この曲は清の時代、17世紀半ばに庄臻风という人によって作られた。彼は西湖の風景が大好きだったそう。秋になると一番に紅葉を始める青桐の葉が秋風に舞っている様子を描いたこの曲も、その風景を眺めながら作ったのだろうか?
ほかの古琴曲同様、弾き方にはいろいろなバージョンがあって、オリジナルに近いと言われる弾き方だと、曲の速度が速くなったり遅くなったり変幻自在で(私にはそう聞こえる)、秋風に吹かれて一枚ずつ異なる動きで舞う青桐の葉はかくもありなん……と思わされるけれど、弾くのは不可能。
この曲の名手と言われる吴景略老師(練習曲集の楽譜は彼の演奏譜)の音源も含めて、ウェブでいくつかビデオを見つけましたが、リンクができないサイトのものなので、もうしわけありませんが、管理人のつたない演奏を聴いてください。まだ練習をし始めて三週間足らずで、先生にも全曲は見てもらっていない段階なのですが、このごろ、古琴関連のブログが爪の話ばかりになっているので、まずい!ということで、見切り発車でアップしました。ごかんべんください。写真も一枚しか見つからなかったのでまったく変化のない画面です。後日もう少しましなものをアップします!(できるか!?!?!)
(続報20200724)吴景略老師の動画とリンクができました! よかったぁ!
“古琴曲『梧叶舞秋风』” への2件の返信
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