絵てがみチャレンジ動画

絵は苦手。いたずら描きをするのは好きだけれど、芸術的センスがまったくない。これは断言できる。小・中学校の「図画工作」「美術」あるいは「技術」の時間に作った石膏レリーフ、粘土彫像、ミニチュア椅子など、今も覚えている赤面の作品群。残念なことに自分にはセンスがないのだと知った。

というわけで、絵を描くことには常に劣等感を持っている管理人が、すこし前からやってみたいなあと思うようになったことがある。それが「絵てがみ」。「下手が味になる」とどこかで読んで、「これだ!」と思った。

で、とうとう実際にやってみた! でも、やはりそうは問屋が卸さなかった……下手は下手。味もなにもあったもんじゃない。でも、楽しかった! それが一番! だよね……

 

“The Leeter Tunku” Edition Tintenfaß

This is very interesting book. As we can see on the front page, it is written in “Singlish”. I can only guess “Leeter” may come from the pronunciation of “little” changed into Singlish (Singapore+English) and  “Tunku” may mean “Prince”. I checked on the web and found out that it is a Malay word for prince. Other than those, there are a lot of words in the text which I can only guess they may come from Chinese, Malay or probably from Tamil languages. Singapore really has a unique mixed culture!

The other thing which I am interested in is the chart at the end of the book which shows “how to say ‘Little Prince’ in different languages” . Although the font is very small and for my aged eyes it is a bit difficult to read, I found it quite interesting. This list contains 109 languages, including Morse code!…..but not Japanese…I wonder why it doesn’t have Japanese nor Chinese (it may have them but I couldn’t find them…). Maybe the problem with fonts?

Anyway, just for information, literal translation of “Little Prince” in Japanese is 小さな王子 (Chiisana Ouji), but the Japanese version of this book in general has slightly different title, 星の王子さま (Star Prince). (see the front page of the book)

いろいろな意味で、ちょっとショックを受けた本。表紙の左下にあるように、Singlish「シングリッシュ(シンガポール風英語)」版の『星の王子様』。まず、タイトルからして、よくわからない!!Leeterはたぶん英語の little をシンガポール風に発音した「リートゥ」みたいのをまた文字に戻したもの(?)。Tunk は「王子様」なんだろうな、と察しはつくけれど、ウェブで調べてみてやっとわかった。マレー語で王子様の意味。ほかに、おそらく中国語の「那」から来たと思われる nah という言葉など、本文中にも意味がわからない単語、続出。要するに、英語に中国語とマレー語が入り混じっている。おそらく、タミール語も混じっているのだと思うが、当ウェブ管理人には見分けがつかない。シングリッシュ恐るべし! と感嘆するばかり。

巻末にある「いろいろな言葉で Le Petit Prince(フランス語原題)を何というか」、というリストも面白い。でも、109個の言語が載っていて、モールス信号での言い方まで載っているのに、日本語がどうしても見つけられない(活字が小さくてよく見えない!)。中国語も載っていないみたい。もっとよくみたら見つかるかもしれないけれど。ハワイ語まで載っているんだよ~。どうして日本語がない?

【動画付き】折り紙で人間を折る

 

折り紙で人間を作ろうと思い立ってウェブを調べてみたが、どれも複雑で、折り目が何重にもなるので折るのが難しい。手足が四本だから、「鶴」のように、紙の四つの角を使ったらいいのではと見当はついても、鶴からの発展形ではむずかしすぎる。

で、思いついたのが「百合」(正確には菖蒲と呼ぶ?20190915)。あれも花びらが四枚で、鶴より単純な折り方で四つの「手足」ができそう……と考えながら百合を折ったあと、ふと思いついて”origami human”で検索してみた。あった! まさに百合の途中から作る人間!

オランダの折り紙作家Joost Langeveldさんの考案。ほぼその作り方通りに作ったのが、下の写真の緑のもの(足の太さとか少しすでに変えている)。でも、ちょっとロボットっぽかったので、どうにかならないかと作り始めたのが薄緑のもの。つまり、二回目は作れなかった。疲労のせいか、頭のボケのせいか、ともかく再現できなかった!

 

で、一晩寝て、またやり直してできたのが、クリーム色の第三号。手足を細めにして、シャツもちょっと下を広げてロボットっぽさを消そうと試みた。どうだろう? さらに工夫が必要だと思うが、自分がイメージしていたのとかなり近い。Joostさん、ありがとうございました! 彼は折り紙の本(英語版)もたくさん出していて、自宅の一角の「折り紙ランド」は折り紙だらけ! ご興味がおありのかたはJoost Landgeveldでウェブ検索してみてください! 折り紙人間の作り方も、動画であげていらっしゃいます。

(続報)ちょっと改造した「折り紙人間」の作り方動画をYouTubeにアップしました。(20191001)

(続報)折り紙人間のおうちの「ハウスツアー」第一弾ができました。家具・小物の作り方(動画リンク集)はこの動画の概要欄にあります(当ブログのおすすめ記事にもあります)。ぜひごらんください。

(続報)この一人の「折り紙人間」がきっかけとなって、折り紙ミニチュアハウス、そしてさらにミニチュアルームのシリーズ(?)が始まりました。よかったら最新のミニチュアルームをご覧ください。(20200403)

これは、毎月、その時期に合った「日本の風景」を折り紙で靴箱のなかに再現するシリーズ(いつまで続くかわかりませんが…)です。よかったら、ほかの月のものもぜひごらんください! 上記動画の概要欄に情報があります。

(さらに続報)12か月分のダイジェスト版動画を作りました。よかったらごらんください。

靴の空き箱を利用して作ったドールハウスに折り紙で作った家具を並べたこんな動画も作りました!

上の動画のドールハウスの家具をさらに1/4にした「nanoサイズの家具」を使った、「石鹸箱ドールハウス」もあります! このドールハウスの特徴は「元通りに折りたためる」こと。元の石鹸箱は手のひらに乗るサイズです。小さな家具を作るのは大変ですが、達成感は大きい!

下記動画の概要欄には寝室や書斎のある第二弾へのリンクもあります。苦心の作をぜひごらんください。

上記、「石鹸箱ドールハウス」のさらに1/4の大きさの「極小折り紙ドールハウス」も作りました。これ以上は小さくできないと思うので、ドールハウスシリーズの最終版です! 下記動画の概要欄に、極小本屋さんと喫茶店の動画へのリンクもあります。

 

 

 

 

 

古琴レッスン雑感

レッスンの時に、数週間前から『欸乃』の復習をしているけれど、一か所、相変わらずまったく歯が立たないところがある。そこを弾くと先生が苦笑する。でも、どうしようもない。できないものはできない。左手親指で三弦一緒に押さえて、右に移動させながら四弦目にうまくつなげることができればいいのだが、指の長さからそれは不可能だよなぁ……と思う。でも、たぶん指の長さだけはあまり変わらないだろうと思う女性のプロのビデオを観ると、もちろん見事に弾いている。ううぅ……。

ちなみに、弾けないのは、下の楽譜の二段目の最後の小節から、三段目の二つ目の小節まで。川の流れがちょっと急になってグイグイ流れている感じがするのだけれど、私が弾くとシュシュシュ、シュッシュ……ほうきで掃除しているみたい……。嗚呼!

『渔樵问答』のほうの復習は、音程が不正確な箇所があるのが致命的。それから特にスライド奏法がクリアに聴こえない。なにしろ全体的に「クリア感」がない。自分が弾いたものを録音して聴くようにと先生に言われたけれど、それ苦手。自分で聴くためだけでも、録音する、となるとガチガチに緊張する。極度の「緊張屋さん」。だから疲れる。いつでも疲れる。いつも疲れている。なんとかもっと力が抜いて生きられないか!

レッスンのあと、助手の先生と少し話をした。「何度も同じビデオを観て、どうやったらプロの奏者と同じに弾けるか、いつも考えている、夜もそれで眠れない時がある」と言っていた。ものすごくまじめで熱心な先生。『欸乃』もすごく上手! いろいろ見習わなくちゃと思う。

私は最初から、プロの奏者の真似をするなんて無理、と思って、ビデオは観賞用と決めている。それじゃだめなんだ。そんなんじゃ、きちんと弾こうとすると緊張してガチガチになるのがあたりまえ。とても得ることの多い対話だった。ありがとうございました!

ミントがすごいことになった

前回、水耕栽培中のミントについてブログを書いたのが10日前の8月17日(一枚目の写真)。それから10日間、一回肥料追加、一回水の全とっかえをやった後の今日のミントが二枚目の写真。すばらしい成長ぶり。ツタのように垂れ下がった分はもう「摘み頃」なので、早速摘んでミントティーを作りたいところだが、ちょっとおなかの調子が悪くて、自家製ミントの「試飲」をするコンディションではないので、あと数日様子を見ることにする。

それにしてもよくがんばってくれた水耕栽培ミント。小さなペットボトルを使った700円くらいのキットなのに、すごい。きちんと成長記録をとっておけばよかった……でも、あまりの発芽の遅さ、出た芽のあまりの細さに、やる気をうばわれてしまった。植物の持つ生命力をもう一度(ミントは以前に2回、普通に土に植える方法で失敗済み)信じるべきだった! これからもがんばれミント!

(続報20191006)ミントとお別れ

 

 

古琴曲『平沙落雁』

中国古典十大名曲の一つ。『雁落平沙』という別名もある。鳥と花は中国の文芸、絵画などの題材としてよく登場する。日本にも「花鳥風月」という言葉がある通り、おなじみの題材だ。実はウェブで調べるまで当ウェブ管理人は知らなかったが、この平沙落雁という言葉は日本語の四字熟語にもなっていて、「へいさらくがん」と読む。中国語と同様に「干潟に舞い降りる雁」という意味。中国の山水画の伝統的画材である瀟湘八景(瀟湘地方の八つの景勝)の中の一つだそうだ。その景色を題材に作られたのがこの古琴曲。

残念なことに最初の部分の録音が切れているのですが、晩年の张子谦老师の軽快な演奏を動画でぜひご覧ください。

管理人が習ったのも张子谦老师が伝譜された楽譜だったが、この曲もほかの曲同様、流派によって、年代によって、いくつもバージョンがあるようだ。一番最初に楽譜に登場したのは1634年に刊行された『古音正宗』という本。作曲者としては唐、宋、明などの琴士の名前があげられているが、確定はされていない。いずれにしても、かなり古い曲。

管理人はこの曲も少し前に習ったので、すっかり忘れてしまった! 現在、少しずつ既習曲を復習しているので、いつかこの曲もまた弾けるようになりたい!

横浜がんばれ

横浜ベイスターズ、一度はものすごくいいところまでいったのに、またちょっと「負け気味」。昨日も延長戦まで行った末、巨人に負けてしまった……。

あいかわらず、プロ野球の「仕組み」がよくわからないのだけれど、いま続いている一連の試合(シリーズ?)が終わった時点で、セ・リーグの六チームのうち三位以内に入っていると、パ・リーグの三位以内といっしょに「日本一」を争う新たな一連の試合が始まる……ということ……なのかな???

で、今の横浜は三位! 四位との差は2.5なので、おそらく四位の阪神が勝って、横浜が負けると1点ずつこの差が縮まるということなのだと思う……(本当の野球ファンの方、すみません。当方、にわか野球ファンで、仕組みがわかっていません)。ともかくもがんばれ! がんばれ!

あと十分で今日のデイゲーム開始! 応援開始します!

久しぶりの自分の爪

3月9日に、ペラペラになっていた右手人差し指に、はじめて「アリアの付け爪」を付けてから5か月半余。その間、ダイソーの付け爪や付け爪用粘着テープも試して、いろいろやってみた。最後に試したのはダイソーの付け爪にアリアの粘着テープという組み合わせで、次に、これまでで一番よかった感じのする「ダイソーの付け爪+ダイソーの粘着テープ」を試そうと、数日前付け爪をはがしてみたら、下の自分の爪がしっかりしていた!

調べてみたら、管理人の年齢だと手の爪が全部生え変わるのに半年くらいかかるらしい。だからようやく、「ペラペラ部分」がなくなってほぼ全部生え変わったのだろう。途中で何度か付け爪なしの期間も設けているので、爪の厚みは十分とは言えないかもしれない。それで、「爪の補強用」というマニキュアをつけて練習を開始した。

すると、数日練習すると、人差し指の一部(アリアの付け爪が欠けたあたり)のマニキュアがはがれた。やはりこの部分が一番摩耗するということなのだろう。はがれたらそのたびに、この部分だけマニキュアで補強する、という方法でしばらくやってみようと思う。願わくば、自分の爪で思いっきり弾けるようになりますように!

古琴ひたすら復習

新曲は3か月近く前に始めた『酔漁唱晩』を「一応」弾けるようになったところでストップ。そのあと東京に一時帰国やら、先生の演奏旅行やら、取材やら……先週は先生が主催者の一人となった「古琴フェスティバル」があって、先生も助手の先生も大忙し。私も珍しく編集の仕事の締め切りに追われたりしてストレスが限界に来ていたから、これ幸いとこの二か月余、ひたすら復習していた。楽しい。古琴を弾いていると何もかも忘れる。

実は今、このあとに、長~い文章を書いたのだが、間違えて削除してしまった。また同じ文を書く気力がない(二日前食中毒?で腹痛と下痢でひどい目にあい、まだ回復中)ので、結論だけ書くと、古琴には「精進」という言葉が似あうという話。はい、今日も精進、精進。これから『龙翔操』の復習しま~す!

今日紹介するビデオは大好きな成公亮老师の講演のビデオ。40分もあるので、全部は見ていただけないと思いますが、貴重なビデオだと思うので、ぜひ少しだけでもご覧ください。このビデオの中国語が聞き取れるようになること、それが管理人が中国語を習っている理由の一つです。

いつもiPhoneで観ていたから気が付かなかったのですが、今、コンピュータでビデオを観てびっくり! 歓喜! 中国語の字幕がついている! わ~い! これで少し聞き取れるかもしれない!

 

 

古琴曲『鸥鹭忘机』

最初に習ってからもう少なくとも4年経っているので、メロディーはまったく記憶にない(!)が、この曲のもととなった『列子・黄帝』(秦の時代に書かれたと言われる道家の書物)にある故事を先生が話してくださったのを覚えている。

自分が習ったバージョンとは少し違いますが、管平湖老師の演奏をお聴きください。

《故事あらすじ》昔あるところに、いつも海鳥とたわむれて遊んでいる漁師がいた。ある時、父親(妻と書いてある資料もあった)が自分も一緒に遊んでみたいから、つかまえて家に連れてきてくれと言った。次に漁師が海に行くと、海鳥たちは空を舞うばかりで、決してそばに寄ってこなかった……というお話。人が無心でいれば、海鳥でさえ身を守る賢さを忘れて近寄ってくるということで、鸥鹭忘机という言葉は「警戒心のない状態」、さらには「下心なく無心でいれば警戒心の強い鳥でさえ親しんでくる(下心はだめだよ!)」といった意味になるらしい(中国語資料の解読にちょっと自信がありません……もう少し調べます)。