古琴曲『醉渔唱晚』

『欸乃』は結局、左手の「绰chuo4」という奏法が連続して登場する箇所はできないまま、「あとは自習」ということになった……。

で、先生が選んでくれた次の曲がこの『醉渔唱晚』。ほろ酔い加減の漁師さんが夜、歌を歌いながら船をこいでいるという感じかな? 唐の時代の二人の詩人が舟の上で、老いた漁師の歌うのを聴いて詩を作ったという話がもとになっているようだ。琴譜が最初に登場するのは1549年の『西麓堂琴統』の中。でも、今一般に弾かれているのは、それよりも後の清の時代に演奏された短い七段構成のもの。最初はゆっくりだけれど、二段目からとっても速くなる!

この曲はまだ習っていないのだけれど、二週間レッスンがお休みなので、そのあいだにYouTubeのビデオと楽譜を見て、自分でどこまでできるか練習してみることにした。その顛末は動画にできたら……と思っているので、乞うご期待!? まずは、龚一老师の演奏をお聴きください。