『广陵散』第33,34,35段を練習した

やっと「追加部分(28-45段)」の半分の地点までたどり着いた。実は、早くここに到達したくて、今回はがんばって3段分を練習した!

数日前に32段の練習記録動画に「低評価」がついて、ああ、やっぱり……と思いつつ、がっかりしていたら、なんと昨日、チャンネル登録者が一人増えて7人になっていた! 登録してくださっている方々には感謝の言葉しかない。多謝! がんばります! 大好きな古琴、弾き続けます。

27段までは9割がた暗譜ができた(ような気がする)けれど、28段以降は非常にむずかしい。似たような終わり方が多いので、それを区別して記憶することができない。ひたすら弾いて、音で覚えるしかないのだろう。しかし、それはとても苦手……。分析して頭で覚えるタイプだから! 嗚呼!

そもそも経年劣化の激しいこの脳みそには、無理な話なのだ!

それに、そもそも、まだ弾けていない。だから、この中間点で立ち止まって、しばらく反復練習をしようと思う。お手本通りにしたかったら、倍速で弾かなければいけないし! 本当に先の長い、しかし楽しみな道のり♬

『广陵散』第31,32段を練習した

『广陵散』第28段以降の練習を続けている。第30段はとても長くて(楽譜にして2ページ)、むずかしくて、くじけそうになった。今もゆっくりとしか弾けないけれど、反復練習を続けながら、先に進むことにした。幸い、次の31,32段は両方合わせても一ページ足らずだった。ただ、一部、お手本と楽譜が異なっていて、「解明」にとても苦労した。結局「お手本音源に似せて」弾くのでOKとした。独習はこれが限度。やはり、実際に先生に指導してもらいたい!!

 

 

『广陵散』第30段を三日間独習

第30段は2ページに渡る長い段。「ダダン・ダダン」と、低音の「ド」の二重音が繰り返されるのが特徴。管老師の演奏を聴いていると、第28段以降、どんどん深いところに引きずり込まれていく気がする。

最初はまったく歯が立たず、なんとか「弾き方」を決めるまでに三日間かかった! 本当に先の長い道のり!

数日前、もう一つ、45段の完全版を弾いていらっしゃる大先生のビデオ(音声のみ)を見つけた。管老師とはスタイルが違うけれど、こちらも感動的。古琴の上を指が自由自在に舞っているのが目に見える気がする。

 

『广陵散』第29段初日の2時間練習

どこまで行けるかわからないこの道。二歩目の第29段。

まだまだ先が長い。第30段もちょっと見てみたけれど、まったく歯がたたない。段が進むにつれ、お手本ビデオはどんどん速度があがっているように聞こえる! 0.75倍速にして聴かないと、細かい音の動きが聴き取れない!

実際に弾く前の五線譜への書き写しと、音源を聴きながらの「音符の解析」にかなりの時間をとられるが、すごく勉強になる! ただ、後悔することが一つある。最初からこの楽譜を使って練習すべきだった。この楽譜の前の方を見ると、これまですごく疑問だったところなど、すんなり解決するところが多々ある。いつか全部見直しをしたほうがいいかもしれない……。嗚呼、また道が遠くなる!

『广陵散』第28段から練習開始

無謀この上ない試みは、まだ続いている。とうとう未知の領域、第28段に突入! 頼りは、YouTubeに唯一あがっている管老師の音源と、先日入手した楽譜。

一昨日と昨日、練習した第28段をビデオに撮って記録に残した。

ビデオで記録を残すことは、練習の大きなモチベーションになる。半年近く前に、この曲の第一段を練習し始めた時のビデオを観ると、よくぞ今まで続けたなぁ……と思う。

弾けるか弾けないかと問われたら、今でもまともに弾けないのだけれど、私にとって大事なのは、自分が好きな曲を毎日練習できること。そのためのモチベーションを維持するためにも、ビデオ投稿は続けようと思う。

この動画をあげた「小さな幸せ 古琴」チャンネルに登録してくださっている方には、本当に感謝している。とても励みになっています!

最後の第45段まで行きつくかどうか、わからないけれど、毎日楽しく練習していこうと思います! ありがとうございます!

『管平湖古琴曲谱集(三)』を手に入れた!

念願の楽譜がやっと手に入った。書店、楽器店、画材店など、文化・芸術関連店がたくさん入っている、ブラスバサーというショッピングモールの中の、Music Roomというお店にあった!

このお店は以前、図書館に通っていた頃は、たびたびのぞいていたが、外出自粛以来、ほとんど行っていなかった。昨日、なんとなくこの本を見かけていた気がして、行ってみた。あった! 中国元の定価の倍以上を「ふっかけられた」けれど、その場で確かめなかった自分が悪いし、いくらだろうが手に入れたかったから、後悔はしていない。

なぜそんなにほしかったかというと、この本に収められている『广陵散』は全45段の「完全版」だから(今持っている楽譜は全27段)! 無理は承知で、これに挑戦してみようかと思い立ったのだ。

一か月ほど前の独習130日目に、全27段の「準完全版」のテイク・ワンをYouTubeにあげてから、毎日練習はしているが、モチベーションが今一つ上がらない。そんな折、管老師の音源を何度も聞いているうち、「28段から先を弾いてみたい……」という気持ちが日に日に強くなった。

この本の楽譜は減字譜と1~7までの数字を使った数字譜(名称不明)による表記だから、今一つピントこない(普段使っている楽譜は五線譜との組み合わせ)。だから、昨夜遅くまでかかって、第28段だけ、五線譜に起こしてみた(下の写真は冒頭の部分)。

でも、この作業には、すごく時間がかかることが判明したから、これから先どうするかはわからない。でも、ひとまずこれで今日、練習を開始してみた……が! すぐ壁にぶちあたった。なんだかんだ言って、ゼロから組み立てるわけだから、むずかしくないわけがない。

これまでも弾き方のわからない符号はあって、適当にごまかしてきたが、今回はどうにもならない。わかる範囲で楽譜通りに弾こうとすると、音がぽつぽつ切れて、さらに右手が不自然な動きですごく弾きづらい! やはり独習では無理なのか……(だよね…)。

今日はもうくたくた。それに、ワクチンを打ったせいか少し体がだるい。老体に鞭打つのはやめて休んだ方がよさそう。

(続報20211205)ブログでの報告を忘れていた。この楽譜を手に入れてから8か月余後、この曲の独習を始めて一年後、45段までの一応の「解明」が終わったので、記録として動画を撮った。一年前には最後まで行きつくとは思ってもいなかったから、とてもうれしい!

 

【動画付き】『广陵散』全27段!

『广陵散』全27段、通して暗譜で弾いてみ(ようとし)た。この曲の独習を始めてから130日目のおとといの夜のこと。そしてできあがった「独習記録動画」がこれ。(サムネイルを作りたかったけれど、気力が残っていなかった。)

根本的な「どのような指使いで弾くか」ということはさておいて(おくな!)、暗譜ができているかどうかだけ確かめたかったのだが、答えは「残念!」。 弾いたあと、聞き直したら一部がすっかり抜けていた。それで、その部分は撮り直して(近所迷惑なことに夜中の11時に!)「編集」でつなげた。

そのほかにも、間違えたり、つっかえたりして弾き直した部分は数えきれないほどあり、それも削除して前後をつなげた。だから、できあがった記録動画はだいぶ変。でも、無理やりそうしたのには訳がある。それは……

この記録動画のもう一つの目的は、「かかる時間」を確かめることだった。結果は、18分弱。管老師の「音のみの動画」は全45段の完全版で全部で22分ほど。27段までだと15分余だ。27段で曲を終わりにする場合、最後の部分はゆっくりにしたいが、それを考慮しても、私の弾き方では2分くらい遅い。ここを出発点にもっと、もっと練習したい!

この「古琴動画シリーズ」を観るのは自分だけだと思っていたけれど、なんと現在、4人、チャンネル登録をしてくださった方がいらっしゃる! ありがたい。未熟な自分を見られるのは恥ずかしいけれど、励まされている気がする。「これからもずっと古琴を続けていこう」って思う。本当にありがとうございます!

 

『广陵散』第20~24段

独習のための「お手本動画」の後半で省略されている部分、第20~24段の「弾き方をだいたい決めた」ので、記録動画を撮ることにした。まだ全然まともに弾けないのだけれど、ウエブ上に「動画」がなくて、管平湖先生の音源だけを頼りに解明したので、決めた弾き方を忘れたらまた一からやり直しということになる。だから、とりあえずこのまま動画アップ!

これで一応手元の楽譜にある全27段のバージョンの「解明」は終わった。省略分を含めて通して弾くと、今は20分近く(管平湖先生は15分くらい)かかるので、練習に非常に時間がかかる。それに、第一、全体の記憶があいまいになっているので、楽譜なしでは弾けない。省略部分を練習したことで、かえって問題山積み!

それとは別に、ほかの曲を全く練習していなくて、どんどん記憶の網からすり抜けていっているという問題もある。この問題は「見ないようにしている」のだけれど、そろそろ弾かないと、どの曲も完全に忘れてしまう!

『广陵散』第13~16段

案の定、最近は『广陵散』ばかり練習していて、ほかの曲は練習しなくなってしまった。でも、しかたない。今はこの曲を練習するのが楽しくてしかたないから。

一番最近アップした「独習記録動画」は、乔珊さんの「お手本動画」では省略されている二つの大きな部分のうちの一つ、前半の4段分。まだつっかえつっかえ、ゆっくりしか弾けないけれど、一応弾き方を自分なりに「決めた」ので、忘れないうちに動画にしておくことにした。

後半の省略部分は第20~24段。昨日から少しずつ解明を始めているけれど、すごくむずかしい。またいつものように、旋律が聞こえてこない。すごく奇妙な音の羅列。もしかして弾くのは無理かもしれないけれど、楽しいから、もうしばらく頑張ってみる。

 

『广陵散』独習100日目の記録

いつの間にか、『广陵散』の独習を始めてから100日が経過していた(正確には昨日が百日目)。その間、一日だけ、ほとんど弾かなかった日があった(記憶が定かでない…)が、それ以外99日は毎日練習した。

現在は簡略版18段分を「暗譜でなんとか通して弾ける」段階。ただし、いつも迷うところが3か所あって、楽譜をチラ見してしまう! それに、ひどく「粗雑な」弾き方。でも、今はこれが精いっぱい。ここが出発点。

(スタートボタンを押した後、すぐに動画が始まらなかったら、YouTubeボタンを押してみてください。)

次の段階として、今日から「お手本動画」を少しずつ観ながら、細部(とくに「ビブラート」をかけるところ)に注意して練習を始めた。

また、お手本とした動画では省略されていた部分を弾いている別の先生の動画を見つけたので、上記練習とは別に、まずは前半の省略部分(第13~16段)を練習してみようかと思う。ほとんどがハーモニクスで、すごく速くて、暗譜がめちゃむずかしそうだけれど!

まだまだ続く古琴「道」。楽しい!