毎日新発見

そう、古琴を学び続けていると、毎日新発見がある。たぶん、初心者であることと、毎日学ぶことが条件だろうけれど。前者の条件は満たしている。後者は微妙……。「学んだ日は毎日新発見がある」とすればいいだろう。

今日の発見は、『龙朔操』と『龙翔操』の根っこが同じらしいということ。成公亮先生が書かれた文章の日本語訳をウェブで見つけて、この発見をした。もしかすると、みんな知っていることなのかもしれないが、私はこれまで、「この二曲は名前が似ているので、よく間違えられるけれど、まったくの別物」と思っていた。

確かに「別の曲」ではあるのだけれど、もともと、『龙朔操』(別名『昭君怨』)という曲にはいくつもの版があって、この名前で广陵派が弾き始めた別の(?)曲(調さえも元の曲とは違う)が『龙翔操』と名前を変えて独り歩きをし始めた……といったことらしい。

もう少ししっかりと、このネット情報を読んで自分の理解が正しいのか確かめてみるつもりだが、たった今見つけた今日の発見をとりあえず、「古琴日誌」につけておこうと思う。