップしたのは第二弾で、あと一つ第三弾が続く予定なのだけれど、モチベーションが維持できるかどうか…💦。

初・中級曲を使った曲当てクイズ:

中級曲を使った曲当てクイズ: