古琴曲『湘妃怨』

『湘江怨』とも呼ばれるこの曲にまつわるお話は、遠く中国古代の伝説の三皇五帝の時代にさかのぼる。中国にはじめて国家を作ったと言われる五帝の一人「舜(しゅん)」は、国の南方を旅行していた時(治水工事などに熱心だったので、視察旅行のようなものだった?)倒れ、帰らない人となった。残された二人の妃、娥皇、女瑛はその死を嘆き悲しみ、その時流した涙が竹の上に落ちて、斑点のついた竹(湘妃竹)が生まれた。その後、二人は湘水に身を投げ、水の神となった。

この古琴曲は二人の妃の悲しみを歌ったもの。いくつものバージョンがあるが、元となる歌は明代に作られたと考えられている。上海音楽学院の教則本の第一曲目。ハーモニクスが美しく、繰り返し出てくる「テーマ」が物悲しく響く。まずはこの曲で基本をじっくり学ぼうと思う。

(続報)実はこの歌には美しい歌詞がついている。歌詞もいくつか異なるバージョンがあるが、そのうちの一つを選んで、カラオケ風の動画を作ってみた。日本語訳は中国語修業中の管理人の個人的見解ですので、その点ご了承ください。

スキムミルクでラテアート挑戦は続く

今日もスキムミルクと百均ミルクフォーマで、フリーフローで描くハートに挑戦した。わぁぁ! なんと、はじめて、泡立てたミルクが数秒間トロトロとコーヒーの表面に流れて、ハートの頭部分になる「お尻みたいな形」(たとえが悪くてすみません!)が自然にできた。もう少し長い時間その状態を保ったら、もっと大きいハートが描けたかもしれないが、わぁっとなって(当ウェブ管理人は焦り性です)、すぐに計量カップを上に動かしてハートの中心線を作ってしまった。(でも、今考えると、たぶんあれ以上ミルクを流し続けたら、すぐに「重たい泡」になってしまって、失敗したと思うので、これで正解だったのだろう。)

これまでの「失敗作」と変わりないようにみえるかもしれないけれど、数日前の下の写真と比べるとだいぶ違う……と思う。インスタントコーヒーと百均ミルクフォーマーでのラテアート挑戦はまだまだ続きます! (たぶんこんなこと、簡単にやっている人、た~くさんいるんだろうなぁ。早くみんなの仲間入りしたい。)

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

昨夜は常夏のシンガポールで紅白歌合戦を観ました。
ゆく年くる年を観ながら、来年が平穏な一年になるよう祈りました。

ほんとうに、今年も無事に送れますように。

まじめに生きようとするすべての人が、苦しまずに生きられますように。

 

【動画付き】折り紙ミニチュアルーム(正月)の作り方

今日は12月29日。ぎりぎり間に合った「折り紙ミニチュアルーム」のお正月の準備。まだ動画をごらんになっていないかたは、下の動画で、家具や飾り物を並べる過程をご覧ください。

お正月飾りの主役、門松と鏡餅は下の動画を参照して作りました。違うところは、両方とも「自立」できるように「底面」を作った点です。ミニチュアサイズなので使った折り紙の大きさも違います。

そのほかの家具・調度品のほとんどは、これまでに作ったリビングルーム、個室、ダイニングキッチン用の家具をそのまま、あるいはちょっとだけ変えて使っています。(興味がおありのかたは「おすすめ記事」からそれぞれのブログをご覧ください。)

今回、唯一新しく作ったのはピンク色の「フロア電気スタンド」ですが、簡単に言うと、「スタンド付きの薄型テレビのスタンド部分を長~くして、ディスプレイ部分を電気スタンドの「傘」のように折ったもの」です。ただし、結構無理矢理折ったところが多いので、たぶん完全再現は不可能……したがって今回は動画は撮っていません。作ってみたいかたは、どうか上記作り方を参考に、作ってみてください。(裏側はちょっとぐちゃぐちゃで、完全に「二次元」折り紙です。その点はご了承ください。)

自分の現実世界の家のほうは、とうとう大掃除もあきらめて、この一両日、動画作りに費やした。あと二日だから、「小」掃除と、帳簿付けだけで今年も終わってしまいそう。みなさま、よいお年をお迎えください!

本当は中国語でブログを書かなければいけない時期なのだが、頭が混乱していて無理! 次回がんばる。

フラトンホテルのビュッフェ

フラトンホテルの一階のレストランに行ってきた。食べ放題でとても「危険」だったのだけれど、これだけ食べて翌日体重が増えていなかったのは奇跡!

まずは前菜。マリネ風の野菜やハム、ダックなどはどれもすごくおいしかった。伊勢海老っぽいエビは小さめだったけれど、これもとてもおいしかった。

スープはパンプキンスープと迷った末に選んだロブスターのビスク。久しぶりでおいしかった。小皿のフォアグラはパンプキンソース添え。フォアグラは結構好きな食べ物。

メインとして、お決まりのターキーは食べたけれど、やはりあまり好きな味ではない。ローストビーフは少し固かったけれど、おいしかった。(基本的に、人が作って食べさせてもらっている食事には文句をつけないことにしているから、なんでもOK!)で、小皿のフォアグラおかわり。

ここで満腹になったのだけれど、ハマチの刺身の誘惑に負けてふらふらと日本食コーナーに近づいてしまい、おいしい炙りサーモン寿司に舌鼓を打つことになった。おまけにフォアグラ、三皿目!

もうデザートはとても無理!と思っていたのに、アップル・ウォッチが「スタンドの(立つ)時間ですよ!」と知らせてきたので、やむなくデザートコーナーまで歩いたら、帰りには手にスイーツ山盛りのお皿を持っていた……。

買ったら一つ4ドルくらいの特製マカロンは、大好きなTWGのマカロン(こちらは2ドルですごくお得!)と比べるとふわふわですごくやわらかく、楽しかった。

どれもおいしかったですよ! フラトンのコックさんたち、食物となってくれた植物・動物さんたち、ありがとう!

ちなみに、お値段はシーズン料金で180ドル超え(日本円で16000円くらい? ちょっと高すぎる!)。普段のビュッフェ料金の倍以上だと思う。これで今年の食べ納めと思って、奮発してしまった!

 

スキムミルクでも百均ラテアート

久しぶりの「百均ラテアート」の報告。医者からコレステロール値が高い(!)と言われて、三日前から朝のカプチーノをスキムミルクで作っている。ミルクを泡立てるのに使っているのは、相変わらず百均のミルクフォーマー。脂肪分のないスキムミルクでは到底無理だろうと思いつつも、いつもどおりやってみたら、普通のミルクよりさらさらした感じの泡ができて、写真のようなハート(?)が二日連続で描けた。ハートの中心線はミルクを注ぐ計量カップの口で無理やり描いたような気もするけれど、スキムミルクでも「百均ラテアートプロジェクト」が続けられそうなのでほッとした。もともと無理な話なのかもしれないけれど、挑戦は続けま~す!

YouTubeの視聴総数3000回突破


YouTubeに動画をアップし始めて4か月。限定公開のものも含めて動画の総数は18本。今日、その視聴回数の総数が3000回を突破しました! 観てくださったかた、ありがとうございました!

もっとも、ブログのほうは平均すると一日の訪問者が5人くらいで、ほとんどのブログはZQ先生以外の訪問者はゼロなので、この感謝の気持ちは大部分の視聴者のかたには届かないのだろうけれど。それでも、どうしても伝えたい。

それから、チャンネル登録者数も今日一人増えて全部で17人になりました。これもうれしいニュース! 「折り紙は世界をつなぐ」という言葉をモットーに、自己満足動画(?)をこれからも作っていくぞっ!

本当にありがとうございました!

折り紙ミニチュアルーム(正月)


しばらくブログの更新がとだえていた。理由はいろいろあるけれど、その一つは上の写真にある「折り紙ミニチュアルーム正月編」の作成。

写真の解像度が低いのでよ~く見ないとわからないけれど、玄関の棚においた鏡餅の下には金銀の鶴が飾ってある。

自分で作り方を考えたのはフロアランプだけだが、再現がむずかしいので、動画は作れないかもしれない。でも、当ウェブサイトのブログはほとんど検索にひっかからないことがわかったので、この部屋をみんなに見てもらうには動画にするしかない。ルームツアー動画にすると一瞬で終わってしまうから、フロアランプの作り方動画を作って、その中でこの部屋を紹介する?……こんなことばかり考えていると、いま絶対にやるべき「2019年度の会計帳簿付け」という仕事になかなかとりかかれない。嗚呼!

古琴を楽しむ~その一

そうだ、思い出した。あの時はまだ古琴を習い始めていなかった。当時二胡を習っていた日本の先生(古琴を含めた古典楽器の名手)が、ネット上で売られていた中古の琴(キン)を見つけて、突然「これよさそうだから買いなさい」とおっしゃった。確か12万円くらいだった。「高っ!」と思ったけれど、大先生の言いつけのまま購入した。

古琴が届いて、最初に弦を鳴らしてみた時、その音がすごくきれいでびっくりした。その後、日本におきっぱなしで、温度・湿度管理が悪いせいか、琴面がゆがんで平らに置けなくなってしまったけれど、その後数年経ってからシンガポールで習い始め、今ではすっかり古琴に「はまって」いる。そんな私にとって、日本のあの古琴は当地でネット上で買った廉価版古琴と共に、大切な宝物になっている。

今日久しぶりに古琴についてのブログを書いたのは、これから初心に戻って古琴を基礎からしっかり学ぼう、じっくり、ゆっくり楽しもうと思い立ったから。

奇怪的互联网世界

虽然我已经有自己的网站一年半了、上载动画也上载了半年了,但是还完全不懂它的构成、及怎么运作,所以感觉不太舒服,像对待一个看不见, 明白不了的怪物一样。
之所以会这样,我觉得原因有四个。 第一是互联网的构成, 除了电脑自身以外, 什么都看不到, 都是发生在电子世界里。 作为一个在上个世纪出生的人,事实上,我相信不了没看到的东西。
第二,互联网技术太复杂,太难理解,好像故意让一般人明白不了!
第三,互联网完全被极少数的私人公司所垄断。我们常说的GAFA(google, amazon, facebook, apple),只有这四个公司。这样的状况可能会造成各种不可预测的问题。
第四,互联网和别的电子系统都需要电力。电力不容易产生, 要是发明不了不破坏自然的新的发电方法,石油资源总有一天会枯竭。 那时候,人类方便又舒适的生活就不会再有了, 这不是太不方便了吗?