中検申込ネットでできた!

(今日は完全に日記ブログ)

ぎりぎりにまで先延ばしにしていた中国語検定の申し込み、ドタキャンの可能性を秘めつつ、締め切り間近の昨日、ネットで申し込んでみた。あまり好きではないクレジットカード払いだったけれど、なんとか申し込みができたみたいで、「おお、すごい進歩!」と感激。

というのも、こういうネットでの手続きはすごく苦手で、よく失敗するから。今回は「申し込み完了のお知らせ」というメールが来たから大丈夫なのだろうと思う。

試験というのは学生時代から大嫌い。今回も、試験は受けなくても、あとで同じ問題をレッスン中にやれば自分のレベルはわかるから、それでいいのではないかと、最後まで疑問を抱えつつの申し込み。

過去問をやってみると合格ラインすれすれ。試験は絶対緊張するからこのレベルにいくことは無理。とくにリスニングはテーマによってはまったく理解不能。でも、テーマがまったくわからずに中国語を聴き取る、という状況は実際にはほとんどないはずなので、固有名詞くらいヒントにくれればいいのに、といつも思う。

あ~、これから一か月、受験勉強かあ! 憂鬱……。

正直に言うと、それよりも『大胡笳』の練習したい……ZQ先生ごめんなさいっ!

最近ブログが滞っているのは、気持ちに余裕がなくなっているから。自分のこういう性格、情けないなあとつくづく思う。

 

 

古琴曲『大胡笳』

久しぶりの古琴新曲! この数か月は、『离骚』をはじめとする既習曲の復習に専念していた。ただし「既習」といっても「仕上げられた」というわけではなく、「暗譜できたみたい」という段階。忘れたら思い出すのに膨大な努力が必要となるので、なんとか忘れないようにするために、復習し続けないといけない。だから、新曲に手を付ける暇はない、というわけ。

でも今回、先生が「そろそろ新しい曲をやろうか? 『大胡笳』なんかどう?」とおっしゃった。以前も同じように言われたことがあって、聴いてみたが、その時は、前に習った曲と似ているし、12頁もあるし……というので「却下」していた。でも、あらためて聴きなおしてみたら、なんかとても変わった曲調で、心にしみてくることに気が付いた。で、一昨日の木曜日から新曲に挑戦ということになった。

唐の時代の琴家、董庭兰によって作られたと言われているこの曲にも、歴史的な故事がまつわっている。(以下先生からの受け売りとウェブ情報)それは、漢末期(後漢~三国時代)の才女、蔡琰(文姬:蔡の娘)が、北方の異民族の捕虜となり、12年を過ごし、かの地の地方豪族(?)の妻として二人の子供をもうけたあと、父親と親しかった曹操の助力により帰国するが、子供たちとは離別を余儀なくされた、という話。

文姬は博学多才で、音楽もよくし、父が古琴を弾いている時、突然切れた弦がどの弦であるかを言い当てたという有名な逸話がある。当ウェブ管理人も、こちらの逸話は知っていたが、胡人に連れ去られたことや、曹操に助けられたことなどは知らなかった。興味深い。

で、古琴曲に話を戻すと、蔡文姬が去ったあと、胡人たちは彼女を忍び、胡笳(笛の一種)を奏でた。その話をもとに作られたのがこの曲、と、だいたいそのような話らしい。(もっと調べてみて、追加・訂正があったら追記します。)

先ほども言ったように、教則本で12頁もあるから、暗譜はほぼ不可能……。YouTubeにあがっている動画でも、全曲弾いているものはない。上の動画も、全曲ではない。それでも10分以上……。いつ曲の最後まで練習できるのかわからないけれど、とりあえず、「新曲練習始めました!」というご報告まで。

 

 

2月の折り紙ミニチュアルーム

おっ! 今気が付いたけれど、今日の日付は2020/02/02、そしてこのブログを書き始めた時間は奇しくも午後02:02(頃)だった(今が02:04だから)! すごい「二並び」。別にどうっていうことはないのだけれど……。こういうのも一種のシンクロニシティ(共時性)なのかなと、オカルト雑誌『ムー』の昔からのファンである当ウェブログ管理人は思うのです。

それはともかく、今日は2週間ぶりの新動画アップのお知らせ。あっと言う間に1月が過ぎて、あわてて昨夜「編集」しました。

編集と言っても、今回は二分足らずの動画だし、字幕を入れるくらいのことしかしていないのだけれど、それでも結構時間がかかった。前回の一月の「お正月編」動画があまり観てもらえていないので、モチベーションがすごく低くて、おまけにずっと頭痛が続いていてかなり体調が悪いから、「よっこいしょ!」と自分に掛け声をかけてアップした。乗りかかった舟だ!

「見どころ」はコタツと仏壇と神棚。仏壇の中のお釈迦様の像はすごく苦労して作った割には目立たない……。でもこれは気持ちの問題だから。仏壇に仏様が入っていなかったらおかしいものね!

 

中国語検定2級対策本 アスク出版

シンガポールの紀伊國屋書店で手に入る参考書は限られている。中検の2級対策本はこの三冊しかなかった。写真の右の二冊はリスニングと筆記テストの二冊組の問題集だから、実質は二種類。これで勉強するしかない。

今日は1月29日。今年初の中検は3月22日だから、もう残り2か月を切っている。2017年の11月に3級に受かったあと、先生から「一年後には2級ね!」と言われた。ところが3級と2級のあいだにはレベルに大きな差があって、過去問をやってみるとまったく歯が立たない……そうこうしているうちに、2年が過ぎ、3年目に入ったが、あまり進歩がない。

つまり、今でも過去問とか模擬試験をやると、合格ラインの70点に届いたり届かなかったり……つまり、頭に定着した学習内容が偏っていて、知っていることが出れば70点、あてがはずれれば60点……みたいな感じなのだ。でも、今回、中検が「第100回」だという情報を得て、「これはご祝儀問題が出るのでは!?」と、ものすごく自分勝手な想像をして、とりあえずは受けてみようかなぁと思い始めた。

それにそもそも、経年劣化が激しい「脳」力がそろそろ限界で、本気で挑戦できるのはこれが最後かなあとも思う。ちょうど学校が引っ越しすると言うし、いろいろな意味で「区切り」としてやってみて、受からなければそれはそれでよし。ともかくはこの3冊の参考書を頼りにあと2か月、ちょっと勉強してみるかな!?

YouTubeの視聴総数7000回突破

去年(2019年)12月23日にYouTubeの視聴総数が3000回を超えて大喜びした。それから一か月、今日なんと7000回を超えた!

最近は折り紙動画ばかりだが、ほかにも、手近なもので楽しめることを見つけて、紹介できたらいいなと思っている。

観てくださった方々、本当にありがとうございました。「小さな幸せ」を見つけるお手伝いが少しでもできたらうれしいです。

チャンネル登録をしてくださった方々、本当にありがとうございました。一か月前から8人増えて、現在25名。みなさんの後押しが大きな励みになっています!

当ウェブ管理人による動画をまだご覧になったことのない方は、「小さな幸せチャンネル」で検索していただくと観られます。ぜひご覧ください。折り紙、ミニチュアファン必見!?

 

『美しいポリー』講談社(1957年)

なつかしい! 引越しを何度も繰り返している半世紀以上ものあいだ、ずっと持ち続けている本。たぶん子供の頃、一番繰り返し読んだ本ではないかと思う。

実は先日、映画『The Little Women』を観た。かの米国の女流作家、オルコットの名作をもとに最近リメイクされた映画。日本では秀逸な邦訳タイトル『若草物語』でおなじみのお話だ。それで、「おお、なつかしいオルコット!」と思って、同じオルコット作のこの本を本棚から引っ張り出した。こちらの原作は”Old Fashioned Girl” (古風な娘)。(『若草物語』は手元になかった……。)

田舎から出てきたとても素朴で純粋な女の子が、いろいろな困難と出会いながらも都会でいきいきと生きていく物語。部屋の中を模様替えをするシーンが大好きで、何度も読んだ。こういう嗜好はいまも変わっていない。

本棚にはほかにも、少女時代からの愛読書で、すっかり日焼け(?)した本が何冊か残っている。どれも大事に、何度も読んだ本だ。だから、これから少しずつブログに残せたらなあ、と今思いついた。

同じシリーズの『小公女』についてのブログはこちら

 

nano折り鶴

これは少し前に作った「nano折り鶴」。使ったのは15cmx15cmの普通の折り紙の256分の1の大きさの紙。つまり、四等分を四回繰り返した極小サイズ(約9㎜角)の折り紙。

本の編集でお世話になっている方に、この折り鶴の写真を送ったら、「もしかして、お米にお経書いたりします?」と返事が来た。それを読んで爆笑! というのは、図星だったから。書いてはいませんが、書くことを考えました……。でも、やはり視力が無理。今年は白内障の手術は避けられないだろうと思う今日この頃、折り紙も半分手探りでやっているような感じ。手探りで探す「小さな幸せ」。

引っ越し後の折り紙ミニチュアハウス

4日前、引っ越し後の折り紙ミニチュアハウスの紹介動画をアップロードした。その後数日、片頭痛(?)がひどくて、コンピュータ画面を見るのがつらかった。それに古琴のレッスンを新・旧先生から、二回受けたので、その練習でくたびれ果てた。これ、本末転倒になっていないか?

何はともあれ、「引っ越し後の折り紙ミニチュアハウス」の動画、新年のご挨拶を兼ねていますので、ぜひご覧ください。

朝の小さな奇跡

本棚の上に作った小さな「神棚」。神社でもらったお札(ふだ)を並べて、お塩やお米、そしてお水を供えているだけだけれど、朝のある時間、ほんとうに短い時間、居間のコーヒーテーブルに朝日が反射して、ちょうど神棚のあたりを照らす。これまでも光には気が付いていたけれど、季節のせいか、見上げる時間のせいか、いつも少し外れていた。それが数日前、ふと見たらちょうど神棚の上部を照らしていた。少し筋が入っているのは、カーテン越しの光だから。手を合わせて祝詞(のりと)を唱える。決して信心深いわけではない。困った時の神頼み。いつだって困っているんだ。

念願の竹葉亭ランチ

念願の竹葉亭ランチ、とくとご覧あれ。本当は三品目のあとにカブと鴨肉の炊き合わせがあって、とてもおいしかったのだけれど、カメラが写真モードではなくビデオモードになっていたので、撮影に失敗。それから最後のデザートも写真を撮る前に食べてしまったので写真ナシ……。

前菜のお正月料理(数の子、なます、黒豆)はこの季節にはとてもうれしい。ウニは、これでもかぁつ!というくらい湯葉の上に乗っていて、大満足。鰆(さわら)の炙り刺身ははじめて食べたけれどおいしかった。いちばんおいしかったのは銀カレイ(だったと思う……)の焼き物! 脂がのった魚は文句なしにおいしい。ここで白いご飯がほしくなったけれど、注文するのはぐっとがまん。てんぷらは素材が全部日本的なものでほっとした。紫芋と呼ぶのか、紫のさつまいもが美味。写真に撮りそこなった鴨は、ちょっと衣がついていて(たぶん)、これもご飯がほしくなる味だったけれど、がまんがまん。

最後がお目当てのウナギ! でも、すでにおなかは満タンで、十分に味わえない。ウナギさんには悪いことをした。それに、当地で一般的な、蒲焼のたれの味が濃くて、くずれるようにホロホロの食感のウナギに慣らされてしまっているせいか、薄味で身のしまったウナギは蒲焼を食べている感じがしなかった。ちょっと「川の味」がしたのは気のせいか、冷凍ウナギを食べすぎて、本来のウナギの味を忘れてしまったのか? すみませんCPさん、「シンガポールぼけ」した舌には本来のおいしさが今一つわかりませんでした。でも、シェフ(日本料理の場合の呼び名は??度忘れ!)とカウンター越しにおしゃべりをしながら、シンガポールの次女とのランチは至福のひと時でした。ありがとうございました!

もちろん主任シェフは日本人。ちなみに8品のランチコースは約100ドル。お正月だから! ということで娘にごちそうになりました。ありがとう!

それからCPさん、「本当のワサビ」にこだわってごめんなさい。たぶん、今はもう目隠しされて食べたらわからないと思うのですが、なんとなく、本物のワサビがいいお店からも消えてしまってさびしいな、と思う今日この頃なのです。

(続報)上記ウナギ関連コメントについて:CPさんすみませんでした! Kちゃん情報で、やはり私の味覚が少しおかしかったようであることがわかりました。本当のウナギは身が結構薄い(それでも厚いのは超高級)そうなのです。それに、やたら蒲焼のたれの味は普通つけないと。私は本当に、本物のウナギの味も、そしてたぶん新鮮なワサビの味も忘れてしまったようです。次回一時帰国の際には、予算をすべて食べ歩きにあてよう!と決意しました。