先々月上京した時に、単発でレッスンをしてくださるという先生のところに3回通った(別ブログあり)。自分の不注意からビデオ撮りも音撮りも失敗して、残念訪問ではあったのだけれど、その時に習った曲が通して弾けるようになったので、ビデオを撮り、記録に残しておくことにした。
いつものように、緊張してやたらと手に力が入っていて、メリハリのない音の連続だけれど、忘れる前に何とか記録を残しておきたかった。
これでも、何度も撮り直した最終形。結局、全部通して間違いなく弾くことができず、間違いが少なかった二本のビデオをつなげた💦
この曲ははじめに習った時に、弾き方が納得いかないところが何か所かあったり、旋律を覚えられなかったりで、ギブアップした曲だった。数年前に先輩に頼んで、じっくり教えてもらった少し苦手感は減っていたけれど、今回、とても細かく教えていただいて、すっかり苦手感がなくなった♪♪
まだうまく弾けないけれど、今、暗譜で弾ける数少ない曲の一つだから、大事にしようと思う。
実はもう一つ、大の苦手曲がある。『四大景』……。これはとても元気のよい曲(私にはそう聞こえる)で、弾くのに体力・気力が必要。ずっと前に教えてくださった先生も、レッスン中に、「この曲は若い人向きかもしれないね。もっと力がないと無理かも」とおっしゃっていた。だから、完全にあきらめていたのだけれど、昨夜、ふと「挑戦してみようか」と思った。
私にはほかの古琴曲とはまったく違う風に聞こえる。民謡のような歌、と解説している記事もあった。それに、確かに力がいる。なんと前半は「撮」「 拨拉」の連続……。旋律も取り留めなくてまったく覚えられそうにない!
でも、モチベーション維持のために、新しい曲(本当は一度習っているけれど)に挑戦するのはいいことだろうと思う。弾けるようになったら、またブログで報告したい。