色鉛筆画(1)

はじめての色鉛筆画。2枚描いた。

1枚目はこの間クレヨンで描いた幻想画のミニサイズ版。

2枚目はすごくわかりにくい…数年前、クレヨン画で描きたいと思ったけれど描けなかった、ベックリンの『聖なる森』風(ふう)の絵。初めは原画を見ずに、記憶で下書きを始めたので、だいぶ原画とは違うものになった。白衣姿の聖職者たちが炎の祭壇に祈りを捧げているところ(のつもり)。色鉛筆の使い方がまだわからず、色が出ない!!

そもそも、ミニチュアサイズで絵を描きたいと思って、クレヨンでは無理だな~水彩はめんどくさそうだし……などと思って、色鉛筆にたどり着いた。

初めはその辺にあった水彩色鉛筆を使って描いた。二枚目は三菱色鉛筆12色。そのあとクローゼットの中で、40年くらい前の60色の色鉛筆セットを見つけた。三本欠けているけれど、次回上京の折に入手予定。この色鉛筆セットを使って何か描けたらいいな!

この二枚も一応、なんちゃってギャラリーに展示!

実ちゃん元気でね~

実ちゃん、お姉さんと話したよ。実ちゃんが家を出たのが、二回目の介護認定審査のために病院に行く前日だったという話を聞いた。きっといやだったんだね。要介護の程度が上がって、さらに多くの他人が生活に入ってきたり、あるいは施設に入らなければならなくなったりして、プライバシーや自由が奪われるのがいやだったんだね。きっと…。

あんなに自由気ままに暮らしていた実ちゃんだもの。人の言うことにはなかなか耳を傾けない実ちゃんだもの。自分が生活するのを助けてくれているのだとわかってはいても、介護の人やヘルパーさんにいろいろ言われたりするのは嫌なんだろうな―と思う。

お姉さんが言っていた。下の弟は「兄さんは出家したのかもしれないよ」って言ってるって。実際にはそんなはずがないことはみんなわかっているけれど、もう数年前から坊主頭だし、テレビ番組か何かのエキストラでお坊さんの役をやったときには、般若心経を全文覚えたって言っていたし、準備オッケーだものね♪ そうだったらいいな。どこかの山寺でお坊さんになっているといいな。

どこにいようと、元気でいてね。どこにいようと、また会おうね。あのなつかしい町で会おうね。楽しい子供時代をみんなで過ごしたあの町で会おうね。温かくなったら、私も里帰りをしようと思っているんだ。また会おうね、大好きなMちゃん!

クレヨン画(37)

久しぶりにクレヨン画を描いた。今年(2025年)になって初めて。

YouTubeで、オイルパステルでグラデーションを描く動画を見つけて、ぺんてるクレヨン30色で描いてみた。

まず、グラデーションがうまくいかなかった。綿棒やティッシュペーパー(動画推奨)や指先を使ってみたけれど、うまく混じり合わない。やはりオイルパステルと同じ方法ではだめなのか。

動画のお手本からの変更点は、中央近くにいる人の姿。お手本では歩いている人だったけれど、どうしても描けなくてやめた。で、座っている人にしたけれど、少し大きすぎた……。でも、できた絵を遠くから見たら、月と太陽(朝日か夕日)のある景色の対比が見られて、おもしろい絵にはなったと思う。

それに、描いている時、楽しかったし、不安、心配、身体のしびれとかネガティブな思考や感覚を忘れていた。だから、大成功の絵なんだ!

前に『天気の子』をテーマにした柴崎先生の絵を見ながら、現実にはない世界を描いたことがあったけれど、幻想世界を描くのはそれ以来で、二枚目だと思う……。こういうのもおもしろい。

ドクター・ハガティーから、「絵を描くのはとてもいい。どんどん描きなさい」と言われて、次の診療日に「描いてる?」と聞かれたから、「また今度行ったらまた聞かれるなぁ…」と思って、緊張して描けなくなった(先生のクリニックにも行けなくなった?)。ははは……笑っちゃう。どこまで緊張しいなんだって。自意識過剰。先生は何も気にしちゃいない。

「やらなくちゃ」と思うことができていないと(たいていはできていない)、強迫観念に襲われ続ける。そして、あの魔の悪循環が始まる。精神が弱る⇒何もできない⇒さらに精神が弱る⇒何もできない……まったくやっかいな性分。

明日から三日間、がんばらなければ乗り切れない日が続く。ただただ無事に終えることができ、結果もOKでありますように。

これまで描いたクレヨン画を集めた「なんちゃって💦ギャラリー」はこちら

Mちゃん、お誕生日おめでとう

Mちゃん、昨日はお誕生日だったね。おめでとう! これからしばらくはお兄ちゃんだ。またすぐ追いつくけれど。

日本はあちこちで桜の季節が始まっている。Mちゃんがいるところはどう? もう満開? それともつぼみ? 温かいところだったら、もう満開かもしれないね。一緒にお花見に行ったことはないけれど、満開の桜にカメラを向けているMちゃんの姿、想像できる!

カメラと言えば、何千枚も撮りためた写真、今どうなっているのかな? 家に全部置いて出かけちゃったんだよね。弟さんたちが管理しているのかな? みんなで子供時代を過ごしたあの町の古い写真、いつかゆっくり見せてもらいたいと思っているんだ。Mちゃんが帰ってきたら、きっと遊びに行くからみせてね。

その時には、あの町の話、たくさん聞きたい。私は本当によく覚えていないのだけれど、Mちゃんの昔の記憶ってすごいから。雪の日にあのビルの屋上でMちゃんが写真を撮っていた記憶が私にはあるのだけれど、それが現実だったかどうか、Mちゃんに確かめたい。

Mちゃんがあの町を出て、新しい生活を始めた家からいなくなってから3か月が経った。今、どうしているのかなって、よく思う。悲観的なことを考えないわけじゃないけれど(こんな終わり方ってあるの!って叫びたくなる)、Mちゃんがどこかでのびのびと好きなことをやって暮らしていると信じている。

またね、お兄ちゃん!

Mちゃん、どこにいるの?

Mちゃんが家を出て行ってから二か月経った。今、どこにいるのかなぁ。寒い日が続いているけれど、ちゃんと暖かく過ごせているのかなぁ。

Mちゃんがこのブログを読む可能性はゼロ。たぶんコンピュータもスマホも使えない状況だろうし、第一、私がブログをやっていることさえ知らない。

でも、Mちゃんと話すには、これしか方法がない。この画面の端っこの「公開」ボタンを押すと、このメッセージは世界中に飛んでいく。だから、きっとMちゃんのいるところにも届く。それが読めるか、聞こえるか、それはわからないのだけれど。

Mちゃん、元気でいてね。フウテンの寅さんのように、自由に、気ままに、Mちゃんのやりたいことをやりたいようにやって、ふわふわっと生きて、ふわふわっと、また私たちのところに帰って来て。それでまた出かけたくなったら出かけたらいいから。

認知症が進んじゃっていたら、いろいろむずかしいというのはわかる。でも、どこかに答えがないか。どこかに落としどころ、共存の道はないのか、こちとらも認知能力が衰えつつある頭を絞って考える。

Mちゃんがいなくなった

去年(2024年)12月のはじめから、おさななじみのMちゃんが行方不明。それを知ったのは今年になってから。そっか、一か月くらい前に久しぶりに電話をしたときは、もういなくなっていたんだ……。

一年くらい前から認知症が進行して、介護1だか2の認定がついて、ヘルパーさんなどの訪問も含めて、自宅介護の体制が整ったところだったのに。やっぱり、他人が自分の生活に入ってくることがいやだったのかな?

「Mちゃん、とうとう本当にフウテンの寅さんになっちゃった」。行方不明の知らせを聞いた時、そう思った。昔、フウテンの寅さんのビデオを貸してもらった時、Mちゃんって、寅さんみたいだよなぁと思った。

20歳くらいの時かな、横浜の港に見送りに行ったこと、覚えている。船でヨーロッパに行ったんだったよね。フランスだったっけ? 同い年だけれど、Mちゃんと比べて子供だった私には、4か月年上の「お兄ちゃん」がすごくたくましく思えた。

シャンソンを弾き語ったり、詩吟を吟じたり、そばを打ったり、包丁を研いだり、多趣味のMちゃんは、あまりにいろんなことをやるので、レッスン代とか、電車賃とか大丈夫かなぁと、現実的なことを考えて少し心配になったこともある。でも、新しいことに果敢に挑戦していく姿は、すごくかっこいい。

高齢者の行方不明ってすごく多いことを最近知った。ほとんどは見つかるらしいけれど。寒い季節だから、すごく心配。でも、若い頃、あんなにたくましく生きてきた人だから、きっとどこかで自由気ままな生活を謳歌しているに違いない。そう信じている。Mちゃん、おたがいにがんばろうね!

 

クレヨン画(36)霧に包まれた森

今日は久しぶりに名画の(一部の)模写を試みた……けれど、色味(いろみ)が全く違ってしまった😭。フリードリヒ(カスパー・ダーヴィト)の世界が全く感じられない! これは模写とは呼べない!

描きたかったのは幻想的な霧に包まれた森……ううう……! 木を緑以外の色で描くことに抵抗があるのだと思う。この場合、紫と青と黒を混ぜたような色?

いや、色の問題だけじゃない。そもそも、絵として破綻している気がする。だって、木がこんなに緑鮮やかに見える時刻、天候で、霧が発生することがある???? 自然を全く知らない私にはわからないことばかり。

フリードリヒの世界、大好きなのに。後ろ姿の人とともによく描かれる荒涼とした自然、広大な自然が大好きなのに!

でも、今日も描いている時、楽しかった。ここ数週間ずっと体調不良なのだが、今日、夕方ごろから、吐き気も頭痛もなく、数時間を過ごせている。絵を描いたおかげもあるような気がしている。

これも、なんちゃってクレヨン画ギャラリーにしっかり納めよう🥰

 

 

【動画付き】クレヨン画(35)シンガポール川

体調不良が続いていて、Dr. Hから、絵を描くことを強く勧められた。夢中になれる活動はメディテーションのような効果があるらしい。

Dr.Hは婦人科の先生だけれど、カウンセリングのようなことをしてくれる。私は心をさらけ出しすぎて、余計なことまで言ってしまう傾向がある。今回もいくつか失敗があって後悔しているけれど、忘れるようにする。

それより、お絵描きだ!

初めて、自分で撮った写真をもとに絵を描いた。数か月前、シンガポール川にかかる小さな橋から撮った写真。

で、昨夜2時間くらいかけて描いた絵がこれ。

ずいぶん色味が違ってしまった💦。水が緑すぎだよね~。実際はもっと茶色っぽい。反省点ばかりだけれど、一番大事なのは描く過程と、できた絵を自分で楽しむことだから。その目標は達成できたから!

なんちゃってクレヨン画ギャラリーにこの作品も展示!

それに今回は過程(の一部)をビデオに撮って、動画を作ってみた。クレヨン画の教学動画というわけじゃないから、ニーズはないのだけれど、私のシニアライフの中の「小さな幸せ ごちゃまぜ」チャンネルにはふさわしい…と思う。

 

【動画付き】2024年横浜応援動画をまとめてみた

横浜日本シリーズ優勝! おめでとう! 本当によかった!

今年も応援動画を何本か作ったので、まとめておこうと思う。

今年は練習風景からYouTubeなどでがっつり観ていた。

シンガポールの紀伊國屋書店でベイスターズのタンブラーを見つけて即買い!

暑い暑い東京で久しぶりに七夕の笹を飾った。

バラの折り方をYouTubeで見つけて、たくさん折った!

これも折り紙でくす玉♪

『王者の遺伝子』というかっこいい応援歌を練習してみた。

ウクレレがマイブーム? 横浜市歌を歌ってみた。

どうやって応援したらいいか知恵を絞った結果の応援ボード手作り!

むずかしくて二度と作るまいと思っていた折り紙ミニチュア熊手!!

また来年、がんばって応援するぞ!

そのためには健康でいなくちゃね…実は数日前から風邪気味。昨日はお腹もこわして、大変だった。よくはなってきているから、明日は元気になるぞっ1

 

 

クレヨン画(34)川と木と野草たち

久しぶりにアクリル画の動画を観ながら絵を描いた。お医者さんからどんどん絵を描きなさいと言われてから数週間、なんか気乗りがしなくて描いていなかったけれど、またお医者さんに会いに行かなくてはならないかもしれない状態になってあわてた💦 聞かれる! 「絵、描いてる?」って。その時のために、昨夜一枚描いた。お手本はこの動画。

エジプトの画家さんの教学ビデオで、ずっとナレーションが入っている。その言葉の響きに惹かれる。できた絵はいつもの「なんちゃってクレヨン画」だけれど、描いている時、たしかに楽しかった♪ なぜかわからないけれど、できたあと、ソファの上に乗っけて眺めた時も楽しかった♪

ただただ楽しむために描くっていうのいい🥰

「なんちゃってクレヨン画ギャラリー」へのリンクはここ

実は先日とてもうれしいことがあった。このサイトで私のクレヨン画を見てくださった方が、東京の合唱グループのイベントパンフレットに私の絵(No 13の『自然の音』模写画)を使いたいと連絡してくださったのだ! びっくり! うれしい!

小さい時から図工、美術の成績が悪くて、今、素敵な絵を描き続けているTさんや、Hくん(二人とも小学校の同級生)と自分を比べては、美術の才能がないことにコンプレックスを抱いている私だけれど、成績とか他人とか関係なく、自分の楽しみのためだけに描いている絵が、少しでも何かの役に立つ(かもしれない)ということがわかって、すごくうれしかった! 声をかけてくださったKさんに感謝!!

これからも、描いていて楽しい♪と思える絵を描き続けようと思う。