クレヨン画第12弾

なぜか心惹かれるベックリン作品の模写第二弾。『海辺の邸宅(ヴィラ)』と呼ばれるこの作品も『死の島』同様、いくつか違うヴァージョンがある。ウェブで調べた限りでは、人が立っていないヴァージョンも入れると六作。下の絵はおそらく4作目と思われる(それぞれの絵の制作年度がはっきりしない)。

夕日に照らされているこの海辺では、かつて惨劇があった。『海辺の城』という絵に描かれた、海賊による殺人と略奪。そこにたたずむ女性はその時の被害者か、その家族か……と、思いは広がる。

一週間くらいかけて、少しずつ少しずつ描き続けてきたけれど、今日、とうとうあきらめた。もう無理! これ以上描いても変になるばかり!……心がそういう状態になってしまった。本当はまだまだ「塗り足りない」ところだらけなのだけれど、なんだかよくわからなくなってきた。やめ時……ということで、またしても描きかけの絵ができてしまった。

でも……そう、また楽しかったからオッケー🙆。

YouTube動画とか、本とかを調べても、クレパス(オイル・パステル)の使い方を解説したものはたくさんあるのだけれど、クレヨン関連はほとんどない。でも、私は今、ぺんてるクレヨンに「はまってる」。少しでも図工コンプレックスを解消できたらいいな!と思って、自己流で描き続ける(柴崎先生も最近クレヨン画がない! 先生、新動画お願いします!)。

次はいつになるかわからないけれど、今度はもっとシンプルな「お手本」をさがして、きちんと完成させたい!!!

それから、今使っているのは16色だけれど、もう少し色の数を増やしたい。混色をして色を作るのが苦手だから、どうしても同じような色調の絵になってしまう。それを考えると、柴崎先生のお手本を見ながら描いた海の絵は、知らず知らずのうちに混色ができていて、彩り豊かに見える。先生の指導力すごい!

本当は、柴崎先生の動画を観ながら、同じものを何度も描くと、いい勉強になるのだろうと思う。でも、私にとっては、それはちょっと楽しくない。「うまくなる」ことよりも「楽しい」ことの方が大事だから、いつも新しいものを描きたい。たとえ描きかけになったとしても……。

「何なまいき言ってんの😠!」って思うけれど。

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