坂田進一先生ご逝去

2022年6月24日、坂田進一先生が亡くなった。

bilibiliという中国の動画サイトに28日に訃報が投稿されていた。

https://www.bilibili.com/video/BV1K3411A7g8/?spm_id_from=333.788

先生、天国でもたくさんの音楽をみんなに届けてあげてください。

数日前にbilibiliで先生の動画や録音を見つけてから、大喜びで観ていた。今日も観ようと思ってサイトにいってみて、「坂田进一先生于24日病逝,先生千古」という最新投稿を見つけた(今でも信じられない。誤報であれとさえ願っている)。

病気療養中であることは日本のウェブ情報で知っていた。数か月前、研究所を移転なさったときのスナップ写真を見て、ご快復、ご活躍をお祈りしたところだった。

先生、もう一度お会いして、改めてお詫びとお礼を申し上げたかったです。数々のご無礼、本当に申し訳ありませんでした。音楽を学ぶ者の姿勢を教えていただいたこと、心から感謝しています。

『玉堂琴譜』をネットで見る

以前にブログに書いた「学琴は一曲に止むべし。多曲を貪るなかれ。唯一曲を愛した古人は衆(おお)い。高き志があれば一曲にて足る」という浦上玉堂先生の言葉の出典がわかった。

今朝、国立国会図書館デジタルコレクションに収められた『玉堂琴譜』を見ていたら、それらしき言葉が目に入った。あ! ここにあったんだ!

左側のページの中ごろから始まる、浦上先生の厳しいお言葉。ひたすら耳が痛い。でも、凡人の初学者としては、いろいろな曲を弾いてみたいとつい思ってしまう。

いろいろ聴いたり弾いたりしているうちに、心に響く一曲が見つかって、心に従うように手が動いていくようになるだろう、いやぜひそうなってほしい!

こんなふうに、遠く南国から日本の江戸時代の資料を見ることができるなんて、夢みたい。昔はなんでもせっせと図書館に通ったのに! 普段、ちょっと抵抗のあるデジタルテクノロジーに感謝!

◆この本のデジタル版はネットで「玉堂琴譜」で検索するとすぐ見つかります。上に引用したページは24ページ目です。26ページ目から琴譜が見られます。私は結構感動しました。ご興味のおありのかたにはお勧めです!

 

【動画付き】古琴で『君が代』を弾き語り

「試作」と断り書きを入れてはいるけれど、まだその段階にも至っていないかもしれない。というか、そもそも、古琴の弾き方、歌い方が下手すぎ。おまけに緊張でガチガチになっているから、両手に力は入るは、声が裏返るやらで大騒ぎ。もし聴いてみようか、と思われた方には音量を小さくすることをお勧めします。お聞き苦しい音が少し目立たなくなります……😭。

楽譜を作るのにかなりの時間をかけたけれど、結局、この歌がそもそも「何調」なのかすらわからず、ウェブで見つけた簡単な楽譜を頼りに直感的に作るしかなかった。音楽素人の限界。

これからも改良を加えて行こうと思う。

英語の訳は、ウェブでいくつか見つけたけれど、どれも何となく納得がいかなかった。だから、自分で訳し始めたら、「もしかしてこれで歌える?」という感じがしてきたので、何か所か元の歌詞にない言葉(mountains、as you goなど)を付け加えて、歌えるようにしてみた(それ以外は、元の歌詞に忠実なほぼ直訳)。これも音楽素人、英語非ネイティブの仕事だから、独りよがりでしかないのだけれど!

この点も、これからも改良を加えていきたい。

しばらく『君が代』にかかりきりで、ほかの曲の練習がおろそかになった。今日は調弦を緊五弦に変えて、気持ちを新たに練習開始。

 

【動画付き】「もっと丸い手」で練習

先輩からチェックが入った。左手、力を抜いてもっと丸くした方がいい。右手も丸く、特に「勾」(中指下向き)を弾く時、「反り返らない」ように! 

私に欠けている基本中の基本。ひたすら練習するのみ。その初日に撮った記録動画の一部がこれ。

相変わらず動画の撮り方、編集の仕方がめちゃくちゃだけれど、記録と欠点再確認のための動画だがら、これでよしとしよう。さ、今日も練習するぞ!

帰ってきた古琴

実は2週間ほど前から、古い方の古琴を、弦の張替と「飾りの房」の交換に出していた。弦が安定するまで少し時間がかかり、今日帰宅。お帰りなさい! 欢迎回家!

弦はまだ少し不安定。弾くたびに調弦が必要。ペグの不具合でないといいけれど! 前に別の先生から指摘されたように、低音弦の「バス音」はひどくなったような気がしないでもないけれど、私の耳ではよくわからない。でも、音色が変わったのははっきりわかって、勝手が違う感じ。前と同じように弾けない。慣れるまでには時間がかかりそう!

弦と一緒に「飾り房」も換えてもらったけれど、色を重視して(以前ついていたのも緑)選んだために、一番廉価版になってしまった。あの時、迷ったのだけれど、ほかの房の色は新しい古琴についているものに似ていたし、そもそも廉価版のこの古琴に不釣り合いなものをつけて、居心地の悪い思いをさせたくなかった。

帰宅当初は房が長すぎて、床にだらりと垂れていた。房全体も櫛を入れていない髪の毛ようで、ぼさぼさ……色は気にせず、やはり高級そうなのにすればよかったか……と後悔しかけたが、気を取り直して自分で長さを調節することにした。

房の「構造」を調べているうち、意外に簡単に短くできた。そして、垂れている部分を「手櫛」で丁寧に梳いてあげたら、見違えるようにきれいになった。まだ縮れている糸があるから、思い立った時に「手アイロン」で直してあげようと思う。

今朝も調律から始めて、基本練習をみっちりやった。少し新しい音に慣れてきたみたい。古琴さん、これからもよろしくお願いします!

 

 

 

 

【動画付き】古琴基礎練習アイディア

8年くらい前に古琴のレッスンをとり始めた頃、なぜか、基礎練習というのをあまりやらなかった。結構いきなり、『仙翁操』や『秋風詞』といった曲を習った。だから、基礎がまったくなっていない。おまけにこの2年、自習を続けていたから、自己流の悪い癖がすっかり身についてしまった!

私の窮状を見かねた先輩がうちに来てくれて(私はまだ外出自粛中)、教えてくれたのが、この基礎練習の方法。早速試してみて、すごく気に入った。

悪い癖が抜けるまでにはまだまだ時間がかかりそうだけれど、じっくり治していこうと思う。最近は、毎日『仙翁操』を弾きながら、両手の形をチェックしている。

【動画付き】『帰去来辞』を歌ってみた

時間が経つのが早すぎる。もう六月。

その初日、大好きな成公亮老師のビデオに元気をもらって、また琴歌を練習してみた。

全曲は長くて、とても歌えない。でも、第一段だけでも、気分はすっかり、「わずらわしい生活を逃れて故郷に帰る陶淵明」の心境。個人的には、非常に俗っぽい、都会での生活のほうが今は性に合っている気がするけれど、いずれはこんな心境になれたらなと思う。

【動画付き】『极乐吟』を歌ってみた。

歌は苦手なのだけれど、「古琴を弾きながら、漢詩を歌う」というのに今ハマっている。簡単な曲で歌詞がついているものが見つかったら即練習!

この曲の歌詞は柳宗元の『渔翁』。曲自体は初級に分類されているのだけれど、例によって、簡単には弾けない。でも、ゆっくり一音ずつたどって、声を出していると、とても気持ちがいい。おじいさんが河辺で一夜を過ごし、大自然の中を漕ぎ去っていく……。

 

古琴の新曲?練習始めた!

実は「新曲」ではない。何年か前にZ先生から習ったけれど、苦手で、一度も復習しなかったからすっかり忘れてしまった曲。1から学び直すことにした。

今日、古琴の友達、というか、以前通っていた古琴学校の先輩が遊びに来てくれた。悶々とした自習生活に行き詰まりを感じてSOSを出したら、様子を見に来てくれたのだ。で、もちろん一緒に弾けるように古琴机をセットアップ!

2年以上会っていなかったから、近況報告にも時間をかけたけれど(両親や赤ちゃんも含め、家族全員がコロナにかかったそう!)、最後は一緒に古琴を弾いて、結局『碧涧流泉』のさわりのところの弾き方を習った。

既習曲とは言え、まったく覚えていないので、新曲と同じ。新鮮で楽しい😊 先輩はまた来てくれると言っていたから、しっかり練習しようと思う。

【動画付き】楽しく泛音の練習♪

自習の記録ビデオを撮ってみると、いろいろなことがわかる。泛音(ハーモニクス)の音質の悪さもその一つ。

「よし! 今日は泛音の練習をしよう! それも楽しく!」と思って撮ったのがこの動画。

いろいろやってみたら、ほかにも泛音だけで弾ける曲がたくさんあって、楽しい発見だった。