古琴日誌(6) 練習をしなかった日

昨日は、とうとうほとんど練習しなかった。

かろうじて弾いたのは『文王操』。それもたった一回、夜の11時すぎに。

自分がシングルタスク人間だということが最大の原因だが、外的要因は、この時期につきものの「あれ」。確定申告用の帳簿付けだ。一年分まとめてやろうとするから、どうしても三日くらい、かかり切りになる。昨日はその中日(なかび)。

とてもがんばったから、ほとんど終わったのだけれど、朝のコーヒーを片手に机に向かったから(そうしないと、帳簿付けに取り掛かれない気がした)、日課としている中国語のリスニングも、そのあとの古琴練習も、できなくなった。

朝から晩まで帳簿付けにかかりっきりだったわけではないから、ほかの活動をする時間がなかったわけではないが、午後に一度、古琴を弾き始めたところで電話がかかってきて、そのままやめたりして、結局夜中まで古琴の前に座らなかった。

なんか、落ち着かない一日だった。