カプチーノアート?第二弾。自分の似顔絵を描くつもりが、手が自然に動いて猫の耳を描き始めていた。別に溶いたインスタントコーヒーをつまようじにつけて描いた。邪道っぽい。洗わなければならない皿も増える。YouTube情報によると、たとえばよく見かける葉っぱ状の模様などは、泡だったミルクを注ぐときに、カップやミルクピッチャーを繊細に動かして作る。そして、白い泡の部分に何か描くときは、だいたい、その周りにできたコーヒー色の泡を使って描いている。うーむ。ともかくもミルクピッチャー(あるいは代用品)必須。100均にないだろうか?
100均でカプチーノ
ダイソーで手に入れたミルクフォーマーで、半信半疑のままカプチーノを作ってみた。本当にできた! 毎朝、温めた牛乳にインスタントコーヒーを入れて飲んでいるのだけれど、泡を乗せただけでちょっと優雅な気分。今日はカプチーノアート風にシナモンで星型を作ってみた。まだ大ぶりのカプチーノカップを買っていないから、いつものマグカップ。だからちょっと無理があるけれど、ともかくこれがカプチーノアート第一号! ただ振りかけただけだけれど、むずかしかった。YouTubeを見ると、信じられないほど緻密な絵を描いている人たちがいる。どんなことでも、極めるとすごいんだなあ。
『瞬訳 中国語』アスク出版
なつかしいアスク出版。ずっと前、学習参考書の編集プロダクションでアルバイトをしていたとき、よく目にした社名。お久しぶり! この本には「ごはんを一杯食べる」のような短いフレーズの日本語と中国語が1ページに10個ずつ、ページの裏表に並んでいる。初版は10年ほど前だが、最近改訂版が出たから人気があるのだと思う。ということは学習効果あり?! CDもついているけれど、スマホにウエブサイトから直接ダウンロードできるということで、アプリ苦手な私が何度かチャレンジののち、アプリと本文ダウンロードに成功! 今日から散歩のお供。独りでぶつぶつ言いながら歩くのだ! 中には「彼女に毒を盛る」なんていう衝撃的?な例文もある。
イラストを入れてみた
現在唯一の本ブログの読者候補者である息子に、読んでみて、と言ってスマホを渡したら、即、押し返された。「画像いれなきゃだめだよ」。確かに。写真を入れ込むのに手間がかかるから、投稿にまったく画像を付けていなかった。「ちょっとしたイラストでもいいんだよ」。それから「一つの投稿、長すぎ」。ウーン。仰せの通り! で、いろいろ試行錯誤して(この顛末を書くとまた長くなるので割愛)、なんとiPhoneのメモ帳で指先でイラスト描いて、それを投稿に入れ込むという実にアナログ的な技を編み出した。お笑いくだされ。(描という字、間違ってるしィ!)
やはりアプリは苦手
投稿の一つのカテゴリーのタイトルだけをリストにして表示するプラグインが意外にうまくいった(本文の一部も表示されてしまうことや、不要なコメント欄がついてしまうことなど、問題はあるので、あくまでも「意外に」)ので、味をしめて、iPhoneからもWordPressが使えるというアプリをダウンロードしてみた。何しろアプリは苦手なので、これまでもタクシー以外のアプリは入れていない。でも、やってみた。で、案の定だめだった。WordPress.comというところに登録すればいいみたいだけれど、私が属しているのはWordPress.orgというのらしい。それでも使えるはずなのだけれど、URLを入力すると「これではだめなので、サーバー(?)に問い合わせてください」みたいなメッセージが表示された。即!アプリ削除。やっぱり無理っす。今日はふて寝。
『あのころ』集英社文庫
ちびまる子ちゃんの作者、さくらももこさんのエッセイ集。この本の作者紹介のところを見て、彼女が今年8月に亡くなっていたことを知った。黙祷。私より16歳も若いのに!そんなに若かったのだから、「あのころ」と言っても、私は年代的にずれがあるのだろうなと思いつつ読んだら、結構ドンピシャなエピソード満載で何度も笑った。この頃ほとんど笑わない私が思わず、笑い転げた。七五三で着物を着せられて、下着のラインが表に出るからと、着付けのおばさんからパンツは履かないように言われた時のまる子の、じゃなくて、ももこさんの反応に笑い転げた。「私は腰が抜けるほど驚いた。この人は一体何を言い出すのか。そんなこと絶対イヤである。パンツをはかないで一日行動するなんて、考えた事がないほど考えられない状況である。(p.58)」そのあとも「パンツ」「パンツ」の連呼で激しい抵抗の模様が描かれている。そう、パンティじゃなくて、パンツの時代。ももこさんの冥福を祈りながら、なつかしい「あのころ」をたっぷり思い出した。ほかのエッセイ集も読んでみたい。
『アクロイド殺人事件』ハヤカワ文庫
いわずとしれたアガサ・クリスティの名作。最近彼女の本を読み返している。この本は以前に読んだときに、犯人を知ったうえで、読み返したい、と強く思った本。だから、今回、犯人はわかっていたけれど、読み返して、満足した。やはりクリスティはすごい。もちろんストーリーに矛盾はなかった。ネタバレをしないようにこの話をするのはむずかしいが、その「ネタ」ゆえにこの本がミステリー小説界で物議を醸しだしたというのは、ミステリーファンなら知っていることだと思うし、そもそもミステリーファンならこの本はすでに読んでいるはず。中には確認のために再読した人もいるのだろうな・・・。あ~ここでネタバレしてしまいたい!
プラグインすごいん!
興奮して思わずしょうもない語呂合わせネタをタイトルにしてしまった。本の虫は毎日本を読むから、紹介したい本は限りなく出てくる。だから、ブログのタイトル(今のところ書名と出版社名)だけをリストにした固定ページを作っておくといいんじゃないかと思った。で、その方法をウェブで検索。プラグインを見つけた。で、5分もかからないうちに、できた! ただし、思っていたようにタイトルだけ、とはいかずに、本文が3行ほどついてくるので、ちょっとうるさい。これはブログの数が増えれば、一つにつき費やせる行数が減って(1ページに10個のブログを表示、と指定した)少しすっきりするのだろうか? でも、ともかく、あっという間にできたのに自分でもびっくり。あとはとりあえず、このリストページをHomeのメニュー紹介の中の「本」のところにリンクさせておこう。今日の試行錯誤活動は以上。
古琴の世界への入り口
今日は『陽関三畳』(中国語フォントで打てないので日本語の漢字。正しいかどうか、ちょっと自信がない)を復習した。昔、二胡を習っていた時、「これはもとは古琴の曲だけれど」といわれて習った。それがすごくよくて、いつか古琴という楽器でこの曲を弾いてみたいと思った。だから、古琴を習い始めてからしばらくしてこの曲を習ったとき、ああ、夢がかなった!と思った。本当はその時点で、この曲を弾きこむことに専念してもよかったのだけれど、なんと、この曲は楽譜集の中では「初級」に位置付けられていた(習い始めて三曲目がこの曲だった)。いわば古琴の世界の入り口で、そこからのぞくと、はてしなく続く道が見えた。以来、よちよち歩きでその道を歩き続けて五年になる。そのうち1年は腱鞘炎の治療・手術・リハビリのために古琴にさわれなかった。再開は3年前。今も残る手首の傷跡を見るたび、よく戻ってこれたな、と思う。
『アルツハイマー病は治る』筑摩書房
神経系性障害がアルツハイマー病の発症を促すしくみ――アルツハイマーの悪循環(本書p54~)の説明がすごく衝撃的で、説得力もあるのだけれど、複雑すぎて覚えられない(記憶障害すでにあり!)。それを簡略化したp59の図によると、「海馬での神経系性障害→ストレスへの感度が高まる→コルチゾールの分泌が増える→毒性ベータアミロイドの生成が増加(→と同時に新しい神経の形成がブロックされる)→海馬での神経系性障害・・・」とつながり、悪循環が始まる。うまく説明できないが、読んだ直後は納得していた。で、この悪循環がはじまる主な原因は、慢性的なストレス、不適切な食事、社会的刺激の欠如、慢性的睡眠不足、運動不足。どぇぇぇ! 全部あてはまるじゃん。なんとかしなくちゃ。目を覚まされた思い。
いい本だけれど、アルツハイマー病の心配をし始めている状態(少し脳機能的に問題を抱えている状態)で、これだけの量、内容の本を読み、理解するのはむずかしい。もちろん予防的に読むのには大きな意味がある。セルフヘルプ的なアドバイスも多くなされているが、結局は、この理論に基づいた「システム治療プログラム」を手掛けている医者や介護士のもとで治療を受けなければ最大の効果は得られないという感じが残る。介護や治療に携わる人たちがこの本を読んで勉強してくれて、それを応用してくれたら、多くの人の役に立つのではと思う。