ISBNコードの意味

本にISBNコードというのがついているのは知っていた。でも、その意味について考えてみたことがなかった。本好きとしては不覚だった(かもしれない)。

そこで、いきなり本題に入る。

ISBN978-4-09-861053-2

裏表紙などにバーコードと一緒に記されているISBNはハイフンで区切られていないけれど、本来はこのように区切られていて、それぞれに意味がある。

978は15年ほど前にコードの書き方に変更があったときに付け加えられた番号で、978と979の二つしかない。978は「書籍出版業」の意味。979は「現行の出版者記号が払底して割当不能になった国(言語圏・地域)は、接頭数字979を取得できる」と説明があるけれど、よくわからない。今までのところ、日本での適応はないらしい。

次の4は国や地域を表す記号。日本は4.

次の09は出版社に割り当てられた数字。この場合は小学館。

その次の(この場合は)6桁の数字がその書籍個別の数字。

最後の一桁はISBNコードに誤りがないかチェックするための番号で、
次のような計算で決まる。

①(13桁コードの左から奇数桁の数字の合計×1)と(偶数桁の数字の合計×3)の合計を求める。
②10-(求めた合計の下1桁の数字)=チェック数字

この数字で、どうしてコードに誤りがあるかどうかがわかるのか、それはバリバリ文系の私にはまったくわからない。でも、なんだかすごくロマンがあるというか、謎めいているというか、よくできているというか……なにしろ、今回一番興奮した大発見。(ただ、もっと簡単な計算式でよくない?という気がしないでもない。)

この数字は「チェックデジット」という名前らしいけれど、私の足の先っぽにもなにか数字がついていないかな?と思った。それで、私っていう人間のどこかに「間違い」があるのがわかる? いまさらだけど!

 

古琴日誌(9)春よ来い!

🌺春よ来い♪ 早く来い♪🌺

鬱々と日々を過ごしているうち、すでに2月も中旬すぎ。いつのまにか冬を通り越して、お正月も春節も終わっていた。

実は一週間ほど前から、疲れとストレスが原因と言われる皮膚疾患にかかっていて、皮膚科通いをしている。でも、薬を飲み始めたのは昨日。もっと早く薬を出してくれてもよかったのでは?と思うけれど、やさしいけれど、ちょっと頼りない先生だからしかたない。で、考えた。この倦怠・疲労感と不安感から抜け出すにはどうしたらいいか?

古琴だ! 古琴で元気の出る曲を弾こう! ということで探し当てた『梅花三弄』。冬を乗り越え、小さく可憐な花を咲かせる梅。桜にちょっと押され気味かなと思うけれど、がんばれ!

この曲も数日間の「忘却との闘い」の末、今朝、やっと通して弾けるようになった(数か所、どうしても楽譜を見てしまうが!)。もちろん「中国古典十大名曲」に名前を連ねるこの曲。たくさん練習して、梅の花から元気をもらおう!

漫画本棚整理

数週間前から断続的に行っていた本棚整理。昨日、漫画本コーナーがだいぶ片付いた。Kちゃんのアイディアで購入した、「後方列を上げ底する板」を何枚か設置してみたのだ。

写真ではよくわからないけれど、後ろの本の背表紙上部が見えるようになった。でも、いろいろ入れ替えているうちに、読み返したい本が奥に入ってしまった段もあって、「全とっかえ」したい段がある。昨夜はここまでで力尽きた。

今日は作業の継続がむずかしそうなので、今後の目標だけ立てておこう。

目標は「蔵書管理アプリ」の導入
しかし、これは非常にハードルが高い。そこで、せめて、
漫画本、何冊持っているか数える
このことには何の意味もないのだけれど、
本棚をながめるたび、何冊ぐらいあるのかな~と思うから。
ざっと計算すると1000冊くらいかな、とはわかるのだけれど……。

今日は頭が混乱している日。
昨日の夜はあんなに楽しかったのに。
机の上のあまりの混乱ぶりに、頭と心が同期している。

【動画付き】折り紙で三人官女

やっと三人官女の作り方動画ができた! すごく疲れた。

6段のひな壇に並べるお人形とお道具、全部の作り方の動画を作りたいと思っているのだけれど、最近疲労感が強くて、いつになることやら……。とりあえずできあがった三人官女の動画を投稿。

いつまでたっても素人感丸出しの動画。だって、素人なんだもん!

チャンネルを登録してくださっているみなさんには本当に感謝。大きな励みになっています。少しでも役に立てたり、楽しんでもらえたらうれしいです。

たくさんの♡マークに励まされた日

今日は折り紙ブログを中心にたくさん♡マークをいただいた。たまにしか閲覧者のいない個人ブログサイトだから、こういうことはとても珍しい。そして、とてもうれしい😊

こんなご時世だから、重症化リスク大のシニアとしては外出自粛は必須。もともと引きこもりだから、大手を振って引きこもれる♪と、嬉々としてこもってはいるのだけれど、もともと少ない他人との交流はほぼゼロ、YouTubeから仕入れるニュースは暗いニュースばかり(そういうのは観ないようにすればいいわけだけれど)……そんな日常を過ごしていると、時として不安におそわれる、落ち込む。

そんな時でも(すごく重症でなければだけれど)、ブログに♡マークを見つけると、「わ! うれしい!」と思う。単純にそう思う。自分が書いたものを読んで、少しでも「面白かった」と思ってもらえたら、それはどうしたってうれしい!

読んでくださっているみなさん、♡マークを付けてくださったみなさん、ありがとうございます!

【動画付き】念願の『東皐琴譜』中の一曲

久しぶりの古琴動画投稿。前から弾いてみたかった『東皐琴譜』の中の一曲を、最近手に入れた古琴小曲集で見つけたので、数日間練習した。

この曲にはすばらしい李白の詩が歌詞としてついていたので、弾き語りにも挑戦してみたが……😢

もっときちんと弾けるようになって、中国語の発音もしっかり練習してから弾き語りに挑戦すべきなのだとわかってはいるけれど、そうするといつまでも動画が撮れないし、ほかの曲の練習ができない。だから、数日練習したあと、いつものように「見切り発車」することした。

このあとまた数日練習を続けたら、少し「しみじみ」と弾けるようになった気がして、とても楽しくなった。こういう短い曲で弾き語りをしてみるというのは、すごくいいかもしれない😊!

古琴日誌(8) 『广陵散』忘れていく

昨日の練習はひどかった。午前中に『广陵散』の27段までをなんとか一度弾いて、それで終わり。午後は本棚の整理とYouTube視聴、夜は本棚整理に関する情報集めに終始して、古琴に手をふれなかった!

そして今朝、28段以降を三日ぶりに弾いた。そう、二日あいだが空いた。昨日すでに、「あぶないなぁ」という感じで27段までを弾いていたから、本来は、計画通り28段以降を午後、練習すべきだった。後悔。

で、今日の練習もひどかった。毎日弾いていた頃はつっかえずに弾けていたところが弾けない。指使いをまったく忘れていて、楽譜を見ても「えっ? これなに?」という感じで、なかなか「解明」できないところが三か所くらいあった。

昨日眠れなかったことを言い訳にできるだろうか? 眼の調子があまりよくないことを言い訳にできるだろうか? いや、できない。

忘れたくなかったら、やっぱり毎日弾こう。いや、せめて一日おきに全部通して弾こう。30分、気持ちを落ち着けて。ね。

今日はこれから初級曲をゆっくりていねいに弾く。

 

『366日風景画をめぐる旅』パイインターナショナル

久しぶりの「本の紹介」。目の調子が悪くて、少~し読書から遠ざかっていた。いや、正直に白状するとYouTubeにハマって、しょ~もない動画ばかり観ていた。

今朝、昨日一日で観た動画の数を数えたら50にもなっていた。全部最初から最後まで観たわけではないけれど、平均一つ5分としたって、4時間くらい観ている?と思って愕然とした。実際はたぶんそれ以上観ていると思うから。

で、たまたま昨日観たYouTube動画(また!)の話題が、「スマホは脳の発達によくない」というような内容だったので、少し心を入れ替えて本を読もうと思った。

偶然は重なるもので、一昨日Amazonから届いた本たちが、どれもすばらしかった。中でもわざわざKちゃんちに見せに行った三冊のうちの一冊がこれ。

中身はタイトルそのまま、366枚、風景画(パラパラ見た範囲では全部西洋画)が紹介されている。

「絵を鑑賞する」という趣味も習慣もないのだけれど、最近何枚か「クレヨン画」を描いてみたことと、YouTube動画(またまた!)で、面白い美術解説動画を観たことがきっかけで、この本を注文するに至った。

すばらしい本!

Claude Monet (1840-1926). “Soleil couchant à Lavacourt (détail)”. Huile sur toile. 1880. Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris, Petit Palais.

絵(の写真)を見て、何も考えずにただ感動したのはこれが初めてかもしれない。モネの「ラヴァクールのセーヌ河の夕日、冬の効果」。前述の絵画解説動画のおかげで、自分が好きなのは「印象派の画家」たちだったのだと知ったのだが、中でも、(ゴッホの次には)モネが好きかもしれない(もしかすると同じくらい)。

この本をぱらぱらめくっていて、あっ!と思って見直すと、だいたいが印象派の画家。そして、たいていがモネ(ゴッホは見直さなくてもすぐわかる)。

いつだったか、当地(シンガポール)の美術館で、立派な髭をたくわえたモネが白い三つ揃えを着て、睡蓮のある庭でタバコをくわえながら絵を描いている映像(今、YouTubeで見つけた!)を観たけれど、すごくいい感じだった。男が背広と帽子をかぶっていた時代ってなつかしい(管理人がモネの時代に生きていたわけではないよ!)。

驚いたことに、ルノアールも映像が残っている!

貴重な映像を、こんなに簡単に観られるようになったことに感謝。

「ついでに見つけた」と言っては申し訳ないが、ドガの映像も見つけた。とても短いけれど、女性と歩いている白髭の紳士がドガ。情報が正しければ、当時ドガは81歳。すばらしい!

みんなすごいな~と思って、ちょっと調べてみたらモネは86歳、ルノアールは78歳、ドガは83歳と長寿ぞろい。

ゴッホ(享年37歳)は逝くのが早すぎ。

 

インスタグラムいきなり投稿削除された

フォローして応援したいアカウントがあったので、昨日苦労して「小さな幸せ😊折り紙」のインスタグラムアカウントを作った。

ウェブ情報ではメールアドレスさえあれば登録できるとあったけれど、結局電話番号も登録しなければならず、ちょっといやな感じ。

でも、フォローもできたし、投稿されていた写真に「いいね!」をつけることもできた。だから、目的達成!と喜んでいた😊。

そして、調子に乗って、自分でも写真を二枚投稿したら、すぐに「いいね!」を五つもらって、すっかりうれしくなった。

ところが今朝、同じような折り紙写真を投稿したら、数時間後、「問題がある写真だったので削除しました」といった内容の通知があって、削除されていた。

「ん?」写真はずっと前に折り紙で作った「靴箱の中の子供部屋」だから、なんの差しさわりもないと思うのだけれど……。

なんだか、はしゃいでいたところに水を浴びせられた子供の心境。やっぱり、SNSって嫌い。当初の目的が達成できたところで、それ以上余計なことはしなければよかった。

最初に投稿した二枚の写真も削除してしまおうかと思ったけれど、ま、ちょっと様子を見てみよう。これ以上面倒なことがあったら(スパムが増えるとか、変なコメントがくるとか)、アカウント非公開とかにする? それでもフォローができるなら、その方がいいかもしれない。

やっぱり慣れないことはするものじゃないという教訓を再確認した貴重な経験だった。

そういえば、最近、YouTube動画投稿へのコメントを受け付けているのだけれど、これまでに2回、今日も2回、変なスパムコメントが来た。バグに近い内容だったから、ロボットかもしれないけれど、人間がやっているとしたら、本当に暇な人っているんだなと思う。こちらも、これ以上スパムが増えるようだったら、コメントなしにするつもり。

いやな世の中だなあ。

 

【動画付き】折り紙でミニチュアひな飾り

作り方動画リンク集こちらのブログに。

赤色の折り紙で六段のひな壇を作った! ハサミも糊も使ったし、かなり調整が必要だったから、「折り紙」というより「紙工作」。でも、その上に並べた人形と小物は、基本的にハサミ・糊不使用だから、なんとか「折り紙細工」として許容範囲内か?

ごらんのように、六段目は付け足しているので、横からの見た目があまりよくない。でも一応これで完成ということにした。そうでないと、ほかのことが何もできないから。

ひな壇の制作過程はビデオに収めたけれど、なんと30分以上かかってしまった。やり直しとかもしているので、「編集」して、ほかの人にわかるような動画にできるのかすらわからない。それに、すごく時間がかかりそう。体調も今一つだし……。

一週間ほど前に新たに作った人形や小物(菱餅!)の作り方も、すでに忘れかけているから、ひな壇とともに、なんとか作り方動画を作って、自分のための記録として残しておきたいけれど!!

飾り付けの過程を撮ったビデオはこんな感じ。

(20220204)ひな壇の作り方動画を作った。非常に「おそまつ」な動画だが、「こんな風にして作った」ということを記録に残せればいいという気持ち。