クレヨン画第9弾はトホホな結果に

ひょんなことから、お手本となる動画・原画・写真なしで、想像だけで絵を描くことになった。理由は、古琴動画に使う著作権フリーの画像が見つからなかったから。

お絵描き苦手人間、クレヨン画歴2年、今回9作目。これではうまく行くはずがない。しかも「画題」はかの有名な唐代の詩人李白の漢詩『子夜呉歌』。「ん??」

今回も撃沈。いつにもまして「トホホ」な結果。途中から自分でも何を描いているかわからなくなった。説明をさせてもらうと「長安の都のあちこちの家から、遠い国境の砦で戦う夫を思いながら、妻が冬用の服を叩いて準備する音が響いている」という情景を描きたかった。

林功さんという画家の方が書かれた同じ題材の絵を参考にさせてもらったけれど、彼の絵は街の部分だけだったから、遠い砦の要素を入れたことで、絵がごちゃごちゃになった。

でも、まあいいや。今回も描いていて楽しかったから♪ ←このいつものセリフ、だんだん「言い訳」に聞こえるようになってきた。

今回の絵を「クレヨン画ギャラリー」に入れるかどうか、迷ったけれど、いまさら隠してもしかたないということで、ギャラリーに展示決定!

あ、実はこの写真、少し「加工」してある(ズルっ!)。青のクレヨンの色が明るすぎたので、漢詩のイメージに合わせて全体を暗くした💦

漢詩の書き下し文は次の通り:

長安 一片の月
万戸 衣を擣(う)つの声
秋風 吹いて尽きず
総て是(これ) 玉関の情
何れの日か 胡虜(こりょ)を平らげて
良人 遠征を罷(や)めん