中国語ラジオ(34日目)

本当はもうやめたいと思っている。効果がまったく感じられないから。ところが、どうも習慣になってしまったらしく、朝コーヒーを飲む時間になるとラジオを付けている。でも、あいかわらず、わからん!

最近発見したのは、このチャンネルの内容はほとんどが自分に興味のないことだということ。聴き取れないのになぜそんなことがわかった? 今更? 実は、最近、ラジオを聴いた後にテレビを観ることがある。それで、ああ、あのラジオはこの話をしていたのか! と思うことがあって、それがなんだかピンとこない話題ばかり。そりゃそうだ、話題の中心はウイルスの感染とその影響、対策、中国の政治と大雨の話……今日はさらに大学入試の話……これは無理だ。

でも、こういう話題でも「聴き取れない」というのはまずい。話題のつまらなさを聴き取れない言い訳にしてはいけない。98パーセントわからない状態(1パーセント減ったのは、「コロナウイルス」という単語がわかって、それだけは聴き取れるようになったから! 「新冠病毒」! そして、現在はこの単語の使用頻度が異常に高いから!)で偉そうなことを言ってはいけない。

どんな話題であっても、もう少し聴き取れるようになったら、「手ごたえ」が感じられておもしろく思うのだと思う。だから、惰性でもなんでもいいから、もう少し「聞き流し」を続けようと思う。

【動画付き】折り紙で七夕

何とかがんばっている毎月の「靴箱ミニチュア折り紙」シリーズ。七月は七夕をテーマとすることは早々と決めたが、天の川以外なかなかアイディアが浮かばなかった。結局織姫と彦星をひな人形風に作って、二人の再会シーンを作ってみた。前景にあるのは笹の葉のつもりだけれど、そう見えるかなぁ……。

一番苦労したのは、極小サイズ(3mmくらい)の星。数も多かったので途中で挫折しそうだった。それから、バックグラウンドミュージックに「たなばたさま」を古琴で弾いたが、これも一苦労だった。はめ込み画面で動画も入れてみたけれど、動画のアングルとか、もっと工夫が必要。でも、大好きな古琴を、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思ってがんばった。

中国語ラジオ(28日目)

中国語ラジオを聴き始めて4週間。成果はほとんどなし。最初の一週間目に気づいた、数字や固有名詞に注意して聴くこと以外、新しい発見もなし。理解度も1~2パーセント。ここまでくると、さすがやる気がなくなる。

中国語レッスンで使っているテキスト付属のCDで既習の課の本文を聴いてみた。で、これすら聴き取れないことが判明。問題は語彙。新出単語が覚えられていない。おそらく前のテキストのレベル、1500語ぐらいでストップしている。

で、結論として、まず語彙数を増やすことにもっと重点を置くことにした。手始めとして、テキストに出てくる単語。これをしっかりやれば、2000語には到達できると思う。その時、大事なのは「聴いてわかる」ようにすること。

このやり方で、また一か月がんばってみるかなぁ……。

どうかまた三日坊主になりませんよ~に!

古琴を楽しむ~その三

古琴の楽しみはもちろんその音楽にあるのだけれど、ほかの楽器と同様、楽器自体に対する愛着というのも一つの楽しみだと思う。実際のところ、本当に質の良い古琴、名人と呼ばれる人たちの作品、あるいは骨董品などは収集品としても大いに価値があるらしい。

そういえば、2010年に、北宋の時代の皇帝が作った古琴が、楽器としては史上最高の17億円でオークションで落札されたというニュースを読んだことがある。その翌年に同じく落札された、かの有名なストラディバリウスのバイオリンが12.7億円だったそうだから、まだ記録は破られていない?

約7万円の廉価版の古琴を6年以上弾き続けて、まったく問題なく、満足しきっている管理人には、本当に無縁の話。管理人はあまり楽器にこだわらない。というか、「音楽耳」がないみたいで、「いい音」とかがわからない。7万円の古琴でもいい音がしているんだがなぁ……。

東京に置いてある中古の古琴は、前にも書いたが、ネットで12万で購入。すこし欠けたところをボンドで止めてあるような、骨董品っぽい古琴。でも、おそらく古く見えるようにひび割れとかつけた模造品だろうと先生はおっしゃっていた。それでも音は十分に練習には耐えるということだったし、何しろ初めてポロロロン~と弾いた時の音がものすごくよかったから大好き。

今は木が黒くなってしまってほとんど見えないけれど、買った当時は、裏面の、音が出てくる穴から見える、表面の裏側に、制作年号とか書いてあるのが見えて、模造品にしてもすごく手が込んでいるから、上等品! と思ったのを覚えている。今は全体が変形しているので、弾くときは厚めの「座布団」が必要だし、表面からはげ落ちた漆の成分のせいか、一時は弦から「かすれ音」がしてとても悲しかった。でも、去年上京した時は、大丈夫だった。東京で独りでお留守番している古琴さん、元気で待っていてください!

端午節に古琴を弾く

昨日は旧暦で端午の節句にあたる日だった。この日に弾くべき古琴曲は……当然ながら、この日が命日と言われる屈原が作った(と言われる)長編の詩『离骚』を題材にのちに作られた同名の曲! 詩の内容と合わせて聴いていると、最後に失意のうちに入水する屈原の姿が目に浮かぶ。

当ウェブ管理人は昨年秋から練習しているが、全曲弾くと10分以上かかる大曲で、非常にむずかしい……。昨日も、一部だけでも録音できたら……と思ってがんばったが、何度やっても最初の段落さえ間違えずに弾くことができなかった。

で、昨年習い始めてから三週間たった時点での動画を観直してみて、なおさらがっかりした。この頃からほとんど進歩していない! 嗚呼!

恥を忍んで、再度ご紹介する「練習三週間の『離騒』」。最初の字幕に「第一段から第三段」と書いてあるけれど、それは「第一段から第五段」の間違い。あの時はまだ、第五段までしか弾けなかった。そう考えると、(今の状況と比較して)なかなかがんばって弾いていると思う。しかし、全曲はなんと18段ある!

 

折り紙マーライオン?!

【最新折り紙マーライオンブログ(動画付き)はこちら

昨日から、「シンガポールらしい折り紙」を考えていて、試しに「折り紙マーライオン」で検索してみた。あった! しかも立体的でかなりリアル、でも複雑そう。作り方は見つからなかったが、あったとしても私には折れないと思う。

そこで、考えた。立体的なものは無理そうだったから、真横から見た感じだけでも表せないかと作ってみたのがこれ。ん? かなり無理がある?

本物と比べるとかなりほっそりしていて「ダイエット後」という感じ。あと、「たてがみ」に筋を入れるくらいはできるかもしれないので、いつか試してみよう。

今回、写真でだけれどマーライオンをじっくり眺めて、下半身が魚であることに気が付いた。シンガポールに来たばかりの頃、観光巡りして以来、じっくり見たことがなかったから、すっかり忘れていた!

(続報20200624)「たてがみ」に筋を入れて、ボディーを太めにしてみました。


あまり変わりない? でも、本物と比べると、こっちのほうが多少「らしく」見える…気がする…。これで「折り紙マーライオンプロジェクト」一段落。作り方動画はこのブログが好評だったら作りま~す!

(続報20210208)「動画……作りま~す!」なんて言っておきながら、放っておくから、せっかく♡マークが三つもついたのに、なんと、作り方を忘れてしまった! 前に作ったのを分解して、作ってみようとしたけれど、うまくいかない……。教訓:オリジナルの折り紙は作り方を「とりあえず」動画に撮っておくべし!

今日、当地のジャパンクリエイティブセンターの方から連絡があって、私のマーライオンを見て「見よう見まねで」作られたマーライオンをフェイスブックに載せていいですか、という問い合わせ。もちろんOK!

それにしても、上のような写真を見ただけで折れるなんて、すごい! 私は他人が作った作品を見ただけではまったく作れない! 折り紙愛好家を自認しているくせに、恥ずかしい話。実際のところ、その方が作られたマーライオンは私のよりかわいい!

でも、私のマーライオンがインスピレーションとなって、多少とも役に立ったとしたら、とてもうれしい。こつこつブログ書き続けていてよかった! ジャパンクリエイティブセンターのIさん、ありがとうございました!

シンガポール関連の折り紙ブログ、こんな(プラナカン色の折り紙の箱)のもあります!

(続報20210805)一年前に作ったマーライオンの完全再現はやはりできなかったのですが、試作品として「自立するマーライオン」の作り方動画をアップしました。シンガポールの国旗の色、赤と白で作ってみました。よかったらごらんください。

 

プラナカン色の折り紙の箱

一口で言うなら「マレーシアと中華系移民の文化とがまじりあった」のがプラナカン文化。その中で特徴的な色を組み合わせた箱を折ってみた。作り方はちくま文庫『ユニット折り紙入門』で見つけた。このユニット折り紙の折り方はYouTubeでも紹介されているが、「部品」をうまく差し込むことができて、ギュッギュッと押し込んで、できあがる瞬間が気持ちがいい。


シンガポールらしい折り紙を何か折れないかと、ずっと考えているけれど、マーライオン以外思いつかない。そして、マーライオンはちょっとむずかしすぎる。いつかやってみようとは思うけれど。次に思いついたのは、この地域独特の文化「プラナカン」。(折り紙マーライオン、作ることは作ったけれど、作り方をわすれてしまって、動画が作れない!)

「プラナカン博物館」に行くと、細かいビーズ刺繍や、タイル、食器など、独特の色合いの小物がたくさん展示されている。本格的な食器は結構値段が高いので、うちにはお土産物屋さんで買った「プラナカン風」箸置きしかないけれど、それでも結構かわいい。

 

中国語ラジオ(19日目)

中国語のラジオ放送『中国之声』への挑戦はまだ続いている。午前9時から一時間くらい毎日聴いている。でも、あいかわらずほとんど聴き取れない。中国語の先生にそう訴えたら、「謙遜でしょう。あなたは完璧主義者だから」と言われた。う~ん、確かに「どちらかというと」完璧主義かもしれないけれど、今回ばかりは、はるかにそれ以前の問題で、「謙遜だったらいいのだけれどなあ」と真剣に思うほど聴き取れない。

で、今日はとうとう、「読んでもわからないものを聞いてわかるわけがない」という結論に至った。最近はウェブニュースとか、中国語のテレビとかを見て、ニュースを「文字で見る」機会も多くしているのだが、そのようにして文字を見た場合、単語は40パーセントくらいわかるものの、その組み合わせや、構文の複雑さ(か?)のせいで内容が理解できないものがほとんど。これを耳で聞いたってわかるわけがない。まさに、「もっと早く気づけよ!」という突っ込みを入れたくなる。

私のレベルではリスニングの教材はもっとやさしいものにしたほうがよさそうだ。そういえば、授業で使っている教科書についてくるCDも、聴いただけではわからない……。そういうことなのだ。文字を見て理解できる文も聴き取れないということが、まず乗り越えるべき課題なのだ。嗚呼!

というわけで、やさしいけれどおもしろいリスニング教材をほかにさがすことにした。しかし、いつもの「乗りかかった舟」思考でラジオの聞き流しは続けようと思う。ただラジオをつけっぱなしにしておくのは簡単だし、続けたうえで、「ほら、やっぱりだめだったでしょ!」となれば納得がいく(?)から。語学の勉強はほんとうに長い道のり。そして「学問に王道なし!」。在学习的路上,没有捷径!

 

YouTube動画視聴回数激減

日本の外出自粛規制が緩むと同時に、動画の視聴回数が激減している。悲しいようなうれしいような。

悲しいのはもちろん動画を観てくれる人が減ったから。うれしいのは、日本に日常が戻りつつある証拠だと思うから。まだ問題は山積み、たとえこれである程度収束したとしても、「新しい生活様式」というのを模索していかなければならない。でも、今新しい道が始まりつつある気がしてうれしい。

いろいろな意味で、日本と世界の平和を祈らずにいられない。

中国語ラジオ(12日目)

中国のラジオとテレビの視聴、続けている。でも進歩がない。特にラジオは、聴き取るヒントがまったくないため、あいかわらず99パーセント理解ができない。その上、広告が非常に多いことが「やる気」を失わせる。今日はとうとう、広告の時間は音量を小さくして耐えることにした。(もちろん広告も、電話番号を言っているのだな、という以外は99パーセント聴き取れない!)

数字地名のほか、聴き取りのヒントとなりそうだとわかってきたのは、人名機関名。人名は中国人名としてポピュラーなものは、それらしいと推測がつくし、機関名は「部」がついたり「中心」がついたりする。データなどの引用の場合は「大学」が出どころだったりする。

先日「ラジオを聴いても語彙が増えない」ことに気が付いたが、今日気が付いたのは、もっと基本的なこと。つまり、「知っている単語が聴いただけでわからない」こと。数日前から、中国のウエブニュースで「今日のトピック」のようなものを読み始めて気が付いた。確かに知らない単語が続出するが、全体を見れば、40パーセントくらいは知っている単語だ(話題によるが!)。ということは、ラジオのニュースも知っている単語を全部聴き取れれば、半分近く理解できるはず。そうではないだろうか?

あたりまえのことにやっと気が付いた。すごく簡単な単語でも、耳で聴いてすぐに理解することができない。こういうことが頻繁にある。どうしたらいいか? このまま、聴き取れないままラジオを聴き続けて効果があるのか、すごく疑問。もっと簡単な教材に変えたほうがよいのか迷う。「ラジオで中国語に耳を慣らすプロジェクト」、12日目にしてすでに挫折か?