ラジオ体操とアップルウォッチ

去年、一時帰国したとき、もう何年もラジオ体操を続けている姉のところに遊びに行った。最近、身体を動かす気持ちにまったくなれない私は、一度一緒にやってみて、これはだめだあ、と弱音を吐いた。そうしたら、姪が「おばちゃま、毎日やらなくてもいいんだよ。思いついたときにやるだけでいいんだよ」と声をかけてくれた。このアドバイスがツボにはまった。そうだ、思いついたときだけでいいからやろう。それでもやらないよりはましだ。

で、偶然は重なるもので、数日後、息子が古いアップルウォッチをくれた。私がテクノロジーに弱いことは息子も承知だ。使わなかったら返してね、と言われつつ、もらった。私も半信半疑でもらったら、これもツボにはまった。アクティビティの記録と、バッジがもらえる仕組みが実にすっぽりはまった。アップルウォッチをつけたままラジオ体操第一と第二をやってみたらエクササイズの記録が6分増えた。目標を何日かこなすと、バッジがもらえることもじきにわかった。ごほうびをもらえるのはいくつになったってうれしい。

で、話を短くすると、それ以来約一年半、アナログのカレンダーの助けもあって(ラジオ体操をした日にはお楽しみシールを貼る!)、1週間に6日は体操を続けている! 姪のSちゃんありがとう、おばちゃまはがんばっているよ。ガジェット・ヲタク(?)のMちゃんありがとう! お母さんは今アップルウォッチのエルメス版を狙っているよ!