シンガポールで日本の祭り

秋田市で8月上旬に行われる竿燈(かんとう)まつりの出し物が、今(2019.6.6-9)セントーサのリゾートワールド地下の広場で行われている。提灯がたくさんついた竿を額や腰、肩にのせてバランスを取りながら動く。ビル二階分の高さの天井ぎりぎりにまでとどく竿。数十個の提灯。すごく重たそうで、バランス感覚もさることながら、すいぶん力持ちだなあと感心する。太鼓の伴奏は村祭りの囃子のように、日本人の心を揺さぶる。

そのあと、阿波踊りもあった。高円寺阿波おどり振興協会の人たちみたいだった。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々!」という徳島の阿波踊りの歌の出だしを思い出したけれど、「みんなで踊ろう」のコーナーになっても参加者は少なくて、ちょっと申し訳ない気持ちになった。せっかく来てくれたのに。と言う管理人も、日本人に流れる「お祭りの血」は騒いだけれど、あの雰囲気では飛び入り参加はできなかった!