心静かに古琴を弾く

ウェブサイトを公開はしたけれど、コンテンツは完成には程遠い。ブログだけならば数日に一度、何か書けばいいわけだけれど、古琴の楽しさを伝えたいと思ったら、それでは足りない。でも、ともかく一番大事なのは心静かに古琴を弾くこと、聴くこと、味わうこと、考えること、感じること……となると、こんなもの書いている場合じゃないぞと思わないでもない。でも、乗りかかった船だ。ブログくらい書いてもいいだろう(このところずっと考えている「本末転倒」は絶対避ける!)。今日午前中は『平沙落雁』の最初から最後まで、譜を見直した。雁が飛ぶところも、水べりに降りてくるところも、実際に見たことがない。ウェブで検索して写真や絵を見ただけ。う~む、なんだかなぁ……。

古琴のこと書かなくちゃ

いま気がついた。古琴ファンをふやしたい!と思って立ち上げたサイトなのに、古琴のブログが一つもない。この一か月サイト作りに忙しかったから……。それにちょうど古琴レッスンは四週間の夏休み。いかん、いかん、だからといって、さぼってはいけない。実は、この休みの間に、これまで習った曲を復習しようという計画だったけれど、一週間たった今も、一曲目でつまづいている。『桃園春暁』という曲。いわゆる桃源郷を歌った曲で、天の声と呼ばれる、澄み切った倍音を出すハーモニックス奏法が続出。苦手。おまけに調弦の仕方がほかの大部分の曲と違うので、この曲を練習しているあいだは、ほかの曲が練習できず、忘れていく……嗚呼!