最近、日課にしている古琴基礎練習

右ひじの痛みが取れてきた♪ うれしい。このままずっと痛みを抱えていくのかと思ったこともあったけれど、最近は、一番痛かった洗顔時もかなり楽。ただし、油断してガンガン使ってしまった日の夜はちょっと痛い……。だから、用心しつつ、古琴の練習再開!

となると、やはり基礎練習をやりたい。とくに、曲練習の時、反り返っているのが気になる右手中指を特訓したい。それで考えた基礎練。

実際は中指の練習をもっと繰り返すから、5分以上かかるけれど、しっかりと右手を見ながら弾いていると、「反り返り率」が減ってくる…ような気がする。

あとは、この休養期間中にどんどん忘れて行った曲を少しずつ取り戻そうと思う。また明日の練習が楽しみ♪

【動画付き】『離騒』全部弾いてみた!

二週間ぶりの動画投稿。自習のために撮った動画だから、間違えだらけ。大きく間違えたところはカットしたので、時々つながりが悪い。

観返すと、欠点がよくわかる。普通に弾けるはずのところも、緊張のために弾けていない。気持ちを込めて……なんて余裕はない。本当はそれが一番大事なのに。もっとたくさん弾いて、肩から力を抜いて弾けるようになりたい。そうしたら、きっととても気持ちがいいと思う!

【動画付き】古琴基礎練習再開

モチベーション維持のための動画撮影。2週間ぶりの投稿。指が自分の思うように動いてくれないことに対するもどかしさ。もちろん、指のせいじゃなくて、「意識」の問題。

リラックスがカギじゃないかな……と思うことがよくある。「意識」を持ちながら、心も身体も力を抜いて弾く。う~ん、自分で言っていてもよくわからない!

【動画付き】ゴルフ肘になってしまった

2か月ほど前から顔を洗う時と、古琴練習をしている時に右ひじに痛みを感じていた。それ以外の時は、ほとんど意識せずに忘れているくらいだったのが、2週間ほど前から悪化。かなり痛くて不安になっていた。

そんなある日、ドアノブを回そうとしたら、右の人差し指付け根に激痛が走った。触ってみるとしこりがある。これは若い時にやったことのある「ガングリオン」だなとすぐに思い当ったけれど、かなり大きいし、押さえるともちろん痛い。年も年だし、確かめておいた方がいいかもしれないと、これまた不安になった。

そこで、肘のこともあるので、数年前、肩の痛みを診てもらった整形外科の先生の所へ行った。そうしたら、肩の痛みのあと、左ひじの痛みでも診てもらっていたことがわかった。そして、「あの時も、顔を洗うと痛いと言っていましたよ」と言われた。私にはまったく記憶がないのだけれど、手術などはしていないから自然になおったはず。これはグッドニュース!

触診などのあとの診断は「ゴルフ肘」。前と同じだから今回はレントゲンも不要と言われた。原因は老化と使い過ぎ。要するに金属疲労のようなもの? 思い当ることはないかと聞かれて、古琴の練習の話をした。先生は古琴を知らなかったから、弾く姿勢などちょっとデモンストレーションをした。その時、ふと気が付いた。右腕が身体から離れている!

先生もそれを見て、肘をさげて弾けませんかと言う。はっ!とする私。締め過ぎはいけないけれど、脇は両方とも締めるようにと最初の最初に習った気がする!

それで、家に帰って脇を締めて弾いてみたら、痛みがなかった! そして、よく考えた。痛みが始まったのは『文王操』の練習を始めてからしばらくたった頃。この曲によく出てくる、親指を身体の側にはじく「擘」を弾く時、どうしても右ひじが開く。そして、どうやら私はそのまま、開いたまま、練習していたようなのだ。

自戒を込めて、発見の顛末を動画にした。大いに反省をして、悪い癖を直したい。まずは、しばらく練習時間を短縮して、肘の回復を待つ。毎朝、顔を洗うたびに痛みを感じるのはいやだし、古琴が弾けなくなったら絶対いやだから!

人差し指付け根のほうは、超音波検査の結果、やはりガングリオンと確定。4~5ミリくらいあるから、結構大きい。でも、痛みが出たり、大きくなって動かすのに支障が出たりしないかぎりは、経過観察でOKとのこと。何とか、このまま静かにしていてほしい……。

 

【動画付き】『碣石調幽蘭第五』第一句

古琴を学ぶ者なら一度は耳にしたことがある『碣石調幽蘭第五』。現存する唯一の「文字譜」で、写本が日本の国宝となっていることで有名だ。数週間前、ふと「読んでみよう」と思って、原文をながめているうち、暗号を解読しているみたいでおもしろくなった。その成果をまとめた動画がこれ。

実は、この琴譜は前から気にはなっていたのだけれど、現物をネットで一目見て、「これはわからん!」と、すぐあきらめた。今回、最初の4行だけでも読もうと取り組んだものの、中国語も初心者の域を越えない私にとっては、さながら『解体新書』を読む杉田玄白の心境だった。

昔の中国語で書かれているとは言え、中国語が読める人はすぐにだいたいの意味がわかるのだろうけれど、「一句」という文字以外は、区切りがなくて、私にとっては、まずその区切りを見つけるまでが大変だった。

その後、「暗号解読」を続け、その作業が行き詰ったところで、すばらしい研究書(山寺美紀子著 国宝『碣石調幽蘭第五』の研究)を見つけた。さっそくAmazonで入手。そこには「解答」が満載だった! まだまだ研究の必要・余地があると著者の方も書かれていたけれど、ここまで研究なさったことに、ただただ敬服する。

作業が一区切りついたところで、管平湖老師が打譜された減字譜と音源を参考に、弾くことも試みたが、やはりムリ~! そもそも技術がないことに加えて、現在では使われていない複雑な技法もあったりして、ほぼ不可能! この曲が弾けるようになる日は今世では来ないだろうとの結論を得た。

この動画を観てみようかなと思っていらっしゃる方のために、最後に断っておくと、ご想像の通り、この譜の解釈には諸説ある。だから、この動画で紹介した解釈もあくまでも「定説の一つ」と考えていただきたい。

大失敗💦

年齢のせいにしたくはないけれど、どうやらボケが始まっているらしい。実は、ものすごく重大な思い違いをして、それを公共の電波(インターネットって電波?)に載せてしまった😲。幸いなことに観てくださっているのはまだわずか(現在のところ54人)なので、間違った情報はあまり広がっていないと思うけれど、本当に自分でもあきれる!

問題の動画はこれ。この中で、『文王操』を『文人操』と間違えている。そもそもこの動画を撮ろうと思ったのは、『中国最後の文人』というタイトルの本があること、そして、その文人が101歳まで生きた女性であることを知ったのがきっかけだった。そして、『文人操』だと思い込んでいたこの曲と一緒に彼女のことを話したいと思ったのだ。

なんたる失態! これ以上恥をさらさないように、動画を削除するのがいいのかもしれないが、自分の「おっちょこちょいさ」を戒めるためにそのままにしておくことにした。もちろん訂正とお詫びを付け加えた。ああ恥ずかしい💦。

 

毎日新発見

そう、古琴を学び続けていると、毎日新発見がある。たぶん、初心者であることと、毎日学ぶことが条件だろうけれど。前者の条件は満たしている。後者は微妙……。「学んだ日は毎日新発見がある」とすればいいだろう。

今日の発見は、『龙朔操』と『龙翔操』の根っこが同じらしいということ。成公亮先生が書かれた文章の日本語訳をウェブで見つけて、この発見をした。もしかすると、みんな知っていることなのかもしれないが、私はこれまで、「この二曲は名前が似ているので、よく間違えられるけれど、まったくの別物」と思っていた。

確かに「別の曲」ではあるのだけれど、もともと、『龙朔操』(別名『昭君怨』)という曲にはいくつもの版があって、この名前で广陵派が弾き始めた別の(?)曲(調さえも元の曲とは違う)が『龙翔操』と名前を変えて独り歩きをし始めた……といったことらしい。

もう少ししっかりと、このネット情報を読んで自分の理解が正しいのか確かめてみるつもりだが、たった今見つけた今日の発見をとりあえず、「古琴日誌」につけておこうと思う。

【動画付き】『子夜呉歌』の詩吟に挑戦してみた

またも無謀な挑戦。いつも私の老化防止活動を応援してくれるKちゃんも、私の歌を聴くと苦笑する。うん、うん、わかってる。絵と歌は無理なんだよね~。

なんとその二つを組み合わせてしまった動画。でも、作っている時、楽しかった♪ だから、オッケー🙆…ということにしましょ!

【動画付き】『子夜呉歌』を弾いて歌ってみた

古琴動画チャンネルのチャンネル登録者が最近増えて100人を越えた! 自分の練習のモチベーション維持のために始めたチャンネルだから、観てくださる方がいらっしゃるだけでもうれしいのに、チャンネル登録まで! 感謝!

声がへなちょこだから歌は苦手なのだけれど、古琴は大好き。そして、琴歌も大好き。とくに、知っている漢詩が歌詞になっていると、歌いたくなる♬ それでまた挑戦してしまった。

今日は少しまじめに、教則本に戻って、初級曲をしっかりと練習しようと思う。

つけ爪のつけ方動画

年齢のせいもあると思うけれど、古琴の練習をしていると爪が薄くなる。数年前にペラペラになって、弾けなくなった。マニキュアや瞬間接着剤なども試したけれど、結局、つけ爪が簡単で効果的という結論に達した。

最近、古琴動画へのコメントに爪が弱くて困っているというような話が寄せられた。それで、あ、ほかにも私のような人がいるのだ!と思って、一つの解決法として、つけ爪をつける方法を紹介した動画を作った。

なんていうことのない、ただ、つけ爪を接着テープでつけるだけの動画だけれど、同じような悩みを抱える人に一つのアイディアとして観てもらえたらうれしい。