古琴曲『鸥鹭忘机』

最初に習ってからもう少なくとも4年経っているので、メロディーはまったく記憶にない(!)が、この曲のもととなった『列子・黄帝』(秦の時代に書かれたと言われる道家の書物)にある故事を先生が話してくださったのを覚えている。

自分が習ったバージョンとは少し違いますが、管平湖老師の演奏をお聴きください。

《故事あらすじ》昔あるところに、いつも海鳥とたわむれて遊んでいる漁師がいた。ある時、父親(妻と書いてある資料もあった)が自分も一緒に遊んでみたいから、つかまえて家に連れてきてくれと言った。次に漁師が海に行くと、海鳥たちは空を舞うばかりで、決してそばに寄ってこなかった……というお話。人が無心でいれば、海鳥でさえ身を守る賢さを忘れて近寄ってくるということで、鸥鹭忘机という言葉は「警戒心のない状態」、さらには「下心なく無心でいれば警戒心の強い鳥でさえ親しんでくる(下心はだめだよ!)」といった意味になるらしい(中国語資料の解読にちょっと自信がありません……もう少し調べます)。

 

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