24日に種をまいた水菜、5日目の昨日の夜、一つだけ小さい芽が頭を出していた。それが今朝になって見たら、グンと大きくなって、小さな双葉になっていた。それから、手前にももう一つ……。楽しみ!
イケアのフロアランプ買った
やっと念願の照明を買った。このところずっと夜、本が読みにくくて仕方がなかったが、「先天性・先延ばし症候群」のせいで一日延ばしにしていた。でも最近、白内障が悪化したのか、本がすごく読みにくくなって、とうとう腰をあげた。それに前にK子さんちで見かけたイケアのフロアランプがすごく機能的で、ぜひ試してみたかった。で、買ってきて、読書の時自分が座る側に置いた。実に具合がいい。もともと部屋全体が明るいのが好きなので、てっぺんの大きなライトがすごく気にいったし、本を読むときは下向きのライトで手元の暗さが完全に解消! で、数日後、CDプレーヤーを操作しながら(そうです、私はいまだにCDプレーヤー使っています)、中国語の勉強をしていた時、リモートコントローラの関係でソファの反対側に座らなければいけないことに気が付き、なんともう一台ランプを買ってきた! うう……ちょっと照明器具屋さんみたい? でも写真を見たK子さんが、「大学の図書館みたい」と言ってくれたから、「うん、うん、そのアイディアいただき!」と思った。
『でっちあげ』新潮文庫
帯にある通り、「読み終えるまで眠れな」くて昨夜2時半まで、四時間かけて一気に読破した。これまた帯にあるように、「すべて濡れ衣だった」という結末はわかっているし、タイトルやサブタイトルからいわゆるモンスターペアレントの話だとは察しがつく。それでも、読み始めたらやめられなかった。
虚言癖のある人を知っている。人を欺くことにまったく抵抗がない。時には嘘をついている意識すらない。嘘を本当に見せるために、「証拠」をねつ造したり、善意あるいは悪意の「共謀者」に話を合わせてもらう「工作」を、なんのためらいもなく行う。そういう人と、それと同類の人たちを知っている。だから、この本の「原告」たちのような人が存在していて、今もまったく何事もなかったかのようにのうのうと暮らしているだろうことは容易に想像がつく。
子は親の鏡とよく言う。本当にそうだなと思う。子は親を見て同じように育つ(ことが多い)。いつも嘘をついてばかりいる親のいる家族は、おたがいに嘘を付き合って生きている。それがわかってはたから見ていると、滑稽にも思えるが、恐ろしい。
十年後に教師の「冤罪が晴れた」ことが大きな救い。
古琴曲『欸乃』
この曲はまず曲名が少し複雑。現代の中国語ではai3nai3と発音するが、古琴曲の場合は昔の発音で、ao3ai3(アオアイ)と発音する。意味は舟歌、船頭の掛け声、櫓のきしむ音。私がびっくりしたのは、この言葉が日本語にもなっていて「あいだい」と発音するということ。まったく知らなかった! 古琴はいろいろなことを教えてくれて本当に面白い……。
この曲の楽譜が最初に登場するのは1549年に編纂された『西麓堂琴統』。その二年前に編纂された『琴譜正伝』に『漁歌』というのがあって、それから発展したものという説もある。そもそも、中唐の詩人、柳宗元(773-819)の『漁翁』という詩をもとに作られた、あるいは柳宗元自身が作ったという説もあるくらいなので、かなり古い曲であることは確か。
今に伝わる演奏譜は多種あるが、一番よく弾かれているのは『天聞閣琴譜』(1876)に収録されている8段構成のもの。管理人が練習しているのもこの楽譜をもとに菅平湖さんが打譜したものだが、超・超・超難曲。とくに左手が、これまでに習ったことのない動きをする! また、はじめのほうは、のんびりと櫓をこいでいたのに、川の流れに乗ったのか、後半が(管理人にとっては)超高速に。柳宗元の詩の最後の二行は、「空を振り返りながら流れの中ほどを下る、岩壁の上で無心に雲が追いかけごっこをしている」といった意味のようなので、それまでのギ~ッチラ、ギ~ッチラというこぎ方ではなくなってきた?
いろいろな意味でおもしろい曲なので、書きすぎました。
管理人が習っている先生の先生、戴老师の演奏をお聴きください。
(追記)昨日レッスンで最後までチェックしてもらった! Z先生はこの曲が『漁翁』に由来しているという説には懐疑的。ましてや柳宗元が作ったなんてことはありえないと言っていた。そりゃそうだよなぁ~と納得。でも『漁歌』がもとになっている可能性はあるという話だった。いずれにしても500年近く前にあった曲。うーん、これまで習った曲で一番昔の曲ってどれなんだろう? はっきりしないのだろうけれど、調べてみたくなった。(2019/05/17)
水菜1日目
スーパーマーケットの野菜コーナーに水菜の栽培キットが売っていた。最近、一年間育てた、中国正月の松飾のような「ドラセナ」を泣く泣く処分して、植物は情が移るから(!)もうやめようと決心したところだったけれど、また買ってしまった。ちゃんとした植木鉢でもないから、またカビが生えたりしてうまく栽培できないかもしれないけれど、昨日、中に入っていた六粒の種のうち、説明書通り3粒を培養土の中に埋めた。どれくらいで発芽するのか、そもそもうまく発芽するのかわからないけれど、経過観察。
12日目のダイソー&アリアのつけ爪
またちょっと汚い写真ですが、「検証」のためなので……。12日前に、ダイソーのつけ爪を、アリアの両面テープで貼るという裏技?をやってみた。今回はこれまでのように10日ではがすのはやめて様子を見ている。アリアの爪をアリアのテープで付けたときと同じく、つけ爪と自分の爪の間のすきまにゴミが入って、粘着テープのエッジにくっついてとれなくなっている(ダイソーのテープは粘着剤がかなり厚いので、すきまが大きくてある程度掃除が可能。また粘着力も弱いのか、ゴミがくっつかない?)。あと、本物の爪が伸びた分、つけ爪を根元の方向に押し戻しているので、根元のほうに粘着剤が伸びたと思われる白い部分ができはじめている。はがれるのも時間の問題かなと思うけれど、ともかくも経過観察続行!
ずっとつけ続けた場合、爪の健康のためにはどうなのだろう……という疑問は強く残るが、つけ爪効果はてきめん! 爪が薄くなる心配をせずにいくらでも練習できる。ただし、指の腱や腕、肩の筋肉などへの負担は変わらないから、やりすぎは禁物。ちょっとでも痛みを感じたら、即練習中止! 「ドケルバン病」という親指の腱鞘炎になって、何をしてもだめで結局手術を受けたけれど、おかげで一年間古琴にさわれなかった、という経験を持つ管理人としては、要注意! (でも新曲『欸乃』は管理人にとっては超・超・難曲で、いくら練習しても足りない……。)
SIA機内食vsすし亭定食
昨日のSIAの機内食。写真の一枚目が前菜で、二枚目がご飯付きのメイン。ちょっと盛り付けがいつもより「甘い」感じがするけれど、移動中にずれたのかな? でもそれは難癖というもの。自分は食べられなかったからちょっとくやしい。そう、これは昨夜のKちゃんの夕食。私は……
これ! 先日はサラダを食べた後に写真を撮ったので失敗したので同じメニューに再挑戦。「海鮮サラダ」と「ライスみそ汁」から作った、「ミニばら寿司定食」合計15ドル弱。サラダたっぷりで健康的。結構おいしかったよ!(負け惜しみ……)。
桃源郷に春が来た!
シンガポールにいると、本当に季節の感覚がなくなる。四季がないから当然だけれど、でも、日本人としてDNAのどこかに組み込まれているのか、今日はすごく春を感じた。で、なんとなくコンピュータの中の画像を観ていたら、ずっと前に書いたいたずら描きが見つかった。しわくちゃの紙にペンを遊ばせているあいだにぐちゃぐちゃと描いた、イラストとも呼べない本当の「いたずら」描きだけれど、見ていると、春を待ちわびる自分の気持ちが感じられて切なくなる。
昨日から復習をし始めた古琴曲も桃源郷に訪れた春の暁を歌った曲。でも、この曲はすっかり忘れていて、一日でやっと5行くらい弾けるようになった。これは切なくなると言うか、情けなくなる。おまけに、早くも今日はあきらめて、新曲ばかり練習している。いかん、いかん。
百均ラテアートでミニ・ハートができた?
ラテアートの世界ではフリー・ポアーとかフリー・ハンドとか呼ばれるらしいが、要するに爪楊枝とか使わずにミルクをそそぐだけで、ハートとかリーフ(葉っぱ)とかを描く技法。百均のミルクフォーマーとインスタントコーヒーでどこまでできるか、毎朝ミルクコーヒーを飲むときにチャレンジしていいる。一日一回だから、この二枚の写真は最近の二日分。
一枚目の写真:注ぐときいつもより少し勢いをつけてみたら、ハートの頭部分ができてきてすごくあせった! あわわわわ……とハートの尻尾をつくろうとしたら、案の定、重たい泡がどっと出てきて、こんな形になった。
二枚目はコーヒーを溶くときに、カプチーノの命?のクレマ(表面の極細かい泡のことらしい)を作ろうとかきまわしすぎて、泡だらけのコーヒーになって、そこへミルクを注ぐはめになった。結構ミルクの泡立て具合はよさそうだったのに、コーヒーの泡に邪魔されて、ミニ・ハートがよく見えない結果となった!
今朝のチャレンジは泡立て失敗でまったくだめ。また再度、いろいろウェブ情報を見てみたら、ミルクの泡立て方で、ほぼ成功か失敗かが決まるみたい。百均ミルクフォーマーでフリーハンドのラテアートはやはり無理なのか……。
ダイソーVSアリアつけ爪
ダイソーつけ爪、10日目。以前のアリアのつけ爪(二枚目の写真)と比べると、汚れがずっと少ない。これはかなりいい……と思って写真を撮ったのが午前中(4/10)。ところが午後、シャワーのあとポロリとはがれた。濡れていたところに力がかかったためだと思われるが、本当にポロリ。アリアの場合と同様、両面粘着テープはすべてつけ爪側についていたが、かなり厚いので、爪でこそぎとるようにしたら簡単にとれた。これはありがたい。
で、一日爪を休ませて、こんどは「ダイソーのつけ爪」を「アリアのテープ」でつけてみることにした(4/11)。つけた感じとして、やはりダイソーのつけ爪のほうが、先が少し内側に湾曲していて、私の場合、本当の爪への密着度が高い。でもやはり先端部分のすきまはあるので、ゴミが入って、粘着剤にとらえられてしまう、という現象は起きそうな気がする。経過観察要。
(お願い)「サイト内検索」で「爪」で検索してみてください。いろいろ試してみた経過がブログになっています。