個人ホームページ閲覧者数

一般的に言って、個人のホームページ(内容はブログ)の閲覧者数ってどれくらいなのだろう? 今日、ふとそう疑問に思った。ず~っと以前、ある同好会のホームページのようなものを息子に頼んで作ってもらった時には、一日10人くらいだったけれど。

今やっているこのホームページは完全に「個人の趣味のブログサイト」だから、「ウェブログやっているから、見て~」とお願いした人以外はほとんど見てもらえない。でも主たる目的が「老化防止」だから、なんとなく2年以上続けている。ずっと読み続けてくださっているQ先生には「多謝!」の言葉しかない。

Q先生以外は、折り紙の「作り方ブログ」の閲覧者がほとんど。最近はたま~に「古琴」を紹介している固定ページにアクセスがあって、うれしい。全部合計して平均すると閲覧者数はやはり一日10人くらい。バリバリ文系シニア女子が密かに(?)続けるブログへたどり着いてくださった方には感謝と同時に、奇跡!を感じる。

本当に脳の老化防止になっているのかどうか、それは疑問だけれど、「やらないよりまし」なことは確かだと思うので、これからも続けられたらな、と思う、いやぜひ続けよう。

折り紙、古琴以外のブログはほとんど見てもらえないから、このブログは純粋な「脳の老化防止活動」! 効果がありますように!

『小公女』講談社 (1956年出版)

また無駄な時間(?)を過ごしてしまった。2時間半、休みなしで、YouTubeで昔のテレビ映画を観てしまった。1986年にイギリスで制作された、バーネット原作の『小公女』。前も観たことがあったのに、ちょっと見始めたらやめられなくなった。そして、見終わった後に、「もしかしてまだ本を持っているかも?」と思ってさがしたらあった!

前に紹介した『美しいポリー』と同じ「講談社版 世界名作全集」の一冊。たぶん、『ポリー』の次によく読んだ本だと思う。ボール紙のケースの端がボロボロになっているのは、この半世紀以上のあいだに誰かに(愛犬ルミか? 息子たちか?)かじられたのか……。

このお話は本好きな子供はだれでも知っている……はずだから、内容にはふれないけれど、ふと、今の子供たちも知っているのだろうか? と疑問に思った。本屋ではまだ見かけれるけれど、読まれているのだろうか? 名作はいつまでも残ると信じたい。

この本でも、特に好きなシーンの一つは、みなしごになったセーラが追いやられた屋根裏部屋が、隣人の好意によってひそかに模様替えをされるという部分。「みずぼらしい部屋を工夫して快適にする」というコンセプトがともかく好きなのだ!

バーネットと言えば、もう一冊『小公子』を忘れることはできない。この本も何度も読んだし、おそらく同じシリーズの全集で持っていたと思うけれど、子供の頃読んだ本で今も手元にある本は数冊だけなので、その中にはもうない……。

映画ではセーラがかなり気の強い女の子に描かれている気がして、私にはちょっと不満だけれど、これくらい強くなくてはだめだよ! というメッセージなのだと思う。

(続報20221128)おそらく版権の関係からか、今はもう観られなくなっている。今は日本版『小公女』のようなドラマ(?)がYouTubeに上がっていて、お勧めで出てくるけれど、まだ観ていない。

中国語ラジオ92日目(最終日)

昨日が一応、三か月続けた「中国語ラジオ聞き流し」の最終日だった。

結論:1.「まぐれ合格」中検3級ではラジオ聞き流しは効果なし
ほぼ「まぐれ」で3級に合格したレベルの語彙では、ニュースに使われている語彙はカバーされておらず、しかも「聴いた時に理解できる語彙」はさらに小さくなるため、聴き取りはほぼ無理。

2.テキストなしの聞き流しは低効率
あとで確認したり、あたらしい単語を学んだりすることができないため、いくら聴いても進歩がほとんどない。3か月毎日最低30分(9:00-9:30)聴き続けたけれど、いまだにごく簡単な頻出単語が聴き取れる程度で、内容の理解度はほぼゼロ。効率が悪すぎる。

3.興味のある話題で、テキストのあるものをていねいに聴くのが近道
結局のところ、王道のやりかたが一番効果的、効率的であるという結論。とりあえずは、話題の「有意思没有意思」は別として、しっかりテキストがある教科書を「聴いただけで全部わかる」ようにするのがベストのようだ。

それから語彙を耳に定着させる、絶対数を増やす、という二つの目的のためには、英語学習で定評のある『キクタン』の中国語版を使ってみようと思う。理由はYouTubeで、この単語集の例文の録音を見つけたから。この数日聴いてみて、「初中級編」というのがレベル的にも内容的にもちょうどいいような気がして、本を入手。今日、9月1日から本格的に聴き始めた。この方法をどれくらい続けるかは未定。ともかくやってみよう、という感じ。老体の挑戦は続く……。

がんばれ、自分!

【動画付き】折り紙ミニチュアルーム(9月)の作り方

9月のミニチュアルームはあまり新しいアイテムのない、「児童図書館の風景」。でも、もしかして「折り紙と本が好き」という人がほかにもいるかもしれないから……。がんばって、作り方動画をまとめようと思います。まだ動画をご覧になっていないかたは、まずミニチュアルームの紹介動画からどうぞ!
How to make Origami Miniature Room (September)–Origami Children’s Library.

作り方動画リスト 目次
①本棚(上部)Book shelf upper part
②本棚(下部)Book shelf lower part
③机と箱型の椅子 Reading table and stools
④紙芝居舞台 Kamishibai stage
⑤本 Book
⑥ランドセル School back pack

①本棚
仕切り付きの箱の本体のみ使用。ふたは不要です。

②本棚下部、引き出し部分
下の動画の2:00あたりから、本棚下の引き出し部分と同じ、ランドセルラックの下にある整理箱の作り方があります。引き出しの大きさ(とくに幅)は、ぴったりになるように適当に調節したほうが見た感じがよくなります。
図書館内のランドセル置き場となっている棚は、この箱の高さを少し高くしたものです。

③机と箱型椅子
下の動画の4:00あたりから、コーヒーテーブルの作り方があります。

立方体のスツールの小さいほうは、四分の一の大きさの折り紙で、キッチンの調理台の外箱(下の動画にあります)と同じ立方体の箱を作りました。大きいほうは、上の②の「引き出し」と同じです。

④紙芝居舞台(紙芝居枠)
なつかしい紙芝居の舞台を折り紙で作ってみました。中に何枚も絵をはさむことはできませんが、一枚だけならば、あらかじめ入れておくことができそうです。

⑤本
日本語版の作り方動画を見つけました。そのままだと本が開いてしまうので、何冊か並べて両側から押さえてしばらく置いておくといくぶん落ち着きます。

⑥ランドセル
あらかじめ紙の大きさを調節するためにハサミを使いますが、簡単にとてもかわいいランドセルができます。今回作った黒と赤のランドセルは、背中に当たる側を白くしたかったので、作り方を少し変えてあります(外側の「ふた」を付ける時に、ふたの中に白い部分を差し込むようにしました)。

1月から始めた「折り紙ミニチュアルームシリーズ」、「ネタ」切れ気味で、「ルーム」の概念からはずれた月もありますが、なんとか9月までたどりつきました。あと三か月がんばりたいけれど、ネタがぁぁぁぁ!

「あと一息、老体に鞭打ってがんばれ!」と思われた方、ぜひ♡マークでお知らせください。大きな励みになります!

(続報)♡マーク、ありがとうございました! 昨年は毎月の「折り紙ミニチュアルーム・プロジェクト」のおかげで楽しく、忙しく、すごせました。今年はネタ切れで停滞気味ではありますが、まだ「折り紙活動」(脳老化防止活動!)続けています。がんばります!(20210618)

【動画付き】折り紙で読書の秋

9月の「折り紙ミニチュアルーム」は読書の秋にちなんだ、「児童図書館の風景」。今回は靴の空箱の奥行きが短くて、外にはみ出てしまった!

今回、自分で考えて新しく折ったのは、「紙芝居の箱」だけ。でも、四分の一の大きさの折り紙でたくさんの本を折るのはかなり大変だった。

世の中は外出規制が緩んで、屋外の活動が増えてきたせいか、折り紙動画の視聴回数は劇的に減っているけれど、それは喜ばしいことなのだろうと思う。

個人的には、年齢と健康状態を考えて(あと、もともと引きこもり生活大好き人間だから)外出自粛を続けたいと思っているけれど、最近ちょっと精神不安定気味なので、気晴らしに少し外に出てみるかな……と思っている今日この頃。

古琴を楽しむ~その五

「古琴」カテゴリーのブログはすべて「古琴を楽しむ」というコンセプトのもとに書かれたものだ。一体いつ、このコンセプト自体をブログタイトルに使い始めたのか? またそれとは別に、個々のタイトルのついたブログが依然としてあるのはなぜか?

わからん。要するに古琴を楽しめればいい。

「特に楽しい話」の時に、このタイトルを使えばいいかな。

今日は特に楽しい。うれしい。『梅花三弄』がやっと最後まで弾けるようになったから。ただし暗譜はまだ。後半がぐちゃぐちゃになっている。でも、左手の親指を痛めることなくこの曲を復習できただけで本当にうれしい!

最近、ほとんど忘れていた曲で、復習したのはこれが三曲目。ほかの二曲は『梧叶舞秋风』と『鸥鹭忘机』。でも、この二曲は何か所か、私にとって「微妙に似ている」箇所があって、同じ時期に復習したのは大失敗だった。途中で混ざってしまって、いまだに暗譜が完成しない!!

この「復習期間」に弾いていないそのほかの曲たちは、一体どうなっているのか? 初期に習った短い曲は、ウォーミングアップのために弾くこともあるから、大丈夫だけれど、もう数週間も弾いていない中・大曲、たとえば『流水』、『龙翔操』などは、考えてみるだけでも怖い……。特に『大胡笳』と『离骚』は長いから、一度忘れたら、取り戻すのはむずかしい! そうだ! これから弾こう!  二つとも大好きな曲だもの♪

鬱の日の日記

今日は鬱の日? なんだか、調子が悪い。左の指が大丈夫そうだとわかったから、喜ぶべき日のはずなのに。皮膚がちょっと変になっているから? 数日前から胃がしくしくするから? 前歯と奥歯が時々ずきずきするから? 相変わらず動悸がするから? それとも……要するに体のことがいろいろ心配なんだね。歳のせいだよ、って一言で片づけられればいいのだけれど。

こういう日もあるよ。何年ものあいだ、ずっともっともっと苦しい日が続いていたのだから。古琴や中国語、折り紙、本、YouTube……そんなものに助けられて、気持ちを紛らわすことができるようになったのはつい最近のことだもの。原因が取り除かれていないわけだから、後戻りすることだってあるさ。それに、確実に歳はとっていっているし、完全な健康体ってわけじゃないし。こんなものだよ。こんな時は、古琴を弾くに限る! さあさあ、立ち上がって、古琴の前に行きなさい!

古琴練習できた!

腱鞘炎が怖くて、昨日はおそるおそる、今日はもう少し気合を入れて、古琴を弾いてみた。20分くらい弾いて、少ししびれる感じがあるけれど痛みはない! よかった! でも油断は禁物。しばらくは軽く弾くように!! いずれにしても、左手親指に力入れすぎ。右手も左手も、ひじも、肩も、身体も、力を抜いて弾くようにしよう!!

 

古琴練習禁止

今は午前11時20分。いつもなら古琴の練習を始めている時間。でも今日は練習禁止。YouTubeで管平湖先生の演奏を一曲聴いて、これから机に向かって「座学」。今日一日弾かないでいられるのか?

実はまた「やってしまった」。古琴のレッスンを始めてから1年後くらいに、ひどい腱鞘炎(ド・ケルバンとかいう名前だった)になって、数か月親指を使わないようにしていたけれど、痛みで日常生活に支障をきたすまでになって、とうとう手術した。そしてその後さらに数か月、合計して1年くらい古琴が弾けなかった。

それで、最近は「ピリッ」とした痛みが走ったら(そういった痛みが前回の兆候だった)、すぐにやめるようにしていたのだが、この数日の『梅花三弄』の練習中、そのことを「忘れた」。「古琴と言えばこの曲」、といわれる曲が三曲あるがこの曲はその中の一つ(残りの二つは『流水』と『阳关三叠』――龚一先生によると)。だいぶ前に習ったので、完全に記憶から抜けていてたのはわかっていたが、結構長いし、まったく覚えていないことに恐れをなして、手をつけないでいた。

それが、なぜか数日前に手を付け始めてしまった。それで、掲載写真のようなことになった。昨夜練習中にするどい痛みが数回走り、「はっ!」と気が付いて中止。すぐに湿布して親指を固定した。そういえば、ここまでするどくはなかったが、数日来、鈍い痛みはあった……。そのことを思い出してぞっとした!

「前と同じところが腱鞘炎になることはない」、と医者からお墨付きをもらっているが、「使いすぎればまた別の箇所がなる可能性がある」と警告も受けていた。どうか、前のようになりませんように!!

今日、弾かないでいられるのか? 暗譜はできていないまでも、半分くらいは「弾ける」ようになったところだったのに、ここで休んだらそれもまた、記憶の網の間からサラサラとこぼれ落ちていくのか?!……この曲だけではない、そのほかの曲は???

でも、仕方ない。少なくとも今日は、できれば数日は座学に徹しよう。そうしないとあとで後悔することになるぞ! そう自分に言い聞かせている……。嗚呼!

Watercolor by Shibasaki動画がすごい!

最近 “Watercolor by Shibasaki”というYouTubeチャンネルを発見した。いつも言うけれど、私は絵が苦手で、すごいコンプレックスがある。というのも、小学校の頃から漫画が好きで、漫画のような絵は好んで描いていたのだけれど、いわゆる「絵画」的センスがゼロで、「絵」が描けない。図工や美術の時間は、今思うと屈辱の時間だった。

が、しかし、このチャンネルにはハマった。もっとも、第一目的は先生の笑顔を観ること。なぜか癒される。だから、いつもは視聴するだけ。ところが今日は鉛筆画の動画で、やさしい先生の声を聴いているうちに、「私にもできるかなぁ…」と思い始めて、急遽参加することにした。で、できあがったのがこれ。

目の前の机にあったノートと鉛筆を使ったから、すでに書いてあったメモの文字を途中で消したり(ウサギって耳が長い!)、鉛筆の芯が太すぎて細い線が描けなかったり、といろいろアクシデントはあったけれど、できあがったら、なんとなくウサギに見えて、自分でもびっくり。ウサギらしいものが描けるとさえ思っていなかったのだ!

これも柴崎先生のおかげ!

絵以外にも、朝のルーティーンとか料理の動画があるので、私はもっぱらそういう動画を選んで観ている。先生の専門である水彩画の動画は苦手かも。だって、美術の時間のトラウマがよみがえってくるから。癒しのために観ているから、そういうストレスは不要。先生の動画の視聴方法としては「邪道」なのかもしれないけれど、許してもらおう!