この本を読む前は、実業之日本社の増田義一さんが、書籍の再販制度の確立に大きな役割を果たした人だということしか知らなかった。
この本はたくさんの新発見と感動を与えてくれた。大隈重信などの歴史的人物と親交があったこと、再販制度だけでなく、日本の
一番感動したのは、増田氏の人となりだ。もちろん、美化されている部分もあるかもしれないから少しは差し引いて受け止めないといけないのだろうが、それにしても立派な人だった。誠実に生き
WITH GUQIN : 自分流で楽しむシンガポール生活 ――by 独坐弾琴
この本を読む前は、実業之日本社の増田義一さんが、書籍の再販制度の確立に大きな役割を果たした人だということしか知らなかった。
この本はたくさんの新発見と感動を与えてくれた。大隈重信などの歴史的人物と親交があったこと、再販制度だけでなく、日本の
一番感動したのは、増田氏の人となりだ。もちろん、美化されている部分もあるかもしれないから少しは差し引いて受け止めないといけないのだろうが、それにしても立派な人だった。誠実に生き
なぜか心惹かれるベックリン作品の模写第二弾。『海辺の邸宅(ヴィラ)』と呼ばれるこの作品も『死の島』同様、いくつか違うヴァージョンがある。ウェブで調べた限りでは、人が立っていないヴァージョンも入れると六作。下の絵はおそらく4作目と思われる(それぞれの絵の制作年度がはっきりしない)。
夕日に照らされているこの海辺では、かつて惨劇があった。『海辺の城』という絵に描かれた、海賊による殺人と略奪。そこにたたずむ女性はその時の被害者か、その家族か……と、思いは広がる。
一週間くらいかけて、少しずつ少しずつ描き続けてきたけれど、今日、とうとうあきらめた。もう無理! これ以上描いても変になるばかり!……心がそういう状態になってしまった。本当はまだまだ「塗り足りない」ところだらけなのだけれど、なんだかよくわからなくなってきた。やめ時……ということで、またしても描きかけの絵ができてしまった。
でも……そう、また楽しかったからオッケー🙆。
YouTube動画とか、本とかを調べても、クレパス(オイル・パステル)の使い方を解説したものはたくさんあるのだけれど、クレヨン関連はほとんどない。でも、私は今、ぺんてるクレヨンに「はまってる」。少しでも図工コンプレックスを解消できたらいいな!と思って、自己流で描き続ける(柴崎先生も最近クレヨン画がない! 先生、新動画お願いします!)。
次はいつになるかわからないけれど、今度はもっとシンプルな「お手本」をさがして、きちんと完成させたい!!!
それから、今使っているのは16色だけれど、もう少し色の数を増やしたい。混色をして色を作るのが苦手だから、どうしても同じような色調の絵になってしまう。それを考えると、柴崎先生のお手本を見ながら描いた海の絵は、知らず知らずのうちに混色ができていて、彩り豊かに見える。先生の指導力すごい!
本当は、柴崎先生の動画を観ながら、同じものを何度も描くと、いい勉強になるのだろうと思う。でも、私にとっては、それはちょっと楽しくない。「うまくなる」ことよりも「楽しい」ことの方が大事だから、いつも新しいものを描きたい。たとえ描きかけになったとしても……。
「何なまいき言ってんの😠!」って思うけれど。
トホホ・クレヨン画ギャラリーはこちら。
古琴を学ぶ者なら一度は耳にしたことがある『碣石調幽蘭第五』。現存する唯一の「文字譜」で、写本が日本の国宝となっていることで有名だ。数週間前、ふと「読んでみよう」と思って、原文をながめているうち、暗号を解読しているみたいでおもしろくなった。その成果をまとめた動画がこれ。
実は、この琴譜は前から気にはなっていたのだけれど、現物をネットで一目見て、「これはわからん!」と、すぐあきらめた。今回、最初の4行だけでも読もうと取り組んだものの、中国語も初心者の域を越えない私にとっては、さながら『解体新書』を読む杉田玄白の心境だった。
昔の中国語で書かれているとは言え、中国語が読める人はすぐにだいたいの意味がわかるのだろうけれど、「一句」という文字以外は、区切りがなくて、私にとっては、まずその区切りを見つけるまでが大変だった。
その後、「暗号解読」を続け、その作業が行き詰ったところで、すばらしい研究書(山寺美紀子著 国宝『碣石調幽蘭第五』の研究)を見つけた。さっそくAmazonで入手。そこには「解答」が満載だった! まだまだ研究の必要・余地があると著者の方も書かれていたけれど、ここまで研究なさったことに、ただただ敬服する。
作業が一区切りついたところで、管平湖老師が打譜された減字譜と音源を参考に、弾くことも試みたが、やはりムリ~! そもそも技術がないことに加えて、現在では使われていない複雑な技法もあったりして、ほぼ不可能! この曲が弾けるようになる日は今世では来ないだろうとの結論を得た。
この動画を観てみようかなと思っていらっしゃる方のために、最後に断っておくと、ご想像の通り、この譜の解釈には諸説ある。だから、この動画で紹介した解釈もあくまでも「定説の一つ」と考えていただきたい。
年齢のせいにしたくはないけれど、どうやらボケが始まっているらしい。実は、ものすごく重大な思い違いをして、それを公共の電波(インターネットって電波?)に載せてしまった😲。幸いなことに観てくださっているのはまだわずか(現在のところ54人)なので、間違った情報はあまり広がっていないと思うけれど、本当に自分でもあきれる!
問題の動画はこれ。この中で、『文王操』を『文人操』と間違えている。そもそもこの動画を撮ろうと思ったのは、『中国最後の文人』というタイトルの本があること、そして、その文人が101歳まで生きた女性であることを知ったのがきっかけだった。そして、『文人操』だと思い込んでいたこの曲と一緒に彼女のことを話したいと思ったのだ。
なんたる失態! これ以上恥をさらさないように、動画を削除するのがいいのかもしれないが、自分の「おっちょこちょいさ」を戒めるためにそのままにしておくことにした。もちろん訂正とお詫びを付け加えた。ああ恥ずかしい💦。
そう、古琴を学び続けていると、毎日新発見がある。たぶん、初心者であることと、毎日学ぶことが条件だろうけれど。前者の条件は満たしている。後者は微妙……。「学んだ日は毎日新発見がある」とすればいいだろう。
今日の発見は、『龙朔操』と『龙翔操』の根っこが同じらしいということ。成公亮先生が書かれた文章の日本語訳をウェブで見つけて、この発見をした。もしかすると、みんな知っていることなのかもしれないが、私はこれまで、「この二曲は名前が似ているので、よく間違えられるけれど、まったくの別物」と思っていた。
確かに「別の曲」ではあるのだけれど、もともと、『龙朔操』(別名『昭君怨』)という曲にはいくつもの版があって、この名前で广陵派が弾き始めた別の(?)曲(調さえも元の曲とは違う)が『龙翔操』と名前を変えて独り歩きをし始めた……といったことらしい。
もう少ししっかりと、このネット情報を読んで自分の理解が正しいのか確かめてみるつもりだが、たった今見つけた今日の発見をとりあえず、「古琴日誌」につけておこうと思う。
昨夜「そうだ、冬の絵を描かなくちゃ!」と急に思い立って、せっせと柴崎先生のお手本動画を探した。見つかったのは水彩画だったけれど、「ままよ!」と描き始めた。
「あ、これ以上に手を入れ続けたら、ぐじゃぐじゃになる……」と思い始めて、手を止めて、時計を見たらもう夜中の11時。クレヨンをしまいながら絵をながめて、思ったのは「一周回って、スタート地点に戻ったな……」ということ。二年前に初めて描いたクレヨン画とは、海と雪原で場所は違うけれど、同じ夕暮れの風景。そして、どちらも海や雪原に見えない……。
うーむ。2年で11枚のペースでは進歩は無理だな。もう少し気軽に描けたらいいのにな。そのためには、まず、「描いたものを全部ギャラリーに展示する」という原則(とした覚えはないのだけれど!)を取り消すことにしよう。そうすれば、自意識過剰にならないで(自分しか行かないギャラリーだとわかっていても、緊張してしまうのだ!)描けるかもしれない……。ね?!
今回はちょっと面白い写真を撮った。左から、柴崎先生のお手本水彩画、私のクレヨン画、そして、柴崎先生の絵の元となった写真。いや、並べてみるとよくわかる……😭。でも、今回も楽しかったからオッケー👌。
またスタート地点から歩き直そう!
トホホ・クレヨン画ギャラリーはこちら。
Top 5 Origami Dollhouse Furniture videos on Little Happiness Origami Channel
これまでアップした動画で再生回数が多いものから5つを集めて、一本の動画にしてみた。
動画にはいつも、つたない英語で字幕をつけているのだけれど、それがあまり役に立っていないようなので、ちょっとインターナショナルっぽく見えるサムネを作ったらどうかな?と思ったような次第。
でも作るまでには技術的問題が山積み。そう、この動画作成のためには、複数の写真を一つにしたり、すでにアップした動画をダウンロードしたりといった作業が必要だった。
各動画のイントロ部分を少しカットしてつなげただけだけれど、ものすごく時間がかかった。できあがったものも長編になったので、観る人もいないだろうしなあ……と、アップロードがためらわれたけれど、それを言ったら、ほかの動画も似たり寄ったりだから、せっかく作ったのだからアップしよ!ということにした。あまりにたくさんのBad評価がついたら限定公開にすればいいしね。
さてどうなることやら☺。
とりあえず、忘れる前に【自分のための覚え書き】
今使っているもの:
PC(Windows10)と最新のOSが入ったiPhone。
動画の編集はiPhoneのiMovieのみ使用。
iCloudでPCとiPhoneの間のデータのやり取りをしている。
やりたいこと:
すでにYouTubeにアップした動画を複数集めて「総集編動画」を作りたい。
①PCでYouTube Studioを開いて、自分の動画の「コンテンツ」リストを表示させる。
②ダウンロードしたい動画のタイトルの下、右側の、ドットが並んでいるところにカーソルをあわせて、「ダウンロード」を選択。
③PC画面の左下にダウンロード中の表示が出るので、終了後ファイルを開けて確認する。
④PC(左下のウィンドーマークから)で「ドキュメント」に行って「ダウンロード」に行く。
⑤ダウンロードされたファイルの中から該当ファイル(だいたい一番上にある)を選び、コピーしてiCloudの中の「ダウンロード」フォルダーに貼り付ける。
⑥iPhoneのiMovieでプロジェクトを立ち上げ、+機能を使って、追加したいデータを探す状態にして、「ファイル」→「iCloud」→「ダウンロード」で該当ファイルを見つけて入れ込む。
MP4ファイルはiMovieでは読み込めない、といった情報をどこかで読んだけれど、以上の方法で読め込めた。YouTubeからダウンロードしたファイルはMP4形式ではないのか? よくわからん!
今一つの動画で成功したので、また明日やってみる。もう深夜12時。今日は疲れたあああああ!
今回は初めてのファンタジー(?)画。いつものように、いろいろ反省点の多い絵になった。
新海誠さん監督・脚本のアニメーション映画『天気の子』のヒロインがポツンと浮かんでいる新聞の一面を使った、柴崎先生によるクレヨン画が今日のお手本。
私は「天気の子」は描けないからな……と、いろいろ「飛ぶ人」の姿を考えたけれど、結局思いついたのは、「メアリー・ポピンズ」。でも、描いているうちに、モネの「日傘の女」を思い出したり、自分が天国に逝くときのことを考えたり……いろいろな思いがこもったシルエットになった。
実は、最初からうまく行く気がしなかった。というのも、動画を観ながら描いていくと、全体像がわからないということにすぐ気づいたからだ。動画の最後におまけとして、全体を最初から最後まで映した早送り動画がついていたので、それをスローで再生して観ながら描くべきだったかもしれない。
ともかくも、またトホホクレヨン画ができあがった。最大の反省点は、最初に濃い色で描くと、上から薄い色を塗っても、その色が透けて見えてしまうということ。(今回は青と紫の縦線が全体に最後まで残ってしまった)。
そのほか山ほど反省点はあるけれど、楽しかったから今日もOK♪
ところで、『メアリー・ポピンズ』は子供時代の愛読書の一つ。映画(1964)を先に観たような気がして、本を探したら1965年出版となっていたので、やはり映画が先だったようだ。確かピアノの楽譜まで買ったのだけれど、さすがそれはもうない。
トホホでもなんでも描いたクレヨン画は全部展示するギャラリーはこちら。
個人的には気に入っている「折り紙で再現シリーズ」最新作。
ずっと昔、ロンドンに行ったとき、ベイカー街の部屋にも行ってみた。本を読みながら頭の中に描いていた部屋より狭かったけれど、雰囲気はそのままだった。
岩波少年文庫『シャーロックホームズの冒険』(昭和34年版)は子供の頃の愛読書で、60年以上たった今も本棚に並んでいる。さすがに中身はボロボロだけれど。