ラズベリーパイという名のコンピュータ

ラズベリーパイ公式サイトでまず実物の写真を!

知る人ぞ知る「コンピュータ」らしいが、最近Kちゃんがはまっている小型コンピュータが何だかすごい。ラズベリーパイというかわいい名前のこのコンピュータ、何がすごいって、ミニチュア好きの管理人にとってはたまらない手の平サイズ!

今どきのラップトップは小型だから、中身はこれと同サイズとかもっと小さいのだろうけれど(文系管理人にはその辺はよくわからない)、基盤むき出しで、ここが何、このソケット(?)が何につながる(「何」部分が何かは名前を聞いてもよくわからないのだが)……といった具合に、コンピュータの「中身が全部見える!」。だから、子供たちのコンピュータ学習用にもよく使われているらしい。

「小学生にわかるなら、70のおばあさんにもわかるはず……」と、いつもの短絡思考で、ウェブ上でいろいろ読んでみたが、結果、小学生と70のおばあさんは脳内コンピュータのバージョン、処理速度がまったく異なることを再認識させられただけに終わった。

でも、でもぉ~これかわいくないですか? Kちゃんがラズベリーパイでちゃちゃちゃっと作ったミニコンピュータ。


何がかわいいって、このディスプレイ、たったの7インチ! キーボードも手のひらサイズ! これでコンピュータの機能満載! ま、iPhone のほうが全然ちいさいじゃん、と言われればそれまでなのだけれど。

……なんでこんなに興奮するのかよくわからないけれど、たぶんミニチュア好きと、「ブラックボックスの正体が知りたい」欲がすごく刺激されるのだろうと思う。惜しむらくは、老眼で白内障、飛蚊症ブンブンの眼ではかなりきびしいフォントサイズであること……嗚呼!

クイーンとエルトン・ジョンのマネジャー

エルトン・ジョンの半生記を描いた映画『ロケットマン』を観た。彼の歌を織り込んだミュージカル風の映画だったので、個人的にはちょっと苦手だった。でも、映画の中に出てきた悪徳マネジャーが、なんだかクイーンのフレディ・マーキュリーを堕落させた(ように『ボヘミアン・ラプソディ―』に描かれていた)マネジャーと同じ印象だったので、インターネットでちょっと調べてみた。

そうしたら、そのマネジャー(ポール・プレンター)とは違ったのだけれど、別の時期のマネジャーで、フレディにソロ活動を勧めて断られ、けんか別れをした(と映画では描かれていたが実はそういう事実はなく、友好的な別れ方をした)マネジャーと、エルトン・ジョンの悪徳マネジャーとが同一人物だったことがわかった!

ジョン・リードという名前のその人は1970年からエルトン・ジョンの恋人で、1973年から1998年までマネジャーをしていたが、同じ時期、1975年から1978年まではクイーンのマネジャーもしていた。その間にクイーンは大きな成功を納め、エルトン・ジョンはそれが気に入らなくて、クイーンがマネジャーを変えた一因はそのあたりにもあったと書いてある記事もあった。

いずれにせよ、世界の音楽界を揺るがせていたアーチストたちのマネジメントを同時にやるなどという人間は「凄腕」には違いない。でも、多くのインターネット情報で知らされているように、エルトン・ジョンにとっては本当に悪徳マネジャーで、結局は彼のお金を使いまくっていたことがバレて裁判沙汰となり、高額の賠償金を払っている。つまり、実際には、『ロケットマン』にあった捨て台詞のように「おまえが何と言おうと、おれはおまえの儲けから永遠に20%もらい続けるんだからな」とはならなかったということらしい。

ジョン・リードは現在はオーストラリアあるいはイギリスに住んでいると言われているが(行方不明という記事もあり)、どちらの映画に関しても何のクレームもコメントもなかったらしい。

以上、Rocketman:Why Elton John’s Manager Was So Different In Bohemian Rhapsodyという英文記事を主に参考にして書かせてもらった。

 

『生き方』サンマーク出版

日本を代表する大企業、京セラ、KDDIの創業者にして、日本航空の会長も務めた企業人、稲盛和夫さんが書いた「生き方」。「ビジネスマン」嫌いの管理人がなぜこんな本を買ったかというと、本屋さんでパラパラとめくった時、最初に目に入ったのが次の一節だったから。「嘘をついてはいけない、人に迷惑をかけてはいけない、正直であれ、欲張ってはならない、自分のことばかりを考えてはならないなど、だれもが子どものころ、親や先生から教わったーーそして大人になるにつれて忘れてしまうーー単純な規範……」この一節を読んで、「まったく同感!」と思うと同時に、こんなことを堂々と本に書ける人ってどんな人だろうと興味がわいた。

出家をしているという稲盛さんの言葉。「ん?」と思った箇所もなかったわけではないけれど、あちこちに珠玉の言葉がちりばめられていて、本は付箋だらけになった。凡人にはとても届かない高みにいる人なのかもしれないけれど、それでも、生まれた時より少しでも「まし」な人間で死ぬことが人間に与えられた役目である、という彼の考えに従えば、まだ自分にも希望があるのかもしれないと思う。

『星の王子さま』岩波書店

50年以上前に姉から贈られた本。とても好きな本の一冊。これまで何度も読み返した。いろいろな国の言葉のものがほしいなと思って、チャンスがあるたびに手に入れたので今は日本語以外に六冊。左上から時計回りに、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、韓国語。そのうち、原作のフランス語と中国語のものは読んだ。

そして、今日、棚から見つけたのがレコード。昨日の友達からのメールに、「ジェラール・フィリップの『星の王子さま』の朗読をYouTubeからダウンロードして、フランス語を復習しようと思う」と書いてあったのを読んで、待てよ? 私はたしかレコードを持っていたぞ! と思って探したら見つかった。

そして、去年手に入れたレコード・プレーヤーで聴いてみた。すごくいい。お話の筋はほぼ頭に入っているし、おそらく当時、何度も聞き返したからだろう、フランス語がかなり聞き取れて、びっくりした。もう何十年も使っていない言葉なのに。バラやキツネとの王子さまの会話に胸が震え、最後、王子さまが「星に戻っていく」シーンでは涙が出た。

また書籍に話を戻すと、版権が切れた数年前から、何人もの訳者がこの本を訳している。今ちょっと音読してみたら、オリジナルの訳本は、ちょっと言い回しがむずかしいところがある。新しい訳も読んでみたい。

今気が付いた。今日は7月14日。フランスの革命記念日。フランスにとって大切な記念日に、フランス文学の名作を紹介することになったのは奇遇(?)。

 

 

古琴演奏台を組み立てる

東京滞在中に、古琴を練習するための机と椅子を購入した。自分で組み立てられるかすごく不安だったけれど、幸いパーツの数も少なくて、どれもあまり重くなかったし、工具も不要で、すべて手で組み立てられたので、30分以内で完成! ちなみに買ったのは『春風秋月』という古琴のグループがやっているお店。ウェブで見つけて電話をしたら、とても親切な先生が対応してくださった。これで、ご飯を食べるときに毎回古琴を食卓から片付けなくてすむ!

折り紙で鶴を折る

一か月ぶりの「小さな幸せチャンネル」の動画投稿。その間に帰京があったり、体調を崩したり、仕事が入ったり……といろいろ言い訳はあるのだけれど、最大の問題は一つの動画を作るのに、とても長い時間がかかること。そして「完璧」を目指していると永遠に公開できないこと……というわけで、今回も見切り発車を決めました。発展途上のYouTuber(?)です。温かい目で見ていただけたらうれしいです。

当ウェブサイトの管理人はミニチュア好きなので、折り紙で小さいものを折るのが大好きです。だから今回も普通の大きさの折り紙から始めて、それを四分の一にする……というのを三回繰り返して、最後は親指の爪の大きさの紙で鶴を折っています。老眼にはかなり厳しい作業でしたが、どうかご覧になってください!

折り紙寿司一人前

(続報)このミニチュア折り紙寿司一人前、作り方は別のブログから動画をご覧ください。(20190827)

今日は一日体調を崩してベッドから出られなかった。だから、折り紙でお寿司を作ってみた。実は先日、お寿司を作る折り紙キット(折り紙にすしネタが印刷してあるもの)をもらって、ほぼ原寸大のそのリアルな出来上がりに感激した。(トーヨーの『くるくる回転寿司』)

で、普通の折り紙でも作れないかな、と思って今日やってみたのが最初の写真。握り寿司は、米部分に紙の裏がくるようにした以外は、ほとんど「キット」と同じ作り方(さらに簡単にした)。

海苔巻きは「キット」のやり方は、紙に図案が印刷されていないとうまくいかないので、ウェブで探したが、どの作り方もむずかしくて、結局自分で簡単な方法を考えた(四角くなってしまったけれど、ご勘弁)。

軍艦巻きはウェブにも折り紙一枚で作る作り方がなくて、当ウェブサイト管理人が頭をしぼったオリジナル。お米の部分と周りのノリの部分、両方を一枚の折り紙で作るという、「キット」を越えた作り方を開発(?)。ただし、イクラやキュウリ、ウニ部分は別紙です。

「キット」と同じように寿司桶を作って並べたら手の平に乗るかなりのミニチュアサイズ! 全部作るのに結構時間がかかったけれど、その間はつらいことを忘れられた! 折り紙っていいな。

 

 

折り紙ミニチュア図書館からのぼやき

ブログを続けるってつくづく大変だなあと思う。基本的に書きたい時に書けばいいわけれだけれど、老化防止が第一の目的の場合、ちょっとくらいは無理して書いたほうがいい。元気だと自分に言い聞かせて書いたほうがいい……そんな気がする。


でも、本音を言うと、疲れ切っている今は、本に囲まれてソファでゴロゴロしていたい。一日中、ゴロゴロしていたい……前に作った「折り紙図書館」の写真を眺めていたら、写真の中に入ってしまいたくなった。現実逃避のヤバい症状。ちなみに、ここに並んでいる本とクッションのサイズ、眼鏡と比べるとこんな具合。

かなり小さい。ミニチュアと本好きの管理人は手製ミニチュア図書館の司書になったら夢がかなうのかなぁ……。

折り紙関係のブログ増えました。ぜひサイト内検索で「折り紙」を検索してみてください。(20190912)

折り紙関係のブログ、さらに増えました。そこで、新しく「折り紙」のカテゴリーを作ることにしました。このブログも「その他」のカテゴリーから「折り紙」に引っ越しします!(一つのブログに関連づけるのは一つのカテゴリーにすることを原則としているので)(20191031)

図書館の蔵書を増やしました。でも、上の写真を撮った時に全体を写していなかったので、努力の結果がわからない……。新しい写真はここから。(20191114)

全日空機内安全ビデオ~歌舞伎風~

フレディ・マーキュリーの日清カップヌードルのCMの時もそうだったが、当ウェブサイトの管理人は情報時差が激しい。でも、今回は半年余りの時差だからまだましか? それに、ずっと飛行機に乗っていなかったのだからしかたない。

全日空の機内安全ビデオが、国内線では2018年12月から、国際線では2019年1月から「歌舞伎風」になっていた!

https://youtu.be/T0Zkey8LMHU

こういった取り組みはほかにも例があるようだし、賛否両論もあるようだが、管理人は単純に「おもしろい」と思った。機内の周りの人は旅慣れているのだろう、とくにこうなったからといって、真剣に見ている様子はあまりなかったが、管理人はじっくり見た。着陸直後にこのビデオの「メイキング」ビデオが流されたが、それもじっくり見た。歌舞伎シリーズで新しいバージョンが作られるのかどうかわからないけれど、同じビデオでもきちんと見るよ!

そこで思い出した機上でのエピソード一つ。

ずっと前、ときどき飛行機に乗っていた頃、いつも周りの人が客席乗務員の安全デモンストレーションに注意を払わないのが気になった。安全にかかわることなのだから、何度見たっていいじゃない、安全は「習慣」(管理人の持論)なのだから……と多少不満だったし、乗務員たちの努力がバカにされているようでいやだった(確かに、中にはまったくおざなりな態度でやっている人もいたけれど)。

で、いつものように一人だけ真剣に見ていたら、その直後、少し年配の客席乗務員が座席に近づいてきて「きちんと見てくれてありがとう」と言った。「いや、これは大事なことだから……」と答えるのが精いっぱい(英語だったから)だったけれど、「ね、みんなきちんと見ようよ」と心から思った。

あの航空会社は、客室乗務員が横柄なことで悪名高い(?)某国の会社だったけれど、中にはサービス業に携わる人間としての職業意識を持ち、搭乗客にきちんと注意を払う人もいるのだ!

旅行疲れ

ただいま……昨日の未明に帰星。時差もない、飛行機で六時間半の旅だったけれど猛烈に疲れて、昨日はざっと荷物をといただけで、あとはほとんど一日中寝転んでテレビを観ていた。それでひたすら食べ続けたものだから、2週間余の東京滞在を体重増加なしに過ごすという「快挙」を成し遂げて帰ってきたのが水の泡。一日で500グラム体重増という「愚挙」をやってのけてしまった。これはいかん。今日は荷物の整理を何とか終わらせて、洗濯をして、掃除をして、仕事をして、アップルウォッチのアクティビティの目標をクリアして……シンガポールでの日常を取り戻さなくては!

やはり旅行中は時間と心に余裕がなくて、ブログも新しい動画もまったくあげられなかった。それに、あと二週間は、たまった仕事を片付けるのが最優先事項なので、ブログ更新は後回しになりそう……シンガポールで新しい読者ができたっぽいのに……申し訳ない! よかったら、ハートマークを押して「ここで挫折せずに続けろよ!」と激励してくださ~い!