念願の竹葉亭ランチ、とくとご覧あれ。本当は三品目のあとにカブと鴨肉の炊き合わせがあって、とてもおいしかったのだけれど、カメラが写真モードではなくビデオモードになっていたので、撮影に失敗。それから最後のデザートも写真を撮る前に食べてしまったので写真ナシ……。
前菜のお正月料理(数の子、なます、黒豆)はこの季節にはとてもうれしい。ウニは、これでもかぁつ!というくらい湯葉の上に乗っていて、大満足。鰆(さわら)の炙り刺身ははじめて食べたけれどおいしかった。いちばんおいしかったのは銀カレイ(だったと思う……)の焼き物! 脂がのった魚は文句なしにおいしい。ここで白いご飯がほしくなったけれど、注文するのはぐっとがまん。てんぷらは素材が全部日本的なものでほっとした。紫芋と呼ぶのか、紫のさつまいもが美味。写真に撮りそこなった鴨は、ちょっと衣がついていて(たぶん)、これもご飯がほしくなる味だったけれど、がまんがまん。
最後がお目当てのウナギ! でも、すでにおなかは満タンで、十分に味わえない。ウナギさんには悪いことをした。それに、当地で一般的な、蒲焼のたれの味が濃くて、くずれるようにホロホロの食感のウナギに慣らされてしまっているせいか、薄味で身のしまったウナギは蒲焼を食べている感じがしなかった。ちょっと「川の味」がしたのは気のせいか、冷凍ウナギを食べすぎて、本来のウナギの味を忘れてしまったのか? すみませんCPさん、「シンガポールぼけ」した舌には本来のおいしさが今一つわかりませんでした。でも、シェフ(日本料理の場合の呼び名は??度忘れ!)とカウンター越しにおしゃべりをしながら、シンガポールの次女とのランチは至福のひと時でした。ありがとうございました!
もちろん主任シェフは日本人。ちなみに8品のランチコースは約100ドル。お正月だから! ということで娘にごちそうになりました。ありがとう!
それからCPさん、「本当のワサビ」にこだわってごめんなさい。たぶん、今はもう目隠しされて食べたらわからないと思うのですが、なんとなく、本物のワサビがいいお店からも消えてしまってさびしいな、と思う今日この頃なのです。
(続報)上記ウナギ関連コメントについて:CPさんすみませんでした! Kちゃん情報で、やはり私の味覚が少しおかしかったようであることがわかりました。本当のウナギは身が結構薄い(それでも厚いのは超高級)そうなのです。それに、やたら蒲焼のたれの味は普通つけないと。私は本当に、本物のウナギの味も、そしてたぶん新鮮なワサビの味も忘れてしまったようです。次回一時帰国の際には、予算をすべて食べ歩きにあてよう!と決意しました。