【動画付き】金子みすゞ『折紙遊び』の連続折り

折り紙ドールハウスの「ネタ切れ」で、動画の投稿ができなくなっている。そこで、ずっと気になっていた、金子みすゞさんの詩に歌われている六つの折り紙作品の「連続折り」を自分なりに折ってみることにした。

疑問点はいくつか残っている。

一つは虚無僧から鯛の尾への変化。私は伝承の「はかま」をそのまま横にしたものを使った(鯛のしっぽって「くびれ」部分がしっかりあるように思うので)けれど、くびれ部分をX型にする折り方もあった(ウェブ情報など)。

X型の場合、この時点で、もっと折り紙を「ほどいて」、4倍の大きさで作ることも可能になる。その場合はこのあとの作品はどれも4倍の大きさになって、最初の虚無僧とバランスがとれない。でも、最後に一枚の紙に戻すのは楽。

もう一つの大問題は、最後のお狐さん。これにはいろいろ説があるみたい。定説もあるようだけれども、さらっと紹介されている写真しか見つからなかった。なので、少し前に考え出した(すでにある折り方だとは思うけれど)「狐のお面」を採用することにした。

金子みすゞさんの詩は著作権の関係で引用するのがむずかしいようなので、彼女の詩のすばらしさが伝えられないのが残念! ウェブとか書籍で公式に紹介されているものを参照していただきたい。

【金子みすゞさんの簡単な紹介】
大正末期から昭和初期を生きた日本の童謡詩人。28歳(数え年)で自死という道を選んだ彼女の生涯は決してたやすいものではなかった。死後長らく忘れられていたその作品が世に認められるようになったのは、1980年代のことで、その後、広く読まれるようになり、今ではその詩は小学校の国語の教科書にも取り上げられている。

『大胡笳』の復習終わった!

先日の『大胡笳』の復習開始のお知らせブログに♡マークを三つもいただいた! それで、張り切って練習して、6日後の今日、一応の復習が終わったので、ご報告をすることにした。

この曲はとても長いことに加えて、「ほぼ忘れていた」ので、最初が本当に大変だった。でも、半ば過ぎるころから、なんと、「思い出してきた!」それで、4日目くらいに一応最後まで楽譜を見ながら弾けるようになった。

それから暗譜を試みたけれど、これが大問題。何しろ、かなり年季の入った「記憶装置」だから、詰めても詰めても出ていく……。雑念が入ったりした時には、あれよという間にどこを弾いているんだかわからなくなる

ただひたすらに弾いて6日目の今日、行き詰まりを感じて、ふと思い立って、戴晓莲老師の動画を観直した。すばらしい。もっと早く観直すべきだった!

一年半ほど前まで習っていた先生の先生だから、彼女の弾き方を学ぶのならば、とりあえずOKだろうと思って観始めたけれど、習った弾き方とは微妙に違う。どちらの方法で弾くのがいいか?

今は独習中の身だから、自分の好きな方を採用する(偉そうに!)ことにして、一部戴先生方式に変えることにした。そのため、何度も動画を観ているうち、いろいろ直したくなって、今日は半日、といっても2時間くらい、徹底研究に費やした。

おもしろい! 戴先生の動画は「簡略版」だが、それでも13分ある。手元にある楽譜は多分その3割増しくらいか? おそらく20分近くかかるだろう。でも、この曲はテーマが比較的わかりやすい(異国の地に二人の幼い息子を置いて、故国に戻る母親の想い)ので、ある意味弾きやすい。

一応最後まで復習できたところで、本来はここから「弾きこむ」のだろうけれど、ルンルン気分の今は、次の『龙朔操』の復習に早くとりかかりたい……。厳しい先生の耳に入ったら、雷を落とされそうな話! でも、楽しいから弾いているんもん♪ 好きな曲をたくさ~ん弾きたいよお!

『大胡笳』の復習開始

最近ずっと、『广陵散』以外に練習していたのは、『离骚 』と『华胥引』のみ。古琴を弾く人はご存じと思うが、この二曲を弾くためには、ほかの多くの曲と異なる音程に調弦しないといけない。そして、私の古い方の古琴は弦を巻き取る「ペグ」(中国語の名前を忘れた)がものすごく固くて、調弦に時間がかかるし、指先が痛くなるので、一度変えたら数日は変えたくない。

だからこの二曲を必死で復習した。『华胥引』は私の持っている楽譜だと見開きの2ページに収まる短い曲だから、すぐ復習できた。問題は『离骚 』。楽譜で言うと9ページの長さ。おまけに「ほとんど忘れていた」。だから、復習に一週間以上かかった……。とても好きで、よく弾いていた曲だったのに!

そして、やっと昨日、別の曲の練習のために調弦を変えた。こうなると、『离骚 』はまたいつ弾くのかわからない。また忘れてしまうのだろうなぁ……。

今回の調弦で弾ける曲は『大胡笳』と『龙朔操』。二曲とも、異国に連れていかれてしまった悲劇の女性にまつわる曲で、『离骚』同様、よく弾いていた曲。

まずは『大胡笳』から取り掛かったけれど、昨日はまったく思い出せず、結局1ページの半分くらいの第一段を、「新曲を弾くように」練習したところで力尽きた。

今日は少~し思い出してきたけれど、やっと2ページ4段までという感じ。全部で12ページもあるから、この調子だと10日くらいかかりそう。嗚呼!

『广陵散』は一日でも弾かないと、すぐに頭から抜けることがわかったから、30分かかる通し弾きが欠かせない。おまけに30分「ぶっ通し」で弾くと、もう、細かい部分練習のための気力が残っていない。ほかの曲を練習するなど、もってのほか。だから、午前中の練習はそれでおしまい。(こういうのも本末転倒って言う?)

そんなことでいいんかいっ!!

ちなみに、『广陵散』も調弦の仕方が特殊。しかも、お手本としている管先生の動画中の古琴が普通より半音高めに調弦されている。だから、うちの二台ある古琴のうち一台は、それに合わせて調弦し現在、『广陵散』専用になっている……。

今日はこれからもう一度『大胡笳』の練習。午後やった4段まで、覚えているかなぁ?

いろんなブログに♡マーク

このブログは、バリバリ文系シニア女子が、『たった一日で基本が身に付く! WordPress 超入門』という本を読んで、文字通り見様見真似でウェブサイトを立ち上げ、脳の老化防止活動の一環として気の向くままに書き続けている。

ここでちょっとまとめておくと、サイト作成のために使っているプログラム(という名称でいいのだろうか)はWord Press、サーバーはXServer、そしてWord Press上で使えるプラグインという、一つの用途に特化した小さなプログラムのようなものをいくつか使っている。

そのプラグインの一つが、WP Ulikeというもので、ブログの最後に♡マークをつけて、読者から「おもしろかったよ」と知らせてもらう機能。

前置きが長くなったけれど、今日話したかったのはこのプラグインのこと。このプラグインの機能の一つに、過去のブログに♡マークがつくと、「このブログに♡マークがつきましたよ~」と教えてくれるというのがある。

そのお知らせが、今日10個以上になっていた! 少し前のブログだけれど、折り紙のブログや、日記風なブログ、苦労して書いた中国語のブログなど、内容はいろいろ。おもしろいと思ってもらえてうれしい~!

本当にありがとうございました!

そう頻繁には書けないのですが、これからもなんとか続けたいと思っています。どうか、また読みに来てくださいね!

最後になりましたが、毎回ブログを読んでくださり、♡マークをつけてくださるQ先生、いつもありがとうございます。多謝!

『広陵散』(全45段)を聴く

三人の名演奏家による、45段構成の『広陵散』。それぞれに個性のある、すばらしい演奏。このページで一つにまとめておいて、何度も聴き返そうと思う。

管平湖 (1897-1967)
1953年にこの曲を打譜してくださった。その譜を見ながら聴いていると、本当にていねいに弾いていらっしゃることがわかる。まるで「こんな風に弾きなさいよ」と教えてくださっているよう。

吴景略 (1907-1987)
指が古琴の上を自由自在に動き回っている。楽器と人と音楽とが完全に一体化しているような感覚。そして、自由! 自由! 何にも囚われることのない自由がここにある。

吴文光 (1946- )
曲を解釈し、それを表現するというのはこういうことなのか。切々と情を訴えるとはこういうことなのか。曲の意味をとらえること、感じることが大切であることを教えてくれる。

◆最初の二つ動画には画像がついていないので、本当に二人の演奏家によるものか、疑問を呈しているコメントもありました。確かに、文化革命の時期に、古琴の記録は多くが破棄されたと聞いています。そのような歴史的背景も含めて、耳を傾けたいと思います。

【動画付き】折り紙で寝室と書斎を作ってみた

やっとできあがったチャンネル登録者900人達成記念・感謝動画。ビデオがなかなか撮れなくて、ずいぶん時間が経ってしまった。それに、今回はなぜか「縦長画面」になってしまって、いつもと勝手が違う。それに、部屋があまりに乱雑で実写できず、動画中で本物との比較ができなかった……。

これであとは浴室とトイレを残すのみ。「折り紙のおうち」を置いているコーヒーテーブルの大きさの都合で、部屋のサイズ、レイアウトは少し変えざるを得ないけれど、全体の雰囲気はかなり実物に近いものができそう……と自画自賛、というか、自分を奮い立たせて、折り紙活動続行。

疲れた

この数日、かなり疲れている。身体よりもたぶん心。


先週片づけたはずの机の上がまたごちゃごちゃ。

疲れたから、ちょっと休んで、ここだけでも片付けよう。

今日は完全に鬱の日だなぁ……。

机の上、少しだけ片づけて、がんばって古琴を弾こう。

 

 

折り紙チャンネル登録者900名!

もしかしたら、一瞬のことかもしれないから、急いで写真を撮って、急いでブログも書いておくことにした。登録してくださったみなさま、本当にありがとうございました!

最近は一日に一人増えるか増えないかというペースだから、800人からの道は長かった。ほぼ4か月かかっている。

チャンネルの中心となっていた「折り紙ドールハウス」というコンセプトがネタ切れで、維持できなくなっている現在、「そこがおもしろい」と思って登録してくださったかたには申し訳なく思う。

でも、なんとか細々と折り紙活動(=脳老化防止活動)を続けていきたいと思っているし、またなにかすごく面白いアイディアが出てこないとも限らない!! ですよねっ!?

夢は大きく……次は1000人目標だぁ!

 

 

管老師の動画を見つけた!

独習を続けている『广陵散』のお手本としているのは、管平湖老師の「音だけの動画」。どんな姿で演奏なさっていたのか一目見たいものだと常々思っていた。

そんな折、1956年のニュース画像らしい動画をたまたま見つけた。その中で、ほんの数秒だけれど、老師の姿が映っていた。感激!

 

一生が24時間だったら……

2019年の調査によると、日本の女性の平均寿命は87.45歳なのだそうだ。そして、健康寿命は74.79歳(2016年)。この寿命を24時間として、今、自分が「何時ごろにいるのか」というのを計算してみた。そしたら、びっくり仰天! なんと健康時間で言ったら、寿命が終わるまであと1時間もないことがわかった。


これはかなりショックだった。「もうだいぶ遅い時間だろうな」とは思っていたけれど、あと54分(3年弱)? これってかなりやばい。

今更ながら、この10年間、鬱やらPTSDやら、諸々の心身の不調につかまっていたことが悔やまれる。もう「元に戻る」ことは決してないのだけれど、残り少ない時間をなんとかもう少し元気に過ごせないだろうか……と、改めて考えさせられる結果だった。

ちなみにこの「時刻」の計算の仕方は、日本人女性の場合はこうなる:

(健康寿命)24÷74.79×自分の年齢=私の場合 23.1
→23時6分(0.1×60=6)
(平均寿命)24÷87.45×自分の年齢=私の場合 19.75
→19時45分(0.75×60=45)

「人生時計」というこの考え方は、最近パラパラとめくって読んでいる『100年カレンダー』(ディスカヴァートゥエンティワン)という本で見つけた。この本は、おもしろそうだと思って手に入れてみたのだけれど、思ったより分厚くてすぐには読めそうにない。ゆっくり読みながら作業をして、人生を振り返りつつ、この先のことを考えたい。

あ、今、気が付いた。私の姉さん、もう健康寿命過ぎてる……。でも、すごく元気。心身ともに健康で、おまけに頭もキレっキレ! なあんだ、(あたりまえだけれど)この数字はあくまでも「平均」ってことなんだね。私も姉さんと同じ遺伝子受け継いでいるはずだから、まだまだがんばれるかも! ちょっと光が見えた♪