クレヨン画(23) 森の静寂

一か月と一週間ぶりのクレヨン画。ロシアのアクリル画家Viktor Yushkevichさんの動画を参考にして描いた三枚目だ。

今回は最初から、クレヨンでは、黒で下地を塗ってしまったら、その上に明るい色で木や葉っぱ、鳥は描けないとわかっていたから、それを計算したうえで描こうと思っていた。

ところが、中央の「「鳥」の部分についてはそのことを覚えていたのに、いつの間にか、必死でYushkevichさんの動画を観ながら森と湖の部分を真っ黒に塗っていた……。気が付いた時にはすでに遅く、もうこれは失敗作として、破棄しようと思った。

でも、なにしろ「もったいながり屋」だから、画用紙を破って捨てることはできず、また、失敗作を記録として残さないことは「ズル」じゃないか……という、「生真面目気質」が頭をもたげて、心で泣きそう(ちょっと大げさ)になりながら、黒の上に黄色と白のクレヨンをゴツンゴツンとぶつけて色をのっけた。

そうしたら、遠~くから見ると、何となく「それらしく」見える絵になった。でも、黒地にしてしまったのは明らかに失敗で、明るい色を上から塗れなかったことと、黒で完全に塗りつぶせなかった画用紙の粗い紙目(と呼ぶのか、ざらざらしているところ)が目立つことが大きな問題点として残った。綿棒や指を使って、もっと塗り込んだ方がよかったかもしれない。

この絵も反省材料として記録に残しておく。

1メートルくらい離れて、想像力をたくましくして見ると、何となく「何を描きたかったか、気持ちはわかる」という絵には見える😢。

今日の絵は全部で3時間くらいで描けた。私としては速く描けた方。だって、ただひたすらに黒を塗っていただけだもん!

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