毎日新発見

そう、古琴を学び続けていると、毎日新発見がある。たぶん、初心者であることと、毎日学ぶことが条件だろうけれど。前者の条件は満たしている。後者は微妙……。「学んだ日は毎日新発見がある」とすればいいだろう。

今日の発見は、『龙朔操』と『龙翔操』の根っこが同じらしいということ。成公亮先生が書かれた文章の日本語訳をウェブで見つけて、この発見をした。もしかすると、みんな知っていることなのかもしれないが、私はこれまで、「この二曲は名前が似ているので、よく間違えられるけれど、まったくの別物」と思っていた。

確かに「別の曲」ではあるのだけれど、もともと、『龙朔操』(別名『昭君怨』)という曲にはいくつもの版があって、この名前で广陵派が弾き始めた別の(?)曲(調さえも元の曲とは違う)が『龙翔操』と名前を変えて独り歩きをし始めた……といったことらしい。

もう少ししっかりと、このネット情報を読んで自分の理解が正しいのか確かめてみるつもりだが、たった今見つけた今日の発見をとりあえず、「古琴日誌」につけておこうと思う。

【動画付き】『子夜呉歌』の詩吟に挑戦してみた

またも無謀な挑戦。いつも私の老化防止活動を応援してくれるKちゃんも、私の歌を聴くと苦笑する。うん、うん、わかってる。絵と歌は無理なんだよね~。

なんとその二つを組み合わせてしまった動画。でも、作っている時、楽しかった♪ だから、オッケー🙆…ということにしましょ!

【動画付き】『子夜呉歌』を弾いて歌ってみた

古琴動画チャンネルのチャンネル登録者が最近増えて100人を越えた! 自分の練習のモチベーション維持のために始めたチャンネルだから、観てくださる方がいらっしゃるだけでもうれしいのに、チャンネル登録まで! 感謝!

声がへなちょこだから歌は苦手なのだけれど、古琴は大好き。そして、琴歌も大好き。とくに、知っている漢詩が歌詞になっていると、歌いたくなる♬ それでまた挑戦してしまった。

今日は少しまじめに、教則本に戻って、初級曲をしっかりと練習しようと思う。

つけ爪のつけ方動画

年齢のせいもあると思うけれど、古琴の練習をしていると爪が薄くなる。数年前にペラペラになって、弾けなくなった。マニキュアや瞬間接着剤なども試したけれど、結局、つけ爪が簡単で効果的という結論に達した。

最近、古琴動画へのコメントに爪が弱くて困っているというような話が寄せられた。それで、あ、ほかにも私のような人がいるのだ!と思って、一つの解決法として、つけ爪をつける方法を紹介した動画を作った。

なんていうことのない、ただ、つけ爪を接着テープでつけるだけの動画だけれど、同じような悩みを抱える人に一つのアイディアとして観てもらえたらうれしい。

久しぶりの古琴動画投稿

何週間ぶりかわからないほど久しぶりの投稿。

10年前にはじめて古琴を手に入れたとき、すぐに練習を始めなかったことへの後悔。その時の自分に「がんばれ! ちょっと触ってみて!」と声をかけてみた。

古琴一か月のブランク

この一か月間、古琴をほとんど弾かなかった。

正直なところ、弾いたのは5回。それも『广陵散』のみ(しかも楽譜を見ながら!)。前半、後半と分けて2日かけて弾いたのが2回。通してかろうじて一回。合計5回。合わせても2時間くらい……これほど弾かずにいたのは2016年にレッスンを再開してから初めてかもしれない💦

本当は東京でレッスンをとりたいと思っていた。でも、時間的にも精神的にもまったく余裕がなく、何とか倒れずに戻ってくるのが精いっぱいだった。

帰ってからも疲労がとれず、なかなか練習できないでいる。

三日かけて『广陵散』を分割復習。今日、やっと全曲通して弾いた。30分かかった。楽譜を見なければならなかったのは4か所くらいだったから、まあよしとしよう。すっかり忘れてしまったのではないかと、とても心配だったから。

ほかの曲は1か月以上、まったく弾いていないわけだから、どうなっているか……想像するだけで恐ろしい!

まあ、またぼちぼちと、ゆっくりと「独座弾琴生活」を再開しよう。

 

 

古琴検定試験(シンガポール)

コロナ前、まだレッスンを受けていた頃に、中国民族管弦楽学会という団体が主催する、「社会芸術水平考級」というテストを受けたことがある。それで、成績はあまりよくなかった(『流水』で撃沈!)が、一応8級合格という証書をもらった。

それ以来、自習生活に入ってしまったし、そもそも「試験」と名のつくものがすべて嫌いだから、「生徒はみんなとるんですよ~」という、先生からの無言の圧力がない限り、とる気はしない。

でも、最近、ぬるま湯の自習生活にどっぷりつかって、モチベーションをすっかり失っているし、先輩が「新しいシステムになったし、コロナ禍の今は、自分でビデオに撮って送ればいいんだよ~」と言っていたので、これはいいチャンスかも?と思って、調べるだけ調べてみた。

Teng(鼟)という非営利団体が主催していて、シンガポールだけではなく東アジアで手広くやっているみたいだけれど、団体の情報はあまりウェブにはなかった。で、ほかの団体で8級をとっていたら、その上の級を受験できるみたいだったのだけれど、その課題曲として、下のリストの中からなんと3曲(!)を選んで、全曲弾かなければいけないらしい(今回、ビデオでOKなのかどうかははっきり書いてなかった)。

リストの中の曲のうち、『龙翔操』『大胡笳』『离骚』は確かにレッスンで習った。でも、先生が上海の学校との掛け持ちをすでに始めていた時期に習ったから、最後の二つはろくに見てもらっていない。(あと一曲、独習中の『广陵散』は問題外……。)

そもそも、これ、3曲弾いたら最低でも45分くらいかかる……。こんな試験ってある? 前の試験の場合、課題曲はどれも10分くらいの曲で、5分くらい弾いたら「好」と言われて止められるという感じだったけれど、今回はどうなんだろう? ビデオだったら、全曲弾くしかない?!?!

それに、この級は一応師範級みたいで、受験料が600ドルもかかかる。早割でも490ドル。高っ! これがダメ押しになって、「や~めた」となった。

もう少し安い下の級を受けようかとも思ったけれど、調べているうち、「やっぱり試験ってやだ」と思ってやめた。

でも、自分のためのモチベーションとして、この3曲をしっかり復習するという目標を立てようと思う。試験は12月だから、それまでにしっかり暗譜して、心静かに弾けるようにしたい。

先輩の話

古琴の先輩に久しぶりに会った。先輩と言っても、歳はず~っと下。孫にしてはちょっと大きすぎるくらいの年齢の青年。会うたびに、その古琴愛の強さにおどろかされる。

今日も「手の形」(私にとって大きな課題)の話になった。彼は習い始めの頃、自然な手の形を研究するために、街を歩いている人たちの手をいつも観察していたそう。前に、「漫画に描かれている手の形も参考になるよ」と言って、うちにあった漫画本を手に取って説明してくれたけれど、街の中で、「人間観察」もしていたんだ……。本当に頭が下がる。

今日、そんな彼がふっとつぶやいた――「僕の生活は古琴がすべてなんだ」。お母さんのことを思いやる言葉をふとこぼしたり、まだ一歳にならない息子の話を、かわいくてならないといった様子でしてくれる彼を見ていると、古琴以外の生活もしっかりと送っていると思うのだけれど、時々、「えっ?」と思うような言葉をポロリと言う。

たぶん彼は、家庭人、社会人としての生活もしっかり送りながら、心は古の文人たちのように、もう一つの世界を自由に飛び回っているのだろう。私はあまりに俗人で、おまけに長い人生でたくさん傷を受け、心がだいぶねじ曲がってしまったから、素直に古琴と向き合えていない気がする。

いつか、素直に、彼のようにすがすがしい、潔い心で古琴に向かい合える日がくるのだろうか?

【動画付き】楽しく古琴基礎練習

ワクチン接種以来、体調不良を理由にサボりがちな古琴練習。これはいかんと思って、先輩から伝授された「小道具を使った基礎練習」をやってみることにした。

私にとっては、「左手の力を抜く」というのが大きな課題。人によって、流派によって、いろいろ考え方ややり方があるようだが、私が目指すのは、見ていて、あるいは弾いていて疲れない弾き方。つまり自然体。

左手の動きは「雲の中をふわふわ、すいすいと動くような感じに」とどこかで読んだことがあるが、そんな風にできたら気持ちがいいだろうなぁと思う。

右手も力が入りすぎる、というか、最も基本的な木、挑、勾といった弾き方がきちんとできない。形がきちんとしていないと、音もきれいではないし、見た目も悪い。疲れる。次は右手の練習もしっかりしたい。

【動画付き】苦手な搯起を練習

搯起(tao qi昔は掐起qia qi?) は古琴の基礎的な弾き方の一つで、よく使われるが、私の苦手の一つがこれ。なんとか克服しようと、集中的に練習してみた。

おそらく、大きな音は出なくていいのだと思うけれど、きちんと音を出して、そのあと脱力して丸い手に戻すのがポイントみたい。これがなかなかむずかしい……。