古琴練習し過ぎ

左手親指で二本の弦を押さえて、そのまま滑らせて弾く箇所がうまく弾けなくて、何度も練習していたら、「マメ」ができて、痛くて弾けなくなった。それに、いつものように、右手の人差し指の爪がすっかりすり減ってしまった。

爪のほうは何とかなる。きっちり切って、また付け爪で数週間を過ごせば戻ってくる。でも親指の側面は、あの曲のあの個所を練習するたびにこういうことになる。そして、あの個所はかなり練習しないとだめだろう……。

マメが厚くなれば、痛くなくなるのか? でもすでにかなり厚い……これ以上厚くなると「見栄え」はよくない。それでなくても年を取った手は見栄えがよいとは言えないのに!

やはり『广陵散』への挑戦は無謀だったのだろうか? うん、その通り。でも、新しい音が数音でも弾けるようになると、うれしくてたまらない!