フレディ・マーキュリーの日清カップヌードルのCMの時もそうだったが、当ウェブサイトの管理人は情報時差が激しい。でも、今回は半年余りの時差だからまだましか? それに、ずっと飛行機に乗っていなかったのだからしかたない。
全日空の機内安全ビデオが、国内線では2018年12月から、国際線では2019年1月から「歌舞伎風」になっていた!
https://youtu.be/T0Zkey8LMHU
こういった取り組みはほかにも例があるようだし、賛否両論もあるようだが、管理人は単純に「おもしろい」と思った。機内の周りの人は旅慣れているのだろう、とくにこうなったからといって、真剣に見ている様子はあまりなかったが、管理人はじっくり見た。着陸直後にこのビデオの「メイキング」ビデオが流されたが、それもじっくり見た。歌舞伎シリーズで新しいバージョンが作られるのかどうかわからないけれど、同じビデオでもきちんと見るよ!
そこで思い出した機上でのエピソード一つ。
ずっと前、ときどき飛行機に乗っていた頃、いつも周りの人が客席乗務員の安全デモンストレーションに注意を払わないのが気になった。安全にかかわることなのだから、何度見たっていいじゃない、安全は「習慣」(管理人の持論)なのだから……と多少不満だったし、乗務員たちの努力がバカにされているようでいやだった(確かに、中にはまったくおざなりな態度でやっている人もいたけれど)。
で、いつものように一人だけ真剣に見ていたら、その直後、少し年配の客席乗務員が座席に近づいてきて「きちんと見てくれてありがとう」と言った。「いや、これは大事なことだから……」と答えるのが精いっぱい(英語だったから)だったけれど、「ね、みんなきちんと見ようよ」と心から思った。
あの航空会社は、客室乗務員が横柄なことで悪名高い(?)某国の会社だったけれど、中にはサービス業に携わる人間としての職業意識を持ち、搭乗客にきちんと注意を払う人もいるのだ!