【動画付き】折り紙で羽子板

久しぶりの新作折り紙動画。

12月の折り紙ミニチュアルームのための小物作りを始めた。12月に浅草で開かれる羽子板市。作ってみて、年の瀬が迫っていることをひしと感じた。

折り紙の羽子板の作り方はYouTubeにいくつもあったけれど、ちょっと工夫して、折り紙を半分に切った長方形の紙、一枚で、ハサミ・ノリなしで、本体と色違いの「柄」を作れる方法を考えた。千代紙など厚めの紙で作った場合は、裏で何か所かノリで止めたほうがいいけれど、そうでなければ本当に簡単に折れる。

11月の酉の市の熊手で作った縁起物アイテムを飾ってみたら、お正月用の飾りができた!

『广陵散』最終段見切り発車

とうとう「見切り発車」してしまった。おとといから、いったい何時間楽譜とにらめっこしていただろう? 古琴の弦をはじいていただろう?(かなりの長時間!)「減字譜」の一文字が解明するたびに喜びは味わっていたけれど、だんだんちょっと「しんどく」なってきたのも事実。楽しくなくなってきたら、弾く意味がない。

そこで見切り発車。

最終段の「旋律」はまだ聞こえてこない。25、26段もそうなのだが、ある程度の速さで弾かないと旋律にならない、ということに違いない(たぶん)。そりゃそうだ!

先生から「あなたには無理」(正確には、「この曲はあなたには合わない」)と言われた意味がわかった気がする。先生は技術的な意味でおっしゃったのかもしれないが、精神的にも無理。ただただ圧倒される。

なんだか、この期におよんで、大変な相手に片思いしてしまった……、

これまで実らなかったいくつもの片思いと同様、これも実らぬ恋に終わるのか?

今日は『渔樵问答』を数週間ぶりに弾く。

『广陵散』だめかもしれん

『广陵散』を独習するという無謀な挑戦を始めてから今日で36日目。一週間に一度くらいのペースで区切りのいいところまでを弾いて動画に撮る、というのを目標に、楽譜の解明を続けてきた。

でも、ここに至って、もうだめかもしれん

「楽譜の解明」というのは「弾ける」というのとは違う。要するに、「どの指を使って、どう弾けばよいか」ということに関して「一応の目安が立つ」ということだ。幸い、「お手本動画」が手持ちの楽譜の一つに非常に近い弾き方をしているので、それをもとに、別の二つの楽譜も参考にして、「一番よさそうな弾き方」を選んでここまで解明を続けてきた。

もちろん「解明」できない箇所もたくさんある。そういうところは「暫定的解明」を許して、先に進んできた。

だが、現在ぶつかっている問題は、また別の問題。旋律がまったくわからない

その問題にぶちあったのは最後の27段。その前の25、26段もものすごい「難所」で、結局お手本の「二倍の遅さ」で弾いて、さっき録音したところ。27段は昨日からがんばっているけれど、まったく歯が立たない。

お手本を何度聴いても旋律がわからない。「なんでこうなるかなぁ~」と思うような音の連続。意外性ありすぎ。それに、どこが切れ目なのかもわからない。混沌。不安がかき立てられる。

人の行きつく先はこんな世界なのだろうか?

でも、ここまできて投げ出すわけにはいかない(かな?) これからまた最初に戻って、「弾く」練習をするわけだから。弾き始める前に挫折するのか?

ほかの曲、全然練習していないから、どんどん忘れている。それも怖い。

でも、いま『广陵散』をあきらめたら、もうこの曲は永遠に弾けない。あと10年弾き続けるのはきびしいだろうから。

まさしく、独坐弹琴の毎日。ひとりぽっちで弾き続けるんだ。

 

折り紙と一緒に古琴を紹介してみた

古琴の練習ばかりしていて、折り紙活動休止中? それ以外にも、ちょっと精神不安定に陥っている、という理由もある。古琴を弾いていると、何もかも忘れるから、ついそっちに行ってしまう。完全な創作活動である折り紙は、今の私には荷が重すぎる……。でも、ちょっとさびしいから、これまでの折り紙動画の中から古琴が登場するものを選んで、それをバックに大好きな古琴を簡単に紹介する動画を作ってみた。

大好きな古琴と折り紙の組み合わせ。私にとっては最高のコンビなのだけれど、折り紙動画を期待して観てくださる方はがっかりかな? チャンネル登録、取り消さないでくだ~い! 次回はちゃんとした折り紙動画作りま~す!

『广陵散』独習動画(4)

当ウェブサイト管理人は完全にシングルタスク。一度に一つのことしかできない。だからこの一か月はほぼ「古琴独習プロジェクト」にかかりっきり。折り紙動画はお休み……。

そして、新プロジェクトは曲の後半に突入し、難易度は増すばかり。

ともかくも、最後まで楽譜に目を通すだけは通そうと、次回は第25段から始める(お手本動画が20段から24段までは省略している)予定。でも、すごくむずかしそう。加油!

 

『广陵散』独習動画(3)

少しずつ、少しずつ……。ていねいに、ていねいに……。今はまだ「解明」するのが精いっぱいだけれど、いつかきっと弾けるように。

古琴曲『湘江怨』カラオケ風動画

動画を作るのはいつも大変。「古琴チャンネル」を作ったから、何かアップロードしたいと思っているけれど、その膨大な作業(私にとっては)に腰が引ける。自分のための「日記のような動画」だから、編集などしなくていいのに、つい何時間もかけてしまう。

でも、試しに、思い切ってひとつ作ってみた。やはりかなり時間はかかってけれど、字幕としてつけた歌詞を観ながら自分でカラオケ風に歌ってみたら歌えたので、練習用にアップロードしておくことにした。

『广陵散』挑戦動画(2)

今回挑戦したのは第7段と第8段。実は、第8段はまだ弾けないのだけれど、別のブログで書いたように、指が痛くて練習できなくなったので、とりあえず動画を記録として残し、先に進むことにした。

次の第9段のはじめのほうはあまり親指を使わないみたいだから、しばらくそっちを練習したら、親指が回復するかもしれない……。そうしたら、第8段を改めて練習する。

なんだか、大変なことに挑戦を始めてしまったみたい。

それに、自己流で弾いていいの?という大きな疑問が、頭の上にぽっかりいつも浮かんでいる! いいわけないだろ!

古琴練習し過ぎ

左手親指で二本の弦を押さえて、そのまま滑らせて弾く箇所がうまく弾けなくて、何度も練習していたら、「マメ」ができて、痛くて弾けなくなった。それに、いつものように、右手の人差し指の爪がすっかりすり減ってしまった。

爪のほうは何とかなる。きっちり切って、また付け爪で数週間を過ごせば戻ってくる。でも親指の側面は、あの曲のあの個所を練習するたびにこういうことになる。そして、あの個所はかなり練習しないとだめだろう……。

マメが厚くなれば、痛くなくなるのか? でもすでにかなり厚い……これ以上厚くなると「見栄え」はよくない。それでなくても年を取った手は見栄えがよいとは言えないのに!

やはり『广陵散』への挑戦は無謀だったのだろうか? うん、その通り。でも、新しい音が数音でも弾けるようになると、うれしくてたまらない!

『洞庭秋思』動画再アップロード

一年以上前、限定公開でアップロードした古琴曲を再アップロードした。理由は「学習記録」を残すために新たに古琴チャンネルを開設から。コンテンツが必要だった。そもそもこの動画(といっても画像は静止画のみ)は、当ウェブ管理人が初めて作ってアップロードした動画だった。だから、個人的には「記念すべき動画」。チャンネル増設の記念に最適のような気がした。

演奏技術のレベルの低さは無視するしかないが、一生懸命弾いている自分が思い出されてちょっと感動する。短いけれど、よく一曲弾いたなあ、と感心もする。

深まりつつ秋を思い、心は湖のほとりに立つ岳陽楼の楼閣の上にたたずむ。