【動画付き】折り紙で羽子板

久しぶりの新作折り紙動画。

12月の折り紙ミニチュアルームのための小物作りを始めた。12月に浅草で開かれる羽子板市。作ってみて、年の瀬が迫っていることをひしと感じた。

折り紙の羽子板の作り方はYouTubeにいくつもあったけれど、ちょっと工夫して、折り紙を半分に切った長方形の紙、一枚で、ハサミ・ノリなしで、本体と色違いの「柄」を作れる方法を考えた。千代紙など厚めの紙で作った場合は、裏で何か所かノリで止めたほうがいいけれど、そうでなければ本当に簡単に折れる。

11月の酉の市の熊手で作った縁起物アイテムを飾ってみたら、お正月用の飾りができた!

折り紙と一緒に古琴を紹介してみた

古琴の練習ばかりしていて、折り紙活動休止中? それ以外にも、ちょっと精神不安定に陥っている、という理由もある。古琴を弾いていると、何もかも忘れるから、ついそっちに行ってしまう。完全な創作活動である折り紙は、今の私には荷が重すぎる……。でも、ちょっとさびしいから、これまでの折り紙動画の中から古琴が登場するものを選んで、それをバックに大好きな古琴を簡単に紹介する動画を作ってみた。

大好きな古琴と折り紙の組み合わせ。私にとっては最高のコンビなのだけれど、折り紙動画を期待して観てくださる方はがっかりかな? チャンネル登録、取り消さないでくだ~い! 次回はちゃんとした折り紙動画作りま~す!

【動画付き】11月折り紙ミニチュアルームの作り方

11月の折り紙は「酉の市の熊手」。いつものように靴箱「ミニチュアルーム」の中に部屋を作って飾る予定だったけれど、これまで作った家具と比べると、大きすぎる! 熊手は毎年大きいのに買い換えるといいそうだから、いずれは巨大なものになるのかもしれないけれど、それでもこれは大きすぎ。そこで、今月は「部屋」をあきらめて、「熊手のある秋の風景」とすることにした。

おそらくこれまででアイテム数は最多。これを再現してみたいと思う人がいるかどうかわからないけれど、動画にしておかないとオリジナルのアイテムは作り方を忘れるので、動画をアップして、参考にしたそのほかの動画とともにリンク集としてまとめることにした。(以下文中で「*本」とあるのは山口真さんの『日本のおりがみ12か月』のことです。)

まずは秋らしい風景を演出するためのイチョウと紅葉からどうぞ。

①イチョウと紅葉の作り方

②熊手の折り方
今、上のイチョウを15センチ四方の折り紙で作ったら、熊手っぽくなるかもしれない……と思い立った。オリジナルの熊手は例によって目分量の「ぐらい折り」で作っているので、再現不能かもしれないと思っていたので、もっと作りやすい方法をさがしてみよう……。

(数日後)動画できました! 「イチョウ」にヒントを得た作り方です。最初に作った(下のサムネで右側のもの)ものとほとんど変わりないものが作れました。こちらのほうが作り方が簡単です!

あ、今日は2020年11月2日、最初の酉の市の日です! 三回酉の日がある年は火事が多いとか言うらしいですが、どうか、災害の少ない、静かな年をみんなで送れますように!

③おかめの折り方
熊手に飾ったおかめは*本に載っていた作り方で作ったけれど、下の作り方も簡単でそれらしい形ができる!

④大黒様と恵比寿様の作り方
頭のかぶりもの(頭巾と烏帽子)と大きな福耳が特徴的な二人の神さま。出来上がりはよく似ているけれど、かぶりものも一体で作りたかったので、結局最初からだいぶ違う作り方になった。

目鼻を描かないとちょっとわかりにくい? さらに要研究!

 

⑤タイの折り方
簡単だけれど、かわいい!

⑥笹の折り方
熊手に飾ったのは*本の作り方で作ったもの。でも、YouTubeにいろいろな作り方が載っていて、どれも簡単でそれらしく見える。

 

⑦小槌の折り方
小槌の作り方の載っているウェブページへのリンク。(いしばしなおこ さん)

⑧富士山の折り方
富士山もウェブ上にたくさん作り方が載っているけれど、この富士山が一番かっこいい!

⑨ダルマの折り方
下の動画のダルマがとてもかわいい。全体の形とか、顔の部分の大きさとかは自分の好きにできるのがまたいい。

⑩招き猫の折り方
これもとてもかわいい招き猫。でも、熊手に飾るミニチュアサイズでは手(脚?)を折るのはむずかしかったので省略した。首輪と耳の内側が赤くなっているのがすごい!

⑪松の作り方
松の作り方もウエブにいろいろ出ている。熊手に飾った松もウェブで見つけたのだけれど、今、再度見つけることができなくてリンクがはれない。下の動画は別動画。

⑫椿(つばき)と椿の葉の作り方
椿の花は「適当に折るだけ」なのだけれど、中心に黄色い紙を入れたら、意外とそれらしく見える(ような気がする……)。

⑬大入り袋の折り方
いろいろ試しているうち、意外とうまくできた! と自画自賛のアイテムなのだけれど、これを折り紙で作りたいと言う人はほかにいないだろうなぁ…。

⑭小判(*本)と俵の折り方

⑮扇子の折り方
たぶん、折り紙の中で一番簡単に作れるアイテムの一つで、しかも、下のサムネのように、和紙で折るととてもかわいい。

⑯伊勢海老の折り方
*本のお節料理の作り方のページ(p26~)にあったものを使わせていただきました。折り方は少し複雑ですが、かなりリアル!

⑰鶴の折り方
「伝承の鶴」は折り方を知らない人は少ないと思うけれど、念のため。

ふう~……これでアイテムは全部そろった……かな?

折り紙で酉の市の熊手を作ろう、などと思う人は本当に少ないと思うけれど、脳トレ活動には最適だと思うから、挑戦してほしいな、と思う。ミニチュア好きだと結構達成感がある!

(続報20210108)♡マーク、ありがとうございました! アイテムが多くて苦労して作った回だったので、見ていただけてうれしいです。著作権の関係で、ここで作り方を紹介できないものもありましたが、本やウェブ情報をごらんになってぜひ「熊手づくり」に挑戦していただきたいと思います。

これからは時期的にはお雛さまかな?と思うので、「3月のミニチュアルームの作り方」もよかったらごらんください。こちらもアイテムが多くて作り甲斐がありますよ!

 

11月の折り紙動画は酉の市の熊手

11月の折り紙がやっとできた! アイテムの数が多いので、かなり時間がかかった「力作」。でもその割に、今朝、動画公開してから、ほとんど視聴者がいない。「折り紙 熊手」などというキーワードで検索をする人はほとんどいないだろうから、確かに、「誰がこの動画を見つけてくれるのだろう?」という大きな疑問が残る。でも、ま、いっか! ミニチュア好きとしては満足の出来だもの。

これを見て、「私も作ってみたい!」と思う人はまずいないと思うけれど、「作り方動画リンク集」も一応作ってみた。これで、あと一か月分で「日本の12か月」が完成する。あと少し、がんばろう!

11月の折り紙準備中

11月の折り紙は「酉の市の熊手」をメインテーマにしようと、最近ずっと「縁起物」アイテムを折り続けていた。やっと全部できあがったような気がするので、ざっと並べてみた。なにがなんだかわからないものもあるけれど、色とりどりで、にぎやかで、縁起が良そう…ということになればいい。

次はこのアイテムたちを、熊手に見立てた台紙に貼らなければいけないが、うまくいくか、自信がない。一度糊で貼ってしまうと、位置の変更がむずかしい。「えい! ままよ!」と、腹をくくって貼らないとなあ…なんせ、来年の運勢がかかっているのだから! 本物の熊手はアイテムが重なり合っているので、その感じが出せるといいと思っている。

(続報20201105)11月の折り紙作り方リンク集完成しました!

【動画付き】折り紙ミニチュアルーム(10月)の作り方

私が子供の頃の10月の「一大行事」は、10月10日の体育の日の前後に行われる運動会でした。この祭日は今は10月の第二月曜日となっているようですが、秋晴れの空に響く子供たちの声はいつの時代も同じだと思います。

「折り紙ミニチュアルーム企画」も10月ともなると「ネタ」切れで、4月の「新一年生の部屋」と代り映えしないものとなってしまいましたが、机の上の本立てを二段にして、本の収納能力を高めるとともに、より学習机らしくしました。

もちろん、今月の主役は明日の出番を待つ体操着(運動着)と赤白帽です。どちらも苦し紛れの反則技(?)、「ぐらい折り(目分量で折る折り方)」を使って作っていますが、最終的に「それらしくみえる」ことを重視しました。4月のミニチュアルームと重複するものが多いですが、今月の部屋の中にあるアイテムの作り方は次の通り。いつものように、ウェブ上で見つけた作り方動画と、自分で考えた作り方動画のミックスです。

目次
①体操着 School sports wear
②赤白帽 (男子用通学帽) Red and white cap
③ランドセル School back pack
④学習机と椅子 Desk and chair
⑤本立てと電気スタンド  Book stand and lamp
(二段の本立ての作り方動画は企画中)
⑥本  Books
⑦整理棚 Storage rack
⑧通学帽(女子用)School cap for girls

①体操着
本当にびっくりするほど簡単に折れて、しかもとても「それらしくみえる」体操着です。今回はほかのアイテムとの大きさのバランスを考えて、一辺が4cmの正方形の紙を使いました。また、作成途中ではハサミを使わないというのを原則としているので、襟の部分はちょっと下の動画とは変えて折りました。

変えた部分:シャツの肩の角を取るようにうしろに折って、その上部を前に折り返すと、首周りに色付きの部分ができます。

②赤白帽
本当は4月に作った下の帽子と同じ作り方で作りたかったのですが、1/16の大きさの折り紙で作るのは非常にむずかしく、4月に折れたのが奇跡的であったことがわかりました。

そのため、今回は伝承の「升(ます)」をヒントに、「それらしくみえる」ように自分で作ってみました。

でも、「この帽子、『ぐらい折り』が多くて、再現不能……作り方ビデオは作れそうにないなぁ」と思っていたら、私が作ったものとほぼ同じ作り方の動画を見つけました! 山田さんに感謝!

ミニチュアルームの赤白帽は角を曲線にしたりして、できるだけ丸みを出すようにしました。また、「つば」の部分はこの動画とは異なり、内側で処理して、赤白帽らしくしています(先ほどの写真で白は外側で処理、ピンクは内側で処理。緑はミニチュアサイズ)。

③ランドセル School bag
4月に作ったものをそのまま使いました。

④学習机 Desk and chair
机と椅子は4月と同じです。

 

⑤本立てと電気スタンド
下の動画は一段の本立ての作り方です。電気スタンドは今回も同じです。

二段の本立ての作り方:

⑥本
折り紙ミニチュアハウス、ミニチュアルームシリーズに欠かせないアイテム、本の作り方です。今回も使ったのは四分の一の大きさの折り紙です。

⑦整理棚(ランドセルラック)  Storage rack
今回はランドセルラックを二つ並べて置きました。

⑧女子用通学帽

ここでご紹介した動画で、10月の折り紙ミニチュアルームをほぼ再現することができます。ぜひ挑戦してみてください。秋の夜長を過ごすには最適の脳トレ活動ですよ♪ ただし、パーツが小さいので目の疲れには注意!

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10月の折り紙動画がやっとできた

「ネタ」不足、アイディア不足で文字通り息切れしながら、仕上げた動画。夕方、窓際で動画を撮ったのだけれど、あとで見たら画面左が白っぽい。光の加減だと思うけれど、最近の自分の眼の状態を反映しているみたいで、ちょっとがっくり。でも、もう字幕や音楽を入れたあとだったので、撮り直す気力がなく、そのままアップロードした。観てくださる数少ない、貴重な視聴者さまには申し訳ない! 次回、がんばります!

観てくれたKちゃんの第一声、「前と同じじゃん!」。はい、その通りです。ほぼ4月と同じです。グスン……。細かいけれど、本立てが二段になったことにだれか気が付いてくれるかなぁ……苦労したんだけれどなぁ……。

 

【動画付き】折り紙で冷蔵庫を作る(第二弾)

念願の動画完成! だいぶ前に作っていた、リアル(?)なツードア冷蔵庫。作り方が複雑で動画作成に時間がかかった。動画自体も15分の枠ぎりぎりの「長編」。こんなに長い動画、観てくれる人がいるかどうかわからないけれど、自分でまた作りたいと思ったときに必要!(絶対作り方忘れる……)。

ちなみに、一作目の「旧型ワンドア冷蔵庫」の作り方動画は、「キッチン作り方動画」に次ぐ人気動画。作り方が簡単だからだれにでも作れる! またこういうの考え出せたらいいなあ。

 

【動画付き】折り紙ミニチュアルーム(9月)の作り方

9月のミニチュアルームはあまり新しいアイテムのない、「児童図書館の風景」。でも、もしかして「折り紙と本が好き」という人がほかにもいるかもしれないから……。がんばって、作り方動画をまとめようと思います。まだ動画をご覧になっていないかたは、まずミニチュアルームの紹介動画からどうぞ!
How to make Origami Miniature Room (September)–Origami Children’s Library.

作り方動画リスト 目次
①本棚(上部)Book shelf upper part
②本棚(下部)Book shelf lower part
③机と箱型の椅子 Reading table and stools
④紙芝居舞台 Kamishibai stage
⑤本 Book
⑥ランドセル School back pack

①本棚
仕切り付きの箱の本体のみ使用。ふたは不要です。

②本棚下部、引き出し部分
下の動画の2:00あたりから、本棚下の引き出し部分と同じ、ランドセルラックの下にある整理箱の作り方があります。引き出しの大きさ(とくに幅)は、ぴったりになるように適当に調節したほうが見た感じがよくなります。
図書館内のランドセル置き場となっている棚は、この箱の高さを少し高くしたものです。

③机と箱型椅子
下の動画の4:00あたりから、コーヒーテーブルの作り方があります。

立方体のスツールの小さいほうは、四分の一の大きさの折り紙で、キッチンの調理台の外箱(下の動画にあります)と同じ立方体の箱を作りました。大きいほうは、上の②の「引き出し」と同じです。

④紙芝居舞台(紙芝居枠)
なつかしい紙芝居の舞台を折り紙で作ってみました。中に何枚も絵をはさむことはできませんが、一枚だけならば、あらかじめ入れておくことができそうです。

⑤本
日本語版の作り方動画を見つけました。そのままだと本が開いてしまうので、何冊か並べて両側から押さえてしばらく置いておくといくぶん落ち着きます。

⑥ランドセル
あらかじめ紙の大きさを調節するためにハサミを使いますが、簡単にとてもかわいいランドセルができます。今回作った黒と赤のランドセルは、背中に当たる側を白くしたかったので、作り方を少し変えてあります(外側の「ふた」を付ける時に、ふたの中に白い部分を差し込むようにしました)。

1月から始めた「折り紙ミニチュアルームシリーズ」、「ネタ」切れ気味で、「ルーム」の概念からはずれた月もありますが、なんとか9月までたどりつきました。あと三か月がんばりたいけれど、ネタがぁぁぁぁ!

「あと一息、老体に鞭打ってがんばれ!」と思われた方、ぜひ♡マークでお知らせください。大きな励みになります!

(続報)♡マーク、ありがとうございました! 昨年は毎月の「折り紙ミニチュアルーム・プロジェクト」のおかげで楽しく、忙しく、すごせました。今年はネタ切れで停滞気味ではありますが、まだ「折り紙活動」(脳老化防止活動!)続けています。がんばります!(20210618)

【動画付き】折り紙で読書の秋

9月の「折り紙ミニチュアルーム」は読書の秋にちなんだ、「児童図書館の風景」。今回は靴の空箱の奥行きが短くて、外にはみ出てしまった!

今回、自分で考えて新しく折ったのは、「紙芝居の箱」だけ。でも、四分の一の大きさの折り紙でたくさんの本を折るのはかなり大変だった。

世の中は外出規制が緩んで、屋外の活動が増えてきたせいか、折り紙動画の視聴回数は劇的に減っているけれど、それは喜ばしいことなのだろうと思う。

個人的には、年齢と健康状態を考えて(あと、もともと引きこもり生活大好き人間だから)外出自粛を続けたいと思っているけれど、最近ちょっと精神不安定気味なので、気晴らしに少し外に出てみるかな……と思っている今日この頃。