防御は最大の攻撃

インターネットとスマートフォンで多くのことが動いている(ように思える)今の時代。人と人との接触はとても大事ではあるのだけれど、それを極力控えたほうがいいという事態になったからには、大いに引きこもり生活をエンジョイしたい。

そもそも引きこもりだから、人に会わないというのはほとんど苦にならない。最近はブログを書いたり、動画をアップしたりしているから、一方的な、自己満足的なアウトプットには事欠かない。それに、読みたい本、読み直したい本が家中に散乱しているし、インターネットも今のところ支障なく動いているから、インプットにも事欠かない。これ以上、何を望もうか!

というわけで、最近は中国語の勉強と古琴の練習、折り紙、読書、この四つの活動だけをひたすらやっている。あれ? 前と何の変わりもないぞ。なあ~んだ、何も変わっていないんだ。外に出た時だけ、前よりよけいに注意しようね。感染予防。「防御は最大の攻撃」とよく言う……あ、ではなくて、「攻撃は最大の防御」、だった。

でも、今調べたら、もともとは孫子の兵法の一つであるこの言葉は、実は「勝つべからざるは守るなり、勝つべきは攻むるなり」という武田信玄の言葉(?)の一部として有名になったらしい。信玄の言葉の全体の意味は「勝てそうもないのならとにかく守れ、勝てそうな戦いにおいては、攻撃こそが最大の防御になる」ということだ(とウェブに書いてあった)。

現状でのウィルスとの戦いは一般人としては、あまり攻撃方法がなさそうだから「守り」に徹するしか手はないような気がする。つまり、「防御は最大の攻撃」だ。人類はウィルスには負けない……と思う。