この四枚の写真は悪戦苦闘の足跡! 今回はビギナーズラックはなし。初回のトライは紐を引き締め始めたときに、「え、えっ!」となった。自分では本の通りにやったつもりだったから。二回目は多少ましになって、網目状になっている部分が出てきてはいるが、写真に撮ったこの段階ですでにだめだとわかった。三回目は二回目からあまり進歩なし。そこで、参考書を日本語の本に変えてみた。この本に載っている結び方は、できあがりは中国版と同じだが、結ぶ順序が違う。それに引っ張り出す「耳」の数が少ないので、中国語版と同じ数にしてやってみた。(最初の三回も、四回目のこの写真と同じように待ち針を使って作りました)。でも、この耳を一つ増やしたことで、作り方の説明が用をなさないものとなってしまい、見るも無残な結果に。よけいなことしなきゃよかったと思いつつ、やはり「耳」がたくさん出っ張っているのが作りたくて、中国語版に戻って、説明をしっかり読み、「科学的分析」をして、法則性を見つけて、再挑戦!
できた! でも、耳を引き出したあとの完成形、ちょっと中央部分がもこもこしている……最後の「紐を引き締めて形を整える」という部分に関して、中国語版ではまったく説明も、注意もなかったので、適当にやったら、こうなった。あとで見たら、日本語版には、最初から全体に締めていくのではなく、順送りに少しずつ形を整えながら締めていくようにと注意がついていた! 正直、結び終わったとき、「できたぞ!」と思ってあせって引っ張った。何事につけ、あせりは禁物。心配性であせり症・あわて症の管理人にはまたいい勉強になりました。それから、やはり説明書は先にきちんと読みましょう!
一回のトライに1時間半から2時間くらいかかっています(違う日にやりました)。時間と根気が必要な伝統工芸!
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