『老いてこそデジタルを。』1万年堂出版

著者の若宮正子さんは、81歳の時に、iPhoneのゲームアプリ hinadan を開発した「世界最年長アプリ開発者」。前から話は聞いていて、「すごいおばあちゃんがいるのだなあ……」と思っていた。

で、少し調べたら、アプリ開発の際には、メンターあるいはアドバイザー的な人が周りにいたりして(それを引き寄せたのは若宮さんの力!)、とてもラッキーな人で、私のような普通の人間には縁がない話……とか、ちょっと思っていた。

最近シニアのデジタル生活に興味が出てきた、というか、それが切実な問題になってきたので、Amazonで本を手に入れて読んでみた。文字が大きくて、一つの項目が短くて、シニアにやさしい本の作りで一気に読めた。

おもしろかった! シニアとしてデジタル生活を充実させようと思った場合、「入口」となる分野が網羅されているような気がして、これをスタートラインに、おもしろそうな方向を探ってみたらいいかなと思った。

でも、一番おもしろかったのは、彼女が高校の先輩だとわかったこと! あ、彼女もあの校舎に通ったのか(10年以上先輩だからまったく同じだったかどうかはわからないが)……と思ったら、すごく身近に感じられた。後輩としてがんばらなくちゃ!

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