『中国語解体新書』駿河台出版社

「おもしろい!」と思う中国語学習書がなかなか見つからない。そもそも語学学習書に「おもしろさ」を求めてはいけないのか?

この本は、40~80文字程度の長さのテキストが180個、それぞれ一つの文法項目に焦点をあてて紹介されている。テーマは日常生活に関するものが多い。対話形式になっているものもある。時事問題についての論評的なものもあるが、数が少ない。個人的には、論評的文章が好き。

レベルは、「はじめに」にあるように、ずばり初~中級。語学学校歴6年、中検3.5級(3年位前に3級をとって以来、退歩を続けている。この一年はコロナのため休学)の当ウェブ管理人にはちょうどいい! 一回目のリスニングで聞き取れるのは全文の5割以下だけれど、以前やってみた中国語のニュースの聞き流しとか、内容はおもしろいけれど未習単語続出のエッセイ集などよりは、がっかり感とストレス度が低い。

一日に一つか二つ、文章を「読んで、聴いて、暗記する」、という作業を数日前から始めた――いつまで続くかわからないけれど! このペースだとゴールにたどり着くまで半年くらいかかりそうで、そうなると必ず途中で息切れしてやめてしまう……。この三日坊主癖、なんとか治らないものだろうか!

 

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