折り紙豆本


YouTubeに載っていた折り方を参考にしながら、折り紙で本を折ってみた。ちょっと複雑だったけれど、できた、すごい! ハサミはまったく使っていない。だから、きっちり閉じるのはちょっと厳しいけれど、本好き、ミニチュア好きにはたまらない可愛さ。思わずいくつも折ってみた。いくつもいくつも折ってみた……その結果はまたのお楽しみ。
小さい頃、大きくなったらなりたいのは本を書く人と答えていた。今もその夢は変わらない。もう十分「大きく」なって、というか、「大きくなりすぎて」いるけれど、夢は変わらない。本を作りたい。本屋さんになりたい。あ、子供の頃のもう一つの夢は(無謀にも)図書館を作りたい、だった。学校の図書館が大好きだった。本棚に並んだ本を眺めるのが大好きだった。それは今も変わらない。

ブログ52回目

何かイラスト入れなくちゃと思って、あせった挙句の果てがこれ。う~む。タイトルもちょっとわけがわからないものになってしまった。つまり、この記事が52個目の記事だということ。以前に紹介した『アウトプット大全』という本の最後の方に、「ブログは毎日更新が基本」、そして「まず100記事を越えると、毎日、ある程度の人が見てくれるようになります」と書いてあった。どのような仕組みで「ある程度の人」が見てくれるようになるのかは不明。そのあとにあった、「正しい方法で質の高いコンテンツを一定期間、一定数、発信していけば」という条件を満たすことが必要なのだと思うけれど、どの条件もハードルが高い。でも、ともかく書き続ける、という意見には賛成。頭の老化防止には絶対なる。そういえば、2,3日前、「高齢者 ブログ」というキーワードで検索したらとてもたくさん結果がでてきて、うれしくなった。みんな楽しんでいるんだなあ。それにしても指だけぇ~というのはきつい。

『秋风词』

かの有名な、唐の時代の詩人、李白(AD701-762)の詩に合わせて作られた古琴曲。うれしいことにかなり初級の段階で習える(私は二曲目に習った)。決して簡単な曲ではないけれど、譜面(五線譜つき)によっては1ページで収まっているので、圧倒されずにチャレンジできる(これが4ページ以上になるとまず圧倒される)。でも、最高音がピアノの中央のドより一オクターブ高いドだから、歌うのはちょっと苦しい。歌と一緒のこの曲のビデオは少ないのだけれど、次のビデオの三曲目がそれ。

次のビデオはこの詩の解説をしている珍しいビデオ。興味がこんなところまで広がっていくから、古琴は楽しい。

「いいね!」ボタンを導入!?


SNSでよく見かける「いいね!」のボタン。はじめは「何、この日本語?」とか思って、すごく抵抗があったのだけれど、慣れというのは恐ろしいもの。このごろは「ふ~ん」という感じになった。でも自分のブログにそれをつけたいとは思っていなかった。ところが、先日導入したエックスサーバーのアクセス解析では、いまのところ私には自分自身とロボットが排除できないので、一体だれか読んでくれているのかどうかすらわからないことがわかった(何、この日本語!)。それで、ただ単純に、だれか読んでくれた人がいるのかどうか知るにはどうしたらいいか考えた。「いいね!」ボタンだ(さすが、あのマークには抵抗があったからハートマークにした)。使ったプラグインはWP ULike、簡単に入れられはしたけれど、色を変えたり、表示する位置を変えたりはまだできない。地味な灰色で、だれにもわかってもらえないかもしれないけれど。「読みましたよ!」と、一押ししてくださったら、うれしい!

生卵だって立つ


「コロンブスの卵」という有名な話に使われたのはゆで卵らしいけれど、コロンブスのように強引に卵の一部をつぶして立てるのでないかぎり、ゆで卵は立てるのが本当にむずかしいらしい(黄身が固まった位置によって、重心が高すぎたり、かたよってしまったりするため)。

では、生卵はどうか、というと、これは立つ! 以前「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組でやっていたのを見て、五分ばかり格闘したら、立った! ガラスのテーブルなので、ちょっとわかりにくいけれど、本当にこれ、立っています。

理屈は簡単。卵のざらざらな表面は細かい粒粒(つぶつぶ)でおおわれているので、三つ以上の粒で全体を支えられるような地点をうまく見つければいいのだそうです。ひたすら忍耐あるのみ。

立った!と大喜びで息子に見せて、「やってみ?」と言ったら、少し酔っぱらっていたにもかかわらず、あんがいすぐにできて、ちょっと拍子抜けした。ナイトスクープへの投稿者は「どうしてもできなかった」と言っていたし、番組内でできた人もずいぶん時間かかっていたのにな。

アクセス解析のこと

前に、エックスサーバーに備わっている「アクセス解析」機能を設定して、簡単なアクセス解析ができるようにした。その結果を何度か閲覧してみたけれど、身内以外の人でこのブログを読んでくれている人が何人いるのかは依然不明。というのは、アクセスがあっても、それはほとんどが自分と、「ロボット」だと考えられるから。各種プラグインを使えば、この二つのアクセス数を差し引いた結果を得ることもできるみたいだけれど、あいかわらずデジタル音痴だからそれを成功させるには長~い時間がかかる。だれかの目に留まって、何かの役に立っている(たとえ時間つぶしのためにでも)ならうれしいけれど、おそらくこのブログの最大の目的は「アウトプット」すること自体にあるから、ま、しばらくはこのままでいっか、ということにしている。同じ理由で、サイト用のメールアドレスをとって、「お問合せ」を有効にすることも後回しにしている。デジタル音痴と面倒くさがり屋が合体するとこうなる。無理せず少しずつ進む。それがモットー(言い訳)。

古琴曲『华胥引』

昨日から復習している曲。1425年に編纂された『神奇秘谱』という、中国最古の古琴曲集に収められている。もともとは、『列子』という古代の書物の中にある黄帝の逸話に基づいて作られた曲。在位15年であった黄帝は、国がうまく治まらないことを憂えていた。ある日、夢の中で、「华胥(hua1xu1)の国」を訪れた。その国は、すべてを自然に任せていたが、国はよく治まり、民はみな幸せそうだった。それに感激した黄帝が、この国をみならって自国を治めるようにしたら、その後28年間、天下泰平の世が続いた……というお話。道家の思想「无为而治」(何も人為を加えないで天下をうまく治める)を賛美した曲と言われる。この曲はYouTubeにはあまり挙がっていなくて、·やっと見つけた動画を紹介します。

練習生としては、ハーモニクスの音をきれいに響かせることと、同一弦や隣り合った二本の弦を複数回素早く弾く、蠲(juan1)あるいは叠(die2)と呼ばれる奏法が非常にむずかしい!

孔子の言葉

孔子の言葉と言えば『論語』。中国人はもちろんだと思うが、日本人でもほとんど全員が中学校の漢文の時間に習う。でも、学生時代、漢文の授業が大好きだったという人は少ないような気がする。ともかく私は苦手だった。今思うと、あれが古代の「中国語」で、現在でも中国の知識人ならば、ある程度意味を解するのだということを知っていたら(あるいは当時の先生が、今の中国語の発音でいいから、あれを中国語の発音で読んでくれていたら)、少しは興味を持てたかもしれない……と思わないでもない(否、おそらく何をしようと授業というものに興味を持つことはなかっただろうが…)。今日JSUのレッスンで習ったのは例の「学びて時にこれを習う、またよろこばしからずや」という有名な一文。中国語で書くと「学而时习之 不而说乎」。すばらしい!

中国簡体字で入力

中国語関連のブログがなかなかかけなかった理由の一つは、キーボードを中国文字に切り替えられなかったから。前にやってみたら、メーラーの表示とかも全部中国語になってしまい、先生からは、「そのほうが勉強になっていいじゃない」と言われたものの、やはり無理!と思ってあきらめた。今回あらためてウェブで調べて、やってみたら、中国語はすでに「キーボードで使える言語」として追加してあった。そして、切り替えは下段のメニューで簡単にできることがわかった! これからは中国語のレッスンがあった日には、中国語に関するブログを書けたらいいなあと思う。とりあえず、今日は、昨日のレッスンで習った、すごく簡単な表現なのに、知らなかった「食欲がない」という意味の「没有胃口」という言葉を書いてみて、覚えるようにしよう(ピンインは2343)。こういうとても日常的なことすら中国語で言えないというのは困った問題。それから、ブログにつける画像を考えたけれど、思いつかず断念。

古琴曲『長門怨』

だいぶ前に習った曲を今日のレッスンで復習した。清の時代に作られた曲で、漢の武帝の后が、武帝の寵愛を別の女に奪われ、長門宮という屋敷に追いやられて寂しい日々を過ごしたという話を題材としているらしい。ずっと一人で練習していたので、何か所か間違った弾き方をしていたところがあったけれど、今日はそれをどうしても直せなかった。彼女は「怨み」はあっても、武帝にもう一度振り向いてもらいたいと思っているから、それを「憤怒」としてぶつけようとはしていないらしい。その辺がわからん。梅庵派という、古琴の一つの流派の代表曲ということで、この琴派独特の弾き方をするのがとてもおもしろい。YouTubeに挙がっている大老師たちの演奏をもっと聴かなくては。