百円均一のダイソーで売っている折り紙本。少し厚手の折り紙にいろいろな図案が印刷されていて、その一部に手紙を書くための線の引いてあるスペースがある。そこに手紙を書いてから、手順に従って折ると、表紙にあるような日本っぽいものができあがるという仕掛け。紙に図案がすでに描かれているというのは、折るだけで作る折り紙としては反則だよな~と思いながらも、こけしを折ってみた。
悪くない。大きいほうが百均本の紙を使って作ったもの、で、小さいのは普通の折り紙を四つに切って折ってから、顔とか着物とか書いた。悪くない。外国人へのおみやげとかにいいかもしれない、と一瞬思ったが、すぐに思い出した。折り紙になじみのある日本人は、山折りとか谷折りとかすぐイメージがわくし、きちっと端をそろえて折ることができる。以前、外国人に折り紙を教えようとしたとき、そもそも、きちんと二つに折る、というところからできなかった。なぜそうしないと出来上がらないのかがわからないようだった。特殊な外国人だったのかもしれないけれど、ともかく、折り紙は几帳面な性格でないとむずかしいと思う。だから、「几帳面な性格の外国人へのおみやげに最適!」としておく。桃太郎とか、だるまとか、日本についての話の糸口にもなりそう。
折り紙についてはほかにもブログを書いています。ぜひ当ウェブ内で「折り紙」で検索してみてください。(20190830)