『松本清張ジャンル別作品集』双葉文庫 

松本清張さんの作品は若い頃に読んでいる。でも長編ばかりだった。短編は初めて。読んだのは、社会派、法廷ミステリー、犯罪小説、の三つのジャンルの短編集。どれもおもしろかった。さすが松本清張!と思う。どの作品からも「清張節(ぶし)」の唸り声が聞こえる。私の探偵推理小説(昔はこう呼んでいたと思う)の原点はコナン・ドイルのシャーロック・ホームズだと思うけれど、日本の作家では江戸川乱歩、松本清張、横溝正史がランキングの上位を占める。アガサクリスティーも読み返し始めたから、これから日本の古典的探偵推理小説も読み返してみようと思う。イラストの似顔絵太りすぎの件、清張さん、ごめんなさい。

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