また動画投稿二連発

最近、折り紙動画に対していただいたコメントに励まされて、「テレビスタジオセット再現動画」をまた作った。

今、日本でどんなテレビ番組が人気なのか?とか、そもそもこの番組まだやっているのだろうか?といった根本的な疑問もあるのだけれど、第二弾はマツコ・デラックスさんの『月曜から夜更かし』。

サムネ中央の八角形(丸いつもり)のテーブルの作り方はまだ動画にしていなかったので、一応作った。

どちらの動画も昨日アップしてまだ視聴回数は数えるほど……。いつものパターンだけれど、折り紙を折っている時も、動画を作っている時も楽しかったから♪いいんだ!

それに、おかげでちょっと元気が出て、今日はなんと、ずっと弾いていなかった『離騒』を40分くらい練習して、半分くらい思い出した! 後半はぐじゃぐじゃ……また夜練習しようと思う。

 

 

久しぶりの動画投稿二連発!

昨日、折り紙動画のコメントでリクエストがあった。「『すべらない話』のテーブルと椅子を折り紙で作ってほしい」という依頼。

ああでもない、こうでもないとやってみたけれど、結局ただ大きなテーブルと椅子を並べただけになった。

でも、ここに至るまでに紆余曲折があった。何しろ、この番組は見たことがなかったから、机の形もわからなかった。で、動画を探して観てみたが、はじめ、一部だけを見て、勝手に「あ、ルーレットのテーブルみたいなやつ!」と思って、間違った形のものを作って投稿動画を作ってしまった。アップ前に気が付いて撮り直したけれど、おかげで昨日は一日、折り紙と動画編集で明け暮れた。

失敗はこれで終わらなかった。上の動画とは別に、椅子の作り方動画をアップしたあと、「参考動画」を概要欄に記載中、同じ作り方の動画を見つけたのだ。 以前、いつも観ていたSuralaさんの動画。前にも観たことがあったはずだけれど、忘れていた! 動画を削除するにはしのびなく、「お断り」を概要欄に入れて、そのままにさせていただいた。

実に二か月ぶりの折り紙動画投稿。実は、「夏休み自由工作アイディア」として折り紙動画を撮りたいと考えていたところだった。なかなか取り掛かれないでいたのだけれど、これをきっかけにまた折り紙活動を再開できるといいなぁ。そうでないと、夏休みが終わってしまって、アイディアが企画倒れになるぅ!

 

ブログや動画投稿について思うこと

私の場合、ブログや動画を投稿することの主な目的は「脳の老化防止」だから、日記代わりに投稿し続けるだけで大いに意味がある。

確かにそうなのだが、最近、ふと「誰かの役に立つような情報を発信できないか」と考えた。でも、そうすると、ブログや動画を書いたり作ったりできなくなった。要するに、何の役にも立たないネタしかないということ。

動画の場合は、ときどきいただくコメントから、少しは役に立っているのかなと思うこともあるのだけれど、ブログは駄目だなぁ……。

だから、日記代わりのブログを書き続けるしかない。老化防止には努めたいから! それで、たま~に人の役に立つような情報、おもしろいと思ってもらえる情報が発信できたら、ラッキー♪

……ということで、久しぶりのブログなのに、くだらないつぶやきになってしまった。無念じゃっ!

先輩の話

古琴の先輩に久しぶりに会った。先輩と言っても、歳はず~っと下。孫にしてはちょっと大きすぎるくらいの年齢の青年。会うたびに、その古琴愛の強さにおどろかされる。

今日も「手の形」(私にとって大きな課題)の話になった。彼は習い始めの頃、自然な手の形を研究するために、街を歩いている人たちの手をいつも観察していたそう。前に、「漫画に描かれている手の形も参考になるよ」と言って、うちにあった漫画本を手に取って説明してくれたけれど、街の中で、「人間観察」もしていたんだ……。本当に頭が下がる。

今日、そんな彼がふっとつぶやいた――「僕の生活は古琴がすべてなんだ」。お母さんのことを思いやる言葉をふとこぼしたり、まだ一歳にならない息子の話を、かわいくてならないといった様子でしてくれる彼を見ていると、古琴以外の生活もしっかりと送っていると思うのだけれど、時々、「えっ?」と思うような言葉をポロリと言う。

たぶん彼は、家庭人、社会人としての生活もしっかり送りながら、心は古の文人たちのように、もう一つの世界を自由に飛び回っているのだろう。私はあまりに俗人で、おまけに長い人生でたくさん傷を受け、心がだいぶねじ曲がってしまったから、素直に古琴と向き合えていない気がする。

いつか、素直に、彼のようにすがすがしい、潔い心で古琴に向かい合える日がくるのだろうか?

【動画付き】楽しく古琴基礎練習

ワクチン接種以来、体調不良を理由にサボりがちな古琴練習。これはいかんと思って、先輩から伝授された「小道具を使った基礎練習」をやってみることにした。

私にとっては、「左手の力を抜く」というのが大きな課題。人によって、流派によって、いろいろ考え方ややり方があるようだが、私が目指すのは、見ていて、あるいは弾いていて疲れない弾き方。つまり自然体。

左手の動きは「雲の中をふわふわ、すいすいと動くような感じに」とどこかで読んだことがあるが、そんな風にできたら気持ちがいいだろうなぁと思う。

右手も力が入りすぎる、というか、最も基本的な木、挑、勾といった弾き方がきちんとできない。形がきちんとしていないと、音もきれいではないし、見た目も悪い。疲れる。次は右手の練習もしっかりしたい。

4回目のワクチン

コロナのワクチン接種については、いろいろ意見があるし、大いに不安はある。でも、当地(シンガポール)では政府からの「強いお勧め」SNSが送られてきたら、簡単には無視できない。

もちろん、最終決定は「自己責任」。高齢者で基礎疾患ありの私の場合は、「多少でも効果があるのなら、危険を冒してでも受けておいた方がいい」と判断した。

秋には何とか一時帰国をして、3年ぶりに故国の土を踏みたい。ここで引きこもり生活をしている限りはかなり「安全」だけれど、故国で会いたい人や行きたいところもある。そのためのワクチン接種。

接種してから今日で6日目。腕の痛みはおさまった。ただ、頭痛がまだ続く。あとは疲労・倦怠感。でも、この二つの症状はワクチンのせいかどうかわからない。持病のようなものだから。

これまでのワクチン接種では、ほかにも、副反応と思われる症状がでている。今回、これだけで終わったらとてもラッキー。中にはだいぶたってから出た症状(副反応かどうかわからないけれど)もあったから油断は禁物だ。

今は健康状態を見守りつつ、無事に過ごせるようにひたすら祈るのみ。

【動画付き】苦手な搯起を練習

搯起(tao qi昔は掐起qia qi?) は古琴の基礎的な弾き方の一つで、よく使われるが、私の苦手の一つがこれ。なんとか克服しようと、集中的に練習してみた。

おそらく、大きな音は出なくていいのだと思うけれど、きちんと音を出して、そのあと脱力して丸い手に戻すのがポイントみたい。これがなかなかむずかしい……。

古琴曲『碧涧流泉』

5月半ばから復習を開始した『碧涧流泉』が、やっと楽譜をガン見せずに弾けるようになった。ていねいに弾き方を説明してくれた先輩と、不動の安定感の戴老師の演奏動画のおかげ。
この曲は宋の時代に作られたと言われている。「高速部」が挟み込まれた三部形式になっているのが特徴的。岭南琴派の代表曲だそうだ。この曲にまつわる歴史的エピソードは、南宋の末期、元が侵略してきた時、幼い親王とともに南に逃れた丞相が、最後に親王を背負って(抱いて?)入水したという話。平家の壇ノ浦での最後を思い出させる。

 

戴老師の吟や猱はとても真似できないし、私には「超高速」の第4段と第5段は、この曲のクライマックスとわかってはいても、もたもたする。要するに、いつものように「ただ暗譜できただけ」ということだけれど、もうすっかり忘れてしまったと思っていた曲を「復活」できたのはうれしい。

【動画付き】『長相思』を歌ってみた

この数日、坂田進一先生のビデオを観ながら、ずっと練習していた。このままだとほかの曲をまったく練習しないから、記録動画を撮って、一区切りつけることにした。

あいかわらず、手に力が入っていて見苦しい。注意して練習しているときは、少しマシになっている気がするのだが……。記録に残そうとするととたんに超緊張する(言い訳)。

また先生におこられるかなぁ。「ホントに何やってんのかね~」って。

今日はこれからがんばって、ほかの曲の練習を再開するぞ。

坂田進一先生ご逝去

2022年6月24日、坂田進一先生が亡くなった。

bilibiliという中国の動画サイトに28日に訃報が投稿されていた。

https://www.bilibili.com/video/BV1K3411A7g8/?spm_id_from=333.788

先生、天国でもたくさんの音楽をみんなに届けてあげてください。

数日前にbilibiliで先生の動画や録音を見つけてから、大喜びで観ていた。今日も観ようと思ってサイトにいってみて、「坂田进一先生于24日病逝,先生千古」という最新投稿を見つけた(今でも信じられない。誤報であれとさえ願っている)。

(20220702)誤報ではないことを確認しました。とても残念です。悲しいです。

病気療養中でいらっしゃることは日本のウェブ情報で知っていた。数か月前、研究所を移転なさったときのスナップ写真を見て、ご快復、ご活躍をお祈りしたところだった。

先生、もう一度お会いして、改めてお詫びとお礼を申し上げたかったです。数々のご無礼、本当に申し訳ありませんでした。音楽を学ぶ者の姿勢を教えていただいたこと、心から感謝しています。